飲食店の水道代の平均相場はいくら?コスト削減のポイントもご紹介!

「水道代を確認したら、思ったより高かった」といった経験はありませんか?飲食店では、水を使う機会が多いため、水道代が高額になりがちです。

しかし、水道代の相場を把握していないと、自分の金額が正常な範囲なのか判断できないでしょう。また、どのくらい節約すべきなのかを考えるのも難しいかと思います。

本記事では水道代の相場や、売上に対して適切な割合を解説します。コスト削減のポイントもまとめているので、水道代を削減して更なる利益率アップに繋げましょう。


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  • 「電気代が毎月高すぎる…」
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飲食店の水道光熱費は、売り上げの3%~7%程度

業態や規模によって若干の変動がありますが、飲食店の水道光熱費は売上に対して3〜7%程度を目指すとよいと言わてれいます。実際の店舗規模によっての光熱費の相場や、売上に対しての割合を以下にまとめました。

飲食店の光熱費の相場は?

企業規模別に光熱費額をまとめました。以下は、宿泊業や飲食サービス業における、企業規模ごとの水道光熱費の年額です。

人数5人以下 6〜20人21〜50人51人以上
調査企業数44,316社30,495社7987社4882社
年額73,700102,77181,457210,345
1社平均額1.6633.37010.19843.085
宿泊業,飲食サービス業 水道光熱費(企業規模別の水道光熱費の年額) (金額単位:百万円)

出典:中小企業実態基本調査 売上高及び営業費用 2018年(1)産業別・従業者規模別表

規模が大きくなるほど使用する水道、電気、ガス量が増えるので光熱費額も上がっています。例えば5人以下の店舗であれば、1年あたり166万円の光熱費がかかっているということが分かりました。

5人以下の規模の店舗であれば年間100万円程は光熱費として経費がかかるということが分かります。

ただし、この調査では宿泊業も含まれている為、飲食店のみで考えた場合はもう少し額は減ることが予想されます。宿泊業の場合、各顧客がトイレやお風呂で水道を使用するため、水道代がより高額になるためです。

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売上に対する割合

店舗規模での光熱費は売上に対しての割合までは分かりません。そこで、実際の売上に対してどの程度光熱費がかかっているのかの調査結果も知っておきましょう。

売上に対する水道光熱費の割合全体の飲食店の割合
3%以下26.2%
4%16.4%
5%21.1%
6%8%
7%6.5%
8%7.6%
9%2.9%
10%以上5.1%
把握していない6.2%
店舗の売上に占める水道光熱費の割合
出典:株式会社シンクロ・フード「飲食店に対し、水道光熱費の削減に関する調査を実施。86.2%の飲食店が電気代の削減に「興味あり」と回答」

理想とする売上に対しての光熱費割合である3〜7%の中に収まっている店舗は、全体の78.2%でした。そのうえ、売上に対して光熱費割合が5%までの店舗は63.7%にものぼります。つまり、適正内で納めている店舗が多いのです。

その反面、売上に対して10%以上の光熱費がかかっている店舗は全体の5.1%もあります。把握していない店舗も6.2%もあるため、経費として意識していないと、売上に対しての割合が大きくなってしまう可能性も十分にあります。

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飲食店にかかる経費の内訳一覧

光熱費を含め、飲食店を運営するにあたってさまざまな経費がかかります。経費の種類を知り、売り上げに対して適切な割合に収めるようにしましょう。

飲食店の平均的な経費内訳以下の通りです。

経費平均相場
家賃売上の約10%
人件費売上の約25~30%
食材費売上の約30%
消耗品費、雑費等売上の約5%
水道光熱費売上の約 3〜7%
通信費売上の約5%
広告費売上の約3%

飲食店の平均的な経費内訳は、売上に対して以下の数値が適当だと言われています。

店舗を運営するにあたり、売り上げを伸ばすことはもちろん大切ですが、経費の削減を行うことで利益率を上げることができます。売り上げを伸ばすことと同じくらい経費削減に取り組むことは重要です。

それぞれの経費について順番に見ていきましょう。

家賃

物件にかかる家賃は必ず発生する固定費です。一度店舗を構えると移転することも難しく、家賃を削減したいと思ってもすぐに実行することは難しいでしょう。

家賃は変更できないからこそ、最初の物件選びがとても大切です。売上予想は少なめに見積もって支払い可能な家賃の物件を探しましょう。

人件費

店舗運営に欠かせないスタッフの人件費は、経費の中でも大きな割合を占めます。人が多すぎる・少なすぎるといった状況がある場合、出勤シフトの見直しやアルバイト採用で人件費の調整をしましょう。

しかし、人件費を削減しすぎると円滑な店舗運営ができなくなる可能性もあります。単に人員削減するのではなく、無駄な部分を見直したり、人件費率が高い業務を機械等の導入したりして経費削減を目指しましょう。

食材費

仕入れ費用は売上額によって変動しやすい経費です。多く売れればそれだけ食材費も多くかかります。売り上げ予想を誤り、多く仕入れた食材を無駄にしないよう注意しましょう。

逆に、仕入れ量が少なくしすぎて、販売機会を逃してしまうケースもあります。過去のデータを参考にしながら、仕入れ量は慎重に考えるようにしましょう。

消耗品費、雑費等

飲食店では、ナプキン・ストロー・ラップといった消耗品費や雑費もかかります。消耗品は、使用する頻度や消耗頻度(期間)が決まっていれば、具体的な数値を算出できるので、適切な範囲で使用できているか確認しましょう。

ただし、消耗品を節約しようとすると、顧客満足度を低下させるリスクがあります。顧客が快適に過ごせる環境は保ちつつ、節約できる部分がないかを探してみましょう。

水道光熱費

水道、電気、ガス代は飲食店で必ずかかる経費です。店舗の規模によって費用は変わります。毎月いくらくらいかかっているのかを確認しなければ、使いすぎてしまう可能性もあるので注意しましょう。

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通信費

電話やインターネット使用時にかかる通信費は固定費として毎月かかります。契約プランによって価格も変わるので、セット割りを活用する等して安く済ますことができるようにしましょう。

具体的には、店舗携帯と固定電話、そして店の光回線やWi-Fiなどを同じ事業者でまとめるのがおすすめです。携帯と固定電話、ネット回線とWi-Fiなどは、セットで安くなるケースが多いため、良いプランがないか探してみてください。

広告費

集客に欠かせないのが宣伝、広告費用です。DMやチラシ、Web広告などの宣伝を行えば集客に繋がります。しかし、宣伝費に費用を注ぎ込みすぎると、経営の圧迫につながる可能性もあります。

最近ではSNSを日々活用して宣伝することで、見込み客に宣伝しつつ費用を抑えている店舗も多くあります。SNS集客は、利用に関するコストが非常に低いのが魅力です。予算が少ない場合は、積極的にSNSを活用しましょう。

飲食店の水道代が高額になってしまうのはなぜ?

削減しやすい経費の1つが水道代です。水道代を削減する場合は、最初に「現在どの程度水道費がかかっているか」を確認しましょう。

今の水道代を確認してみると、想像以上に高額で驚くかもしれません。水道代が高額になっている場合、原因は以下のようなことが考えられます。

水を使いすぎている

もっともオーソドックスな原因は、水道の使いすぎです。食器洗浄の際に水を出しっぱなしにしていたり、野菜の下ごしらえをするときに無駄に水を使ったりすると、水道代はどんどん高額になります。

特に、土日祝日で忙しい時間が続くと、節水まで意識が回らず無駄に水を使いがちになるでしょう。客入りが良くなり、忙しくなるほど水道代が高くなってしまうのも、こうした原因が考えられます。

水漏れしている

実際に使用している量よりもはるかに高額であれば、水漏れを疑いましょう。水漏れは、シンク周りだけでなく、壁裏にある水道管から漏れているケースも多くあります。

例えば、1時間で5Lの水が漏れていると、1ヶ月で1,000円もの水道代がかかってしまいます。不自然に水道代が上がっていた場合は、水道工事の業者に見てもらうようにしてください。

水道代の値上げ

プランの変更等で値上げが行われている可能性もあります。電気代やガス代などと同じく、水道代も値上げがあるものです。過去10年間では20㎥あたり170円ほどの値上げ、2021年には首都圏で10〜20%ほどの値上げがされています。

水道代の値上げに気付いたら、プラン変更を検討しましょう。契約を見直すことで、水道料金が安くなる場合もあります。

メーターの故障

まれにメーターが故障していることがあります。なかなか気がつきにくい項目ですが、定期的に確認するようにしましょう。

ただし、メーターが動いているにも関わらず数値がおかしい場合は、漏水の可能性が高いとされています。メーター故障の確認と一緒に、漏水がないかも確認しておくと良いでしょう。

トイレが故障している

漏水やメーター故障がないのに、水道代が高額になっている場合、トイレの故障が考えられます。トイレが流れっぱなしになっていないか、また水が止まるまであまりにも長い時間がかかっていないかを確認しましょう。

通常のトイレは、タンク部分に水が溜まることで、洗浄が終了します。しかし、内部のパイプやパーツが破損していると、水がうまく溜まらず、洗浄が止まらなくなってしまうのです。

もしトイレの水が止まらないようだったら、すぐ修理業者を呼びましょう。特に、タンクレスの場合は自力で修理するのは困難なので、早急に業者を呼んでください。

飲食店で水道代を節約・削減する4つの方法

飲食店で水道代を節約するには、今すぐできる方法がいくつかあります。以下では、設備面での工夫や、日々の業務中にできる工夫などを4つご紹介します。

  • 節水コマの利用
  • 食洗機の導入
  • 食器の洗い方を工夫する
  • 毎月の水道料金を確認する

順番に見ていきましょう。

節水コマの利用

節水コマを取り付けると、蛇口から出る水の量が自然と少なくなります。これまで同じ感覚で節水でき、スタッフに負担をかけなくて済むのが節水コマの魅力です。

忙しいと必要量以上に蛇口をひねってしまいがちで、営業中常にひねる加減を意識するのは難しいです。節水コマを取り付ければ、意識せずとも節水ができるので導入しましょう。

食洗機の導入

洗う食器量が多い飲食店であれば食洗機導入することで水道使用量を減らせます。食洗機は水道代がかかると思われがちですが、手洗いよりも節水効果があるケースが多くあるのです。

その上、人件費削減につながる可能性もあるので、積極的に導入を検討しましょう。

食器の洗い方を工夫する

洗い方を工夫すれば水道使用量を減らせます。つけ置き洗いで汚れを落としやすくしたり、油汚れは一度不要な紙等で拭きとったり、ほかの食器に広がらないようにしたりといった節水対策を行いましょう。

また、最初に麺類のゆで汁を使って流すと、その分の水道量節約につながります。調理で使用したとぎ汁・ゆで汁などもうまく活用して、節水に努めてみましょう。

毎月の水道料金を確認する

節水に取り組み始めたら、効果が表れているか毎月の水道料金を確認する癖をつけましょう。数字を見ると、結果が出ていればモチベーションアップに、出ていなければ改善方法を考える材料になります。

水道料金を確認していないと、どのくらい対策効果があったのか把握できません。また、どのくらいやれば良いか分からず、スタッフが不満に感じる可能性もあります。こまめに効果検証をしながら、対策を進めましょう。

飲食店の水道代に関するよくあるQ&A

飲食店の水道代に関するよくあるQ&A

飲食店の水道代に関しては、節約方法やトラブル対応などについてさまざまな疑問があるでしょう。以下の項目では、飲食店の水道代に関するよくある疑問4つに回答していきます。

  • 無料のお水にかかる水道代を節約できる?
  • 浄水器とウォーターサーバーはどちらが節約になる?
  • 漏水を放置しても大丈夫?
  • 漏水の修理費用は誰が負担する?

順番に見ていきましょう。

無料のお水にかかる水道代を節約できる?

無料のお水を節約する方法としては、まず浄水器やウォーターサーバーなどの契約を見直すのがお勧めです。別業者に変更すれば、コストが削減できる可能性があります。

また、コップを少し小さめにしてみる方法もあります。ただし、あまりに小さなコップだと顧客がストレスを感じてしまうかもしれません。また、コップの入れ替えに伴うコストがかかるので、慎重に判断しましょう。

そして、そもそも無料での提供をやめる選択肢もあります。しかし、客層やお店の雰囲気によっては、あまり受け入れられないでしょう。ほかの商品を値上げするなどして、コストを回収したほうが良い場合も多くあります。

浄水器とウォーターサーバーはどちらが節約になる?

浄水器とウォーターサーバーだと、浄水器のほうが若干コストが低いものの、ほぼ同等の維持費がかかります。浄水器は、水道水だけのコストで利用できると思いがちですが、導入費用や維持費が高額になりやすいためです。

また、浄水器はカートリッジの交換費用が3,000円〜6,000円ほどします。交換頻度は浄水器のタイプによって異なりますが、オールインワンタイプや内蔵タイプであれば3〜6か月程度です。

導入費用に加えて、カートリッジの交換費用が高額になりがちなため、浄水器でもウォーターサーバーと同じくらいの費用負担になるとされています。コスト面よりは、水質や価格に転嫁できるかといった面を重視すると良いでしょう。

漏水を放置しても大丈夫?

「漏水がありそう」と感じたら、すぐに業者へ相談しましょう。漏水放置すればするほど、漏水の被害は拡大してしまいます。無駄な支出を生まないためにも、早期の対策が大切です。

テナントで営業している場合は、ほかの店舗に迷惑をかけてしまうケースもあります。最悪の場合、損害賠償が発生する可能性もあるでしょう。原因がわからなかったとしても、まずは業者へ相談してみるのが大切です。

漏水の修理費用は誰が負担する?

飲食店で漏水が発生した場合、自分で取得した物件であれば、修理費は自己負担となります。テナントの場合は、水漏れが発生した原因によって、修理費用を貸主・入居者(借主)どちらが負担するか異なるでしょう。

例えば、何らかの手違いでスタッフが漏水の原因を作ってしまったら、入居者が修理費用を負担しなくてはなりません。漏水トラブルによる費用負担が心配な場合は、保険に加入するなどしてリスクに備えましょう。

まとめ

水道代は店舗サービスの質を落とすことなく、削減しやすい経費です。運営している飲食店の水道代が相場よりも高額だった、売上に対して占める割合が高かった場合は特に削減に取り組むべきです。

コスト削減ポイントをおさえ、水道代を削減して更なる利益率アップに繋げましょう。

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