【2024年最新】飲食店の売上ランキング10選|人気店の傾向から分かる儲かる業種も解説

「飲食店の売上はどこの会社が1番なの?」

「人気の飲食店を見て儲かる業種は?」

上記のように考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

飲食店の売上が高い会社を参考にすると、自社で抱える店舗の売上改善につながる可能性も少なくないでしょう。

飲食店を1から開業しようとしている場合は、既に売上を挙げている会社の良い点を真似したい場合も少なくありません。

今回は、下記について解説していきます。

  • 飲食店の売上ランキングTOP10
  • 売上ランキングから分かる人気の業種・業態

本記事の内容が、少しでも飲食店経営に興味がある方の参考になりましたら幸いです。


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【2023年最新】飲食店の売上ランキングTOP10

飲食店を経営していく経営者として、飲食業界最大手の経営状態について知っておく必要があります。飲食自体のニーズは絶える事はなく、ウォンツを挙げる施策も数多く出せるため、アイディア次第では急激な売上の成長が期待できます。

しかし、2020年から新型コロナウイルスの影響で飲食業界は多くの打撃を受けました。そのため、今回のランキングでは、コロナウイルスの影響面も考慮して、飲食業界の売上ランキングについて見ていきましょう。

【1位】ゼンショーホールディングス

第1位は、ファストフード事業をメインに展開しているゼンショーホールディングスです。有名な店舗を何個も抱えており、すき家、なか卵、COCO’Sなど一度は利用した事がある人も多いのではないでしょうか。

以下にゼンショーホールディングスの売上情報などをまとめてみました

会社ゼンショーホールディングス
売上高6,585億円
営業利益92億円
経常利益231億円
純利益138億円
従業員数15,929
(2021年度)

抱えている会社は配達システムや持ち帰りなどコロナ前から取り入れている所が多かったです。しかし、利益率を見るとあまり良い数値とは言えません。経営は売上を伸ばすよりは、利益を挙げる事が重視されます。

経営の良し悪しを判断する材料として、総資本回転率という指標があります。この指標は、投資したお金と回収したお金を比率で表した物です。

例えば、会社Aと会社Bが合った場合、会社Aが投資1,000万円で売上が3,000万円なのに対し、会社Bが投資4,000万円で売上が8,000万円であった場合、会社Aの総資本回転率は、3,000万円/1,000万円=3 で、会社Bの総資本回転率は、8,000万円/4,000万円=2 となります。

この指標で考えると、経営が上手なのは会社Aという判断になります。そのため、ゼンショーホールディングスは売上高は非常に高いですが、利益率があまり高くない為、大企業であっても大きくコロナの影響を受けたのだと判断できます。

そのため、飲食店の経営をする際は様々な面に対応できる状態でないと経営が傾いてしまう事が分かります。

【2位】日本マクドナルドホールディングス

第2位は、日本マクドナルドホールディングスです。

マクドナルドホールディングスは、アメリカに本社があり、日本でも幅広く知られているハンバーガーをメインとしたファストフード店です。

以下に日本マクドナルドホールディングスの売上情報などをまとめてみました

会社日本マクドナルドホールディングス
売上高3,176億円
営業利益345億円
経常利益336億円
当期純利益239億円
従業員数不明
(2021年度)

マクドナルドの最大の特徴は、高い利益率にあります。その要因として挙げられるのが、利益率の高い商品を販売している所です。また、目玉商品の単価を下げマーケティングをすると同時に、利益を確保する為にクロスセル商品と合わせて販売する戦略を取っているといわれています。

また、フランチャイズ店舗も展開されており、売上の半分以上をフランチャイズから構成されています。

【3位】すかいらーくホールディングス

第3位はすかいらーくホールディングスです。主にファミリーレストランを経営していて、ガストやしゃぶ葉などのブランドを持っています。

すかいらーくホールディングスの売上情報は以下の通り。

会社すかいらーくホールディングス
売上高3,037億円
営業利益-50億円
経常利益-82億円
当期純利益-63億円
従業員数541人
(2021年度)

すかいらーくホールディングスは店舗型の経営をベースとしているブランドが多い傾向にあります。そのため、コロナの影響を多大に受けている事が分かります。

しかし、すかいらーくホールディングスは従業員の勤続年数が長い事で有名です。どのような内情があるのかは不明慮ですが、独自の経営方針を持っている事は確かでしょう。

2021年はコロナの営業を受けており、前年度と比べると少し売上が下がりましたが、影響も少なくなってきているため、今後の売上推移には期待できます。

【4位】FOOD&LIFE COMPANIES

第4位はFOOD&LIFE COMPANIESです。

FOOD&LIFE COMPANIESはお寿司のブランドを数多く持っており、その中でも有名なのがスシローです。寿司市場は、飲食業界の中でもニーズが高い為安定している印象がありますが、コロナ渦ではどのような状態になっているのでしょうか。

FOOD&LIFE COMPANIESの売上情報は以下の通り。

会社FOOD&LIFE COMPANIES
売上高2,813億円
営業利益101億円
経常利益75億円
当期純利益36億円
従業員数4577人
(2021年度)

FOOD&LIFE COMPANIESはコロナ渦で少々利益率を下げましたが、黒字経営を続ける事が出来ています。さきほどのすかいらーくホールディングスのブランドと比べ、デリバリーと相性が良い商品を扱っているため、コロナ渦でも利益を出し続ける事ができる要因になっていると思います。

【5位】くら寿司

第5位はくら寿司です。

くら寿司は寿司業界の中でも、びっくらポンなどの遊び心を取り入れた施策で有名です。

くら寿司の売上情報は以下の通り。

会社くら寿司
売上高1,830億円
営業利益-11億円
経常利益24億円
当期純利益7億円
従業員数2,329人
(2021年度)

FOOD&LIFE COMPANIESと同様に寿司業界にいるため、コロナ渦でもニーズは絶えず、経常利益はプラスを維持しています。しかし、純利益は低下しています。くら寿司は鬼滅の刃など有名なアニメなどとコラボする事が多いため、広告費やその他の資産に投資した可能性があります。

【6位】コロワイド

第6位はコロワイドです。

コロワイドは、その下に5個のブランドを抱えていてそれぞれ異なった飲食業界にいます。有名なブランドとして、牛角やかっぱ寿司などが挙げられます。

以下にコロワイドの売上情報などをまとめてみました

会社コロワイド
売上高1756億円
営業利益50億円
経常利益20億円
当期純利益14億円
従業員数111人
(2021年度)

全体的に利益が下がっている傾向にあります。

すかいらーくホールディングスと同様に、店舗に来てもらう事を前提としているお店が多い為、コロナの影響を受けている事が分かります。

しかし、すかいらーくホールディングスと違い、経常利益のマイナスが純利益を下回っています。これは、すかいらーくホールディングスと比べ、ポートフォリオを組んでいた為、マイナスが少なくなったのではないかと考えられます。

【7位】吉野家ホールディングス

第7位は吉野家ホールディングスです。

吉野家ホールディングスはその名の通り、牛丼ブランドの吉野家を運営しています。

以下に吉野家ホールディングスの売上情報などをまとめてみました

会社吉野家ホールディングス
売上高1,680億円
営業利益34億円
経常利益87億円
当期純利益72億円
従業員数290人
(2021年度)

吉野家ホールディングスは国内にとどまらず、アジアに大きく進出しています。その面で考えると、コロワイドと同じポートフォリオは組めている状態であると言えます。

また、経常利益のマイナスが純利益の目減りに比べ非常に少ないです。恐らくコロナに対する対処策か、新しい事業などへ投資している可能性もあります。このように、数値で会社を見るとどのような動きをするか予測する材料になるので、定期的に観測しておく事をお勧めします。

【8位】トリド-ルホールディングス

第8位は、トリドールホールディングスです。

トリドールホールディングスは、飲食業界の中でうどん市場を中心にブランド展開しています。有名なブランドとして丸亀製麺などがあります。

以下にトリドールホールディングスの売上情報などをまとめてみました

会社トリド-ルホールディングス
売上高1,535億円
営業利益142億円
経常利益139億円
当期純利益89億円
従業員数232人
(2021年度)

トリドールホールディングスは、すき家ホールディングスと同様に日本以外にも海外にも進出しています。また、うどんに限らずラーメンやパスタなど麺類の飲食店を幅広く展開しています。

トリドールホールディングスは、自分の得意とする範囲を上手に組み合わせ多店舗展開している印象が強いです。トリドールホールディングスのように、自分の強みから様々な業界に挑戦してみるのも良いでしょう。

【9位】サイゼリヤ

第9位はサイゼリヤです。

サイゼリアは低価格で上質なイタリア料理を提供してくれる事で有名です。

以下にサイゼリヤの売上情報などをまとめてみました

会社サイゼリヤ
売上高1,442億円
営業利益4億円
経常利益107億円
当期純利益56億円
従業員数2,107人
(2021年度)

サイゼリヤも店舗に来てもらう事が前提となったビジネスモデルの為、コロナ渦の影響を受けます。しかし、コロナ渦前から経費を低減する為の施策を多く打っていて、幅広いメニューを出すのではなく、大人気の商品を一つ作る事に専念していると言われています。

経費は変動費と固定費のみです。変動費は売上と共に比例する物が多い為、固定費を下げる事が安定した経営に繋がります。コロナのような緊急時であっても、日ごろから固定費削減に注力しているため、マイナス面も少なくなったのでは無いかと思います。

【10位】ドトール・旧レスホールディングス

第10位はドトール・旧レスホールディングスです。

ドトール・旧レスホールディングスは、FCで幅広い展開をしている大人気のカフェブランドです。

以下にドトール・旧レスホールディングスの売上情報などをまとめてみました

会社ドトール
売上高1,268億円
営業利益29億円
経常利益34億円
当期純利益34億円
従業員数904人
(2021年度)

ドトール・旧レスホールディングスの情報を見ると、コロナの影響を多大に受けている事が分かります。特にFC展開で拡大しているため、本部と異なり企業体力が少ない加盟している側の打撃は大きいと思います。

このように、コロナ渦でも対応可能な業界や対応する事にお金が非常にかかっている業界などもあります。数値で業界や会社を見る事で得られる物は非常に大きな物がありますので、飲食店の経営を考えている人にはとてもお勧めなマーケティングです。

売上ランキングから分かる飲食店に人気の業種・業態

このランキングから分かるように、人気でありコロナ渦などにも対応でき長く経営する事が可能な物が少しづつ明確になってきていると思います。

では、もう少し明確に見ていきましょう。

①ファーストフード店

マクドナルドのようなファストフード店は人気であり、デリバリーとの相性も良いので、コロナ渦でも問題なく続ける事ができます。

また、デリバリーにかかる費用のほとんどが人件費で売上の見込みを立てやすい為、組み合わせが可能な商品に関しては積極的に取り入れる事をお勧めします。

②ファミリーレストラン

すかいらーくホールディングスが展開の中心としているファミリーレストラン市場はとても広く、過去の売上高が非常に高いです。しかし、来店する事が前提となっているため、コロナの影響を大きく受けている事が分かります。

このように、中々対処しきれない問題であっても低価格で様々な食べ物を食べたいというニーズは絶えないので、根強く生き続ける事が可能な業種であると思います。

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③カフェ・喫茶

ファミリーレストランと同様に、カフェ・喫茶店もニーズが絶えません。また、お持ち帰りの文化がカフェや喫茶店にはあるので、デリバリーとの相性が悪くても、売上を伸ばす事が可能です。

このように、様々な方法で売上を挙げる事ができる業種が人気の一助になっていると思います。

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④すし屋

お寿司は日本の食べ物の中でとても有名です。海外の方は勿論、日本人が最も愛していると言える食材の一つです。また、デリバリーとの相性もよくコロナ渦でも売上を挙げる事が可能です。

また、お寿司は高級な食材であるという一面も兼ねそろえている為、クライアント数だけでなく単価を挙げる方法で売上を挙げる事も考えられます。

このように、取れる手段が多くニーズも高いので人気の業種である事が分かります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

最後に今回紹介した内容をまとめました。

  • 飲食店の売上ランキングTOP10
  • 売上ランキングから分かる人気の業種・業態
  • リーズナブルで店舗数の多い飲食店が人気

リーズナブルで店舗数も多く、ニーズが絶えないそんな飲食店が人気な事が特徴としてある事が分かると思います。今回の記事を参考に、今後挑戦してみる業界や業種などを判断材料になればと思います。


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