PayPayとau PAYを徹底比較!それぞれの特徴・違いとおすめできる人を解説

PayPayとau PAYは、いずれもQRコードで決済を行うサービスです。QRコード決済はクレジットカードを使ったカード決済、プリペイドカードなどを用いた電子マネー決済に次ぐ、新しい決済方法として近年急速に普及しています。

2019年10月の消費税率引き上げにともなって経済産業省が期間限定で行ったキャッシュレス・ポイント還元事業の効果もあり、日本でもキャッシュレス決済を利用する人が増え、いまや多くの企業がサービス導入に乗り出しています。

この記事では、QRコード決済のなかでも利用者数が比較的多いPayPayとau PAYの2つを取り上げ、以下の内容について利用者と加盟店の双方の視点からこれらのサービスを解説していきます。

  • PayPayおよびau PAYの概要と特徴
  • PayPayとau PAYの比較(還元率、対応クレカ・銀行、支払い上限、開催キャンペーンなど)
  • PayPayとau PAYをそれぞれおすすめできる人

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PayPayの概要と特徴

引用元:PayPay公式HP

PayPay(ペイペイ)は、ソフトバンクとヤフーの共同出資により2018年にリリースされたサービスです。登録ユーザー数は5,700万人を超え(2023年4月時点)、410万ヶ所以上の加盟店(2023年10月現在)で利用できるようになっています。

PayPayには次のような特徴があります。

  1. PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード)の利用で還元率アップ
  2. オンラインで請求書の支払いができる
  3. キャンペーンの実施頻度が高い

それぞれ見ていきましょう。

特徴①:PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード)の利用で還元率アップ

PayPayの支払い方法をPayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード)に設定しておくことで、PayPayボーナスの還元率が1.5%にアップします。

ただし、支払い方法がそれ以外のクレジットカードで登録されている場合還元率1.5%のPayPayボーナスを得ることができないので、注意が必要です。

特徴②:オンラインで請求書の支払いができる

PayPayには、公共料金や通販などの請求書の支払いを行うことができる「PayPay請求書払い」というサービスがあります。これにより、コンビニや銀行に行く必要がなく、自分の好きなタイミングで自宅で電気や都市ガスなどの公共料金を支払えます。

支払いは請求書に記載されているバーコードをPayPayのアプリで読み取るだけで完了し、オンライン請求書サービスの自動支払い機能を利用することで便利に支払いを済ませることも可能です。また、請求書での支払いでもPayPayボーナスが還元されます。

特徴③:キャンペーンの実施頻度が高い

PayPayは、キャンペーンを頻繁に行っています。「ペイペイジャンボ」や「超PayPay」など期間限定のキャンペーンのほかにも、「いつもどこかでワクワクペイペイ」キャンペーンは毎月実施されています。

さらに、クーポンも毎週更新されているため、お得に買い物をしたい場合は常にキャンペーンの実施内容を確認し、PayPayを活用するのがおすすめです。

au PAYの概要と特徴

引用元:auPay公式HP

au PAY(auペイ)はKDDIが提供するQRコード決済サービスで、2019年にリリースされました。もともとauユーザー向けに提供していた電子マネーサービスである「au WALLET」から名称を変更したもです。Pontaカードとの連携や他の電子決済に対応するなど、現在はauユーザー以外のサービス利用も進んでいます。

au PAYの特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

  1. 初期費用・手数料が無料である
  2. 楽天ペイの加盟店でも利用できる
  3. 他のQRコード決済にも対応している
  4. auユーザーの潜在顧客を取り込むことができる

特徴①:初期費用・手数料が無料である

au PAYは、初期費用が無料で利用できるQR決済サービスです。入金手数料は、支払先の金融機関にかかわらず無料であるため、費用を一切かけることなく導入できます。

初期費用のかからないサービスは多いですが、決済時や他金融機関への入金時には手数料が取られるサービスが多いです。その中で、au PAYはかなりお得なサービスを提供していると言えます。これは、ユーザー側だけでなく店舗側にとっても魅力的であると言えるでしょう。

特徴②:楽天ペイの加盟店でも利用できる

au PAYを提供するKDDIが楽天と業務提携したことにより、楽天ペイ(R Pay)の対象加盟店でもau PAYでの決済が可能になりました。これにより、au PAYが利用できる店舗はさらに拡大し、より買い物の利便性が高まりました。

ただし、全全て楽天ペイ加盟店が対象ではなく、一部の店舗ではau PAYが利用できないため注意が必要です。

特徴③:他のQRコード決済にも対応している

デジタルガレージグループが提供する統一型QRコード決済である「クラウドペイ」に対応したau PAYは、中国で普及しているQRコード決済であるAlipay(アリペイ/支付宝)およびWeChat Pay(ウィーチャットペイ/微信支付)や、韓国で普及しているKakaoPay(カカオペイ/카카오페이​​)にも接続できます。

そのため、主に中国や韓国からのインバウンドに対してサービスを展開することができるという強みがあります。

特徴④:auユーザーの潜在顧客を取り込むことができる

auユーザーであれば、au PAYはさらにお得に利用可能です。au PAYのポイント還元率は通常0.5%ですが、auユーザーの場合はauでんきに加入すると毎月の電気代に応じて最大5%まで還元率が上がります。

KDDIのメインブランドであるau携帯電話サービスの契約数は、2023年3月時点で累計約6400万件以上にのぼり、KDDIはNTTドコモに次ぐ第2位のシェアです。そのため、auユーザーの利用を見込んだサービスを展開することにより、多くの潜在顧客を獲得できる可能性があります。

参照:KDDI

PayPayとau PAYの比較|利用者目線

次に、以下の項目についてそれぞれPayPayとau PAYの比較をして違いを確認しましょう。

  • ポイント還元率
  • 支払い方法
  • 利用上限金額
  • 利用可能な店舗
  • 残高チャージ方法
  • 残高の出金方法
  • 送金機能

比較①:ポイント還元率

ポイント還元率は基本的にPayPayでの決済の方が高いですが、au PAYの場合はau PAYカードの利用により還元率がアップします。

PayPayau PAY
還元ポイントPayPayボーナスPontaポイント
ポイント還元率0.5-2.0%0.5%

比較②:支払い方法

QRコード決済での支払い方法は、クレジットカードからの支払いとチャージ残高からの支払いに大別されます。ただし、au PAYの場合はクレジットカードで直接支払うことができず、一度残高にチャージする必要があります。

PayPayとau PAYではそれぞれ利用できるサービスが異なるため、以下の表で確認してください。

PayPayau PAY
クレジットカードVisa/Master/JCB*
チャージ払いクレジットカードPayPayカード 旧Yahoo! JAPANカードVisa/Master/JCB**
銀行口座利用可能な金融機関利用可能な金融機関
提携ATMセブン銀行ATM ローソン銀行ATMセブン銀行ATM ローソン銀行ATM
キャリア決済ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いauかんたん決済
その他ヤフオク!・PayPayフリマの売上金 PayPayあと払いPontaポイント auポイント au PAYスマートローン

* JCBはPayPayカード、旧Yahoo! JAPANカードのみ

** VISAはau PAY カード・セゾンカード・UCカード・MUFGカード・DCカード・NICOSカード・TS CUBICカード・エポスカード・楽天カード・ビューカード、JCBはセゾンカード・TS CUBICカード・楽天カード・ビューカードのみ

比較③:利用上限金額

PayPay・au PAYとも、一定期間内に利用可能な分の上限額が決まっているため注意が必要です。

au PAYはクレジットカード払いに対応していませんが、PayPayはクレジットカードとチャージ残高のほかに、PayPayあと払いによる支払いも可能です。

PayPayau PAY
クレジットカード最大25万円(過去24時間) 最大25万円(過去30日間)
チャージ残高累計50万円(過去24時間) 累計200万円(過去30日間)25万円/回 累計50万円/日 累計200万円/月

比較④:利用可能な店舗

以下に、利用可能な店舗の一部を紹介します。

2023年10月時点で、QRコード決済の利用率はサービスのリリースが早かったPayPayの方がau PAYよりも高いです。しかし、au PAYも徐々にシェアを伸ばしているため、今後は利用可能な店舗数は増えていくことが期待できます。

業種店舗名PayPayau PAY
コンビニセイコーマート
セブン-イレブン
デイリーヤマザキ
ファミリーマート
ミニストップ
ローソン
スーパーマーケットイトーヨーカドー
西友×
東急ストア
ライフ×
AEON×
Y’s mart
ドラッグストアウエルシア
コクミンドラッグ
サンドラッグ
ダイコクドラッグ
ツルハドラッグ
マツモトキヨシ
家電エディオン
ケーズデンキ
コジマ
Joshin
ビックカメラ
ヤマダ電機
ファッションAOKI
洋服の青山
しまむら×
西松屋
ユニクロ
GU
飲食店牛角
スターバックス
ジョナサン
ミスタードーナツ
モスバーガー
吉野家

比較⑤:残高チャージ方法

PayPayとau PAYの残高チャージ方法は以下の通りです。

銀行口座クレジットカードキャリア決済現金(ATM)その他
PayPayPayPayカードソフトバンク ワイモバイル のまとめて支払いセブン銀行ヤフオク PayPayフリマ の売上金
au PAYau かんたん決済セブン銀行ATM ローソン銀行ATM ローソン店頭 auショップ

サービスによって異なりますが、PayPayやau PAYの残高チャージ方法で便利なのは「銀行口座」です。PayPayは80以上の金融機関からチャージ可能ですが、au PAYはauじぶん銀行とローソン銀行からしかチャージできません。その点に関しては、PayPayの方が便利と言えます。

一方、クレジットカードからのチャージは、au PAYの方が幅広く対応しています。ただ、PayPayはオークションサイト等の売上金からのチャージにも対応しており、PayPayの方がチャージ方法の幅は広いです。

比較⑥:残高の出金方法

PayPayもau PAYもチャージしたお金を出金することができます。

出金手数料出金スケジュール出金上限額
PayPay0円(PayPay銀行) 100円/回(その他の金融機関)即時(PayPay銀行) 3~4営業日後(ゆうちょ銀行) 1~2営業日後(その他の金融機関)50万円(24時間)
au PAY200円/回 ※2万円以上の出金は出金額の1%即時10万円/回

au PAYの場合、基本的に出金するのに手数料が200円かかります。一方、PayPayの場合、PayPay銀行に出金すれば手数料0円で即時出金できるため便利です。

比較⑦:送金機能

PayPayやau PAYには送金機能があります。手数料や上限額は以下の通りです。

送金手数料送金上限額
PayPay無料無料
au PAY無料最大1万円/月

PayPayもau PAYも送金手数料はかかりません。無料で送金し合えるので、友達同士でのお金のやり取りが気軽にできるようになります。ただし、Pay Payからau PAYというようにサービスを超えての送金はできません。

便利なサービスですが、2022年5月12日よりau PAYの送金上限額が20万円/月から1万円/月に変更されているので注意しましょう。

利用者目線で使い勝手が良いのはPayPay

契約している通信キャリアなどにもよりますが、利用者目線で使い勝手が良いのはPayPayでしょう。

最大の理由は、PayPayの方が残高チャージ方法として対応している金融機関が多いからです。au PAYは、KDDI系のサービスを利用していないと残高チャージ方法が限定されており、それ以外の方は使いづらいでしょう。

また、PayPayの方が導入店舗数やユーザー数が多く、決済だけでなく友達と送金しあう際にも便利です。自分の状況に合わせて選ぶことをおすすめします。

PayPayとau PAYの比較|導入店舗目線

次に、導入店舗目線でPayPayとau PAYを比較していきましょう。以下の項目で比較するので、導入するか検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

  • 利用率(シェア)
  • 加盟店の手数料
  • 導入費用
  • 決済ブランド決済手数料
  • 入金サイクル・入金手数料
  • 審査・導入スピード

比較①:利用率(シェア)

以下は、イソプス株式会社が全国約20万人を対象に行った2020年の調査によるQRコード決済の利用率(シェア)です。

参照:キャッシュレス決済大規模調査の結果を発表、脱クレカが起きている?QRコード決済利用は促進┃株式会社イソプス

以上の通り、PayPayの利用率は他のQRコード決済サービスと比べてダントツで多いと分かります。

ただ、au Payの利用率は楽天ペイとd払いに次ぐ10%前後となっていますが、2019年~2020年にかけて大きく伸びており、今後も一定のシェア拡大が見込めるでしょう。

とはいえ、これから店舗がキャッシュレス決済として優先して導入するべきなのは、圧倒的に利用率の高いPayPayでしょう。

比較②:加盟店の手数料

PayPayは初期導入費、決済手数料、入金手数料全て0円で導入できます。しかし、読み取り支払いのみ対象となるので気を付けましょう。

一方、au Payも公式サイトから直接契約することで、初期導入費、決済手数料、入金手数料全て0円で導入できます。ただし、決済代行サービスを利用する場合は、3.25%の決済手数料がかかるため注意しましょう。

比較③:導入費用

「PayPay」と「au Pay」の両方とも、決済用のQRコードが印字されたスタンドを設置するだけなので導入費用は無料です。

比較④:決済ブランド決済手数料

各社の対応方法は、以下の通りです。

PayPayau Pay
全5種全3種
・LINE PAY(決済手数料:1.98%)
・PayPay(決済手数料:1.98%)
・ALIPAY(決済手数料:1.98%)
・ALIPAY HK(決済手数料:1.98%)
・kakaopay(決済手数料:1.98%)
・au Pay(決済手数料:無料)
・ALIPAY(決済手数料:3.25%)
・WeChat Pay(決済手数料:3.25%)

PayPayとau Payの両方とも、ALIPAYなどの外国人向けQRコード決済の導入が可能です。au Payは、公式サイトから直接契約することで、決済手数料を払わずに導入できます。

比較⑤:入金サイクル・入金手数料

各QRコード決済の売上金は、後日指定口座に振り込まれます。「PayPay」と「au Pay」それぞれの入金サイクルと入金手数料は以下の通りです。

PayPayau Pay
無料無料
月1回月1回or月2回 ※自由に選択可 ※振込額が1万円に満たない場合は、次の清算に持ち越し
au Pay月1回月2回
締め日毎月末日①毎月15日 ②毎月末日
入金日翌月末日①締め月30日 ②翌月末日
締め日から入金日までの期間28~62日15~31日

「au Pay」は金融機関を問わず入金手数料は無料ですが、入金サイクルが月1or2回と少ないです。対して「PayPay」は、PayPay銀行を入金先に指定した場合は土日祝でも手数料無料で翌日入金されるため、入金サイクルはとても早いです。

PayPay銀行以外を入金先に指定した場合は入金サイクルが異なり、入金1回ごとに手数料がかかります。入金サイクルは「累計決済金額1万円以上ごとに翌々営業日」または「月末締め翌営業日払い」から選択可能です。入金1回あたり105円(税込)の手数料がかかります。

入金サイクルは最短翌々営業日と早いですが、無駄な入金手数料がかかってしまうというデメリットがあります。指定口座は導入後でも変更可能なので、「PayPay」を導入する際はPayPay銀行の事業用口座をあわせて開設しておくと良いでしょう。

比較⑥:審査・導入スピード

各公式サイトから申込みを行った場合、申込み内容や書類不備がなければ導入までにかかる期間は以下の通りです。

PayPayau Pay
申込から最短1週間申込から7~10日ほど

申込みから導入までのスピードに大きな差はなく、PayPayもau Payも一週間ほどで導入可能です。

PayPayとau PAYどっちを導入すべき?

導入店舗目線でも使い勝手が良いのはPayPayです。

PayPayのシェア率は驚異的で、楽天ペイやd払い、au Payと大きな差をつけています。圧倒的に利用率が高いため、集客をする上でもPayPayがおすすめだと言えるでしょう。

ただし、KDDI系のユーザーを集客のターゲットにするという目線では、au Payの導入という選択肢を捨てるのはもったいないです。まずはPayPayを導入し、その後au Payの導入を検討するのがおすすめです。

PayPayとau PAYをそれぞれおすすめできる人

PayPayとau PAYには、それぞれの相性の良いサービスがあります。そのため、便利に使いたい場合は目的によって使い分けると良いでしょう。ここでは、それぞれおすすめできる人について述べておきたいと思います。

PayPayをおすすめできる人

以下のような方には、PayPayの利用をおすすめします。

  • 高い還元率を目指したい
  • 家族への送金や友人との割り勘に利用したい

高い還元率を目指したい

PayPayの特徴の1つは、最大1.5%という高い還元率でした。具体的には、基本付与分が0.5%、そして100円以上の決済回数が50回以上で+0.5%、さらに利用金額が10万円以上で+0.5%です。

つまり、使えば使うほどお得なサービスを受けられます。

家族への送金や友人との割り勘に利用したい

PayPayは利用者間でのお金の受け渡しが簡単にできるため、家族間での送金や友人と会食をした後の割り勘などもスムーズに行えます。

現金の場合、細かい小銭の持ち合わせがないと困ることがありますが、PayPayのユーザー同士ならそのような心配もなく、手数料もかからずにやりとりができるため非常に便利です。

au PAYをおすすめできる人

美容室 値下げ交渉

以下のような方にはau PAYがおすすめです。

  • au PAY(旧au WALLET)の残高で支払いたい
  • auユーザーである
  • Pontaポイントを貯めたい
  • PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード)以外のクレジットカードを持っている

au PAY(旧au WALLET)の残高で支払いたい

au PAY(旧au WALLET)に残高がある場合は、それを使った方が良いでしょう。

基本的にau PAYからほかのキャッシュレス決済への送金はできず、auじぶん銀行などへの送金および払出のみ可能です。また、auかんたん決済やクレジットカードからau PAYに入金した場合は決済にしか使用できません。

auユーザーである

au PAYはauユーザー以外も利用可能なサービスですが、前述したようにauユーザーが利用するメリットは大きいです。

auと契約している、もしくは契約を検討しているという場合は、ぜひau PAYの導入を検討し、お得に支払いができる方法を探してみてください。

Pontaポイントを貯めたい

au PAYを利用することで、Pontaポイントを貯められます。貯まったPontaポイントには、以下のような使い道があります。

  • au PAY 残高にチャージする
  • au PAY マーケットでの買い物に使う
  • auの月額利用料金の支払いに充てる
  • ふるさと納税の寄付に使う
  • PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード)以外のクレジットカードを持っている

PayPayカードまたは旧Yahoo! JAPANカードでないクレジットカードは、PayPayの還元率アップのボーナスの対象にならず、チャージ払いを行うこともできません。

そのため、対象外のクレジットカードを持っている場合はau PAYで利用するのが良いでしょう。ただし、au PAYも全てのクレジットカードに対応しているわけではないため、新しくカードを作る場合などは事前に確認しておく必要があります。

PayPayとau PAYに関するよくある質問

PayPayとau PAYに関してよくある質問を2つまとめました。最後によくある質問を紹介します。

PayPayとau PAYは紐付けられますか?

PayPayとau PAYカードは紐付けできません

しかし、PayPayにau PAYカードの登録はできます

au PAYからPayPayに送金やチャージはできますか?

au PAYからPayPayへ直接の送金やチャージはできません

しかし、「au PAY アプリ」を利用してau PAY 残高をauじぶん銀行の口座へ入金し、銀行口座からであればPayPay残高にチャージできます。

なお、auじぶん銀行口座の出金時にPayPayにて1回100円の手数料が発生します。

まとめ:PayPayとau PAYを比較して選んでキャッシュレス化を進めよう

この記事では、PayPayおよびau PAYの概要とそれぞれの特徴を解説し、そしてPayPayとau PAYを利用者目線と導入店舗目線で比較しました。

PayPayとau PAYは、いずれもQRコード決済という新しい決済方法です。PayPayは利用率の高さが魅力であり、多くのユーザーや店舗にとって導入しやすいサービスでしょう。au PAYはauユーザーへのメリットが大きく、今後シェアの拡大が期待されます。