クラウド勤怠管理システムおすすめ20選を徹底比較！無料・安いシステムも

クラウド型の勤怠管理システムは、比較的低コストで導入しやすいのが特徴です。テレワークの普及や働き方改革により、勤怠管理が複雑化したことで注目度が高まっています。ベンチャー企業や中小企業だけでなく、大手企業にも導入されているシステムです。

そこでこの記事では、クラウド型勤怠管理システムのおすすめ20選を紹介します。無料で使えるものからランニングコストの安いものまで豊富に揃っているので、ぜひクラウド型の勤怠管理システムを比較する際の参考にしてみてください。

クラウド型勤怠管理システムとは？

クラウド型勤怠管理システムは、オンライン上に存在するサーバーから提供される形態の勤怠管理システムです。スマホやタブレット、パソコンなどのデバイスを介して利用可能な、多くのユーザーにとって身近で使いやすいスタイルを採用しています。

専用のデバイスを用意する必要がないため、既存のデバイスがあれば基本的に設備投資は不要です。低コストかつ手軽に導入でき、導入費や維持費を抑えられます。

保守やバージョンアップなどもベンダーが行うため、対応の手間もかかりません。法改正があった場合も、速やかにアップデートされるので安心です。

また、給与計算システムと連携できるクラウド型勤怠管理システムがほとんどなので、締め日の勤怠管理や給与計算が簡易化できます。勤怠管理者の業務負担を大幅に減らせるため、従業員の働きやすさの向上も期待できます。

クラウド型勤怠管理システムの主な機能

クラウド型勤怠管理システムには、働きやすい職場環境を整えるためにさまざまな機能が搭載されています。勤怠管理業務を効率化できるため、管理者の負担も少なくなります。

クラウド型勤怠管理システムの主な機能を以下にまとめました。

昨今のクラウド型勤怠管理システムには、出退勤の打刻や勤務時間の管理だけでなく、豊富な機能が搭載されているのが特徴です。

1つのシステムで勤怠に関する多様な業務を効率化・簡易化できるため、従業員の働きやすさの向上が期待できます。

クラウド勤怠管理システムの選び方

ここからは、クラウド型の勤怠管理システムの選び方を5つ紹介します。

以下のポイントに注目して、店舗に合うクラウド型勤怠管理システムを選んでみましょう。

1. 企業の規模に合わせて選ぶ
2. かかるコストで選ぶ
3. 操作性の高さで選ぶ
4. 機能の充実度で選ぶ
5. 他システムとの連携で選ぶ

企業の規模に合わせて選ぶ

まず、導入する企業の規模に合わせてクラウド型の勤怠管理システムを選んでみてください。

低コストで少人数から利用できるもの、機能性で多人数で利用できるものなどがあります。企業の規模に合うものを探してみてください。

かかるコストで選ぶ

クラウド型の勤怠管理システムは比較的低コストで導入できますが、各システムによって値段に差があります。

必要な周辺機器を購入したり、サービス内容をカスタマイズしたりする場合は、特にコストが高くなるので注意してください。

操作性の高さで選ぶ

操作性もクラウド型の勤怠管理システムを選ぶ際には注目すべきです。

ユーザーがすぐに理解できて、直感的に操作できるUIを採用しているシステムを選びましょう。

気になるクラウド型の勤怠管理システムがあれば、公式サイトでダッシュボード画面やデモンストレーションをチェックしてみてください。

無料の試用期間を設けているシステムを選び、実際に使ってみるのもおすすめです。

機能の充実度で選ぶ

クラウド型の勤怠管理システムには、勤怠管理に関連するさまざまな基本機能が搭載されています。基本機能のラインナップはシステムによって異なるので、機能の充実度を事前にチェックしましょう。

一般的な基本機能は、以下の通りです。

• 出退勤の打刻
• 勤務時間の集計
• 勤務状況の確認
• シフト作成・管理
• 休暇の管理
• 残業超過・打刻忘れアラート
• 残業や有休の申請・承認

気になるシステムがあれば、公式サイトで搭載機能のラインナップをチェックしてみてください。システムによってはオプションで機能を増やすことも可能です。

他システムとの連携で選ぶ

クラウド型の勤怠管理システムを選ぶ際は、他のシステムと連携できるかどうかもチェックしましょう。給与計算や人事労務、チャットツールなどの外部システムと連携できるクラウド型の勤怠管理システムが多いので、ぜひ活用してみてください。

多様な外部システムと連携可能なクラウド型の勤怠管理システムを選べば、現在利用しているシステムが引き続き利用できる場合もあります。管理者の負担を軽減できる重要なポイントなので、しっかりチェックしておきましょう。

クラウド勤怠管理システムおすすめ20選

ここからは、クラウド型の勤怠管理システムでおすすめのラインナップを紹介します。各システムの特徴や価格をまとめているので、クラウド型の勤怠管理システムを探している場合はぜひ参考にしてみてください。

1. ジョブルポ
2. TIME CARD
3. KING OF TIME
4. HRMOS勤怠
5. ジョブカン勤怠管理
6. CLOUZA（クラウザ）
7. RecoRu（レコル）
8. ジンジャー勤怠
9. マネーフォワード クラウド勤怠
10. 楽楽勤怠
11. かえる勤怠管理
12. 勤怠ドライバー
13. 使えるくらうど勤怠管理for建設業
14. TimePro-VG
15. COMPANY
16. キンタイミライ
17. キンコン
18. AKASHI
19. TeamSpirit
20. リシテア 就業管理クラウドサービス

ジョブルポ

ジョブルポは、初期費用0円で利用できるクラウド型の勤怠管理システムです。スマホやPC、アプリから打刻が行えるため、タイムカードや専用機器は必要ありません。さらに勤怠データの変更履歴や位置情報が記録されるため、不正打刻を防止できるのも特徴です。

さらにジョブルポでは労働時間を自動集計し、給与計算まで行えます。給与明細はペーパーレスでスマホやアプリから確認可能です。加えて年末調整や従業員管理なども行えるため、人事労務全体を効率化できます。

法人でも1人あたり月額98円とリーズナブルな価格なので、勤怠管理を低コストで行いたい場合にもおすすめです。有料プランを開始した初月は無料になるため、体験版プランと合わせると最大2ヶ月無料で利用できます。まずはしっかり利用して試したい人も安心です。

TIME CARD

TIME CARDは、30名まで無料で利用できるスタンダードプランを提供しているリーズナブルな勤怠管理システムです。スタンダードプランで利用できるのは勤怠管理のみですが、勤怠管理のみに絞って利用したい場合にはコストカットできるシステムとしておすすめ。

シンプルなUIのブラウザとアプリを採用しており、簡単に打刻が行えます。勤怠管理から給与管理、帳簿管理も行えるため、従業員管理を効率化できるのもポイントです。

法改正で厳格化された就業管理体制にもしっかり対応しているシステムなので、自動で労働基準法を順守した勤怠管理を行えます。労務担当者の業務負担も大幅に軽減するでしょう。

また、3ステップでシフト作成が行えるため、従業員が多い飲食店でも活躍します。従業員と管理者、両方の働きやすい環境を整えたい企業や店舗には特におすすめです。

KING OF TIME

KING OF TIMEは、1ユーザー月額300円のリーズナブルな価格で豊富な機能が利用できる勤怠管理システムです。ワンプライスでKING OF TIMEの人事労務やシステムログ、データ分析や給与管理まで利用できるため、低コストで幅広い業務を効率化できます。

多様な打刻方法が選べるため、テレワークや在宅勤務、出張や外回りなど幅広い勤務スタイルに対応できるのも特徴です。

オフィスではICカード、外出先やテレワークではスマホ、というように複数の打刻方法を組み合わせての利用もできます。企業や店舗の運営スタイルによって生じる複雑な要望にも答えられる、柔軟な打刻方法が見つかるでしょう。

HRMOS勤怠

HRMOS勤怠では、30名まで利用できる無料プランを提供しています。低コストで勤怠管理を行いたい場合には特におすすめのシステムです。個人営業の店舗や小規模の企業であれば、無料プランで十分に勤怠管理できます。

また、31名以上の有料プランでも1ユーザーあたり月額100円とリーズナブル。勤怠管理のコストをなるべくおさえたい場合も活用できます。

さらに、リーズナブルながらも打刻方法が豊富で操作が簡単なのも嬉しいポイントです。リアルタイムでの勤務状況の確認や、勤怠レポートの作成もワンストップで行えます。残業アラートも搭載されており、労働基準を順守した勤怠管理を簡単に行えるのも魅力です。

ジョブカン勤怠管理

ジョブカン勤怠管理は、多様な打刻方法に対応したクラウド型の勤怠管理システムです。

店舗や企業のスタイルに合わせた、さまざまな打刻方法を選択できます。店舗やオフィスでの勤務だけでなく、外回りやテレワークにもスムーズに対応できるのが特徴です。

さらにシフトの作成から公開、休暇の申請や認証などの作業も簡易化が可能。人事労務の負担も大幅に軽減できます。

ジョブカン給与計算と自動連携することで、給与明細の発行まで1クリックで行えるのもポイントです。また、残業時間に関するアラートも搭載されており、労働基準法に従順した労働環境もキープしやすいでしょう。

CLOUZA

CLOUZAは、操作性と機能性にこだわったクラウド型勤怠管理システムです。

スマホやタブレット、PCなどを活用してWebやアプリのタイムレコーダーを利用できます。勤怠管理のシステム化になじみがない場合も、スムーズに打刻しやすいのが魅力です。時間や場所を問わず出退勤を記録できるため、幅広い勤務形態にマッチします。

また、ネット上で勤務状態のリアルタイム確認も可能。多様な勤務スタイルを採用していても、まとめて出勤を確認できるので勤怠管理が難しくありません。

さらに打刻データは自動集計されるため、労務管理者の負担の大幅な削減も期待できるでしょう。

RecoRu

RecoRuは、1ユーザー月額100円のリーズナブルな勤怠管理システムです。

初期費用もかからないため、なるべくコストをおさえて勤怠管理を行いたい場合におすすめ。安価でも打刻方法が充実しており、外回りや現場、テレワークなどにも柔軟に対応できます。

またRecoRuは、取得義務に基づいた有休管理や、有休や残業の申請・承認をスムーズに行える機能も搭載。部署や個人ごとの勤怠分析機能を活用すれば、残業や休日出勤の多い部署や従業員も把握できます。

店舗や企業にとって改善すべき、リスクのあるポイントを見つけやすいのも魅力でしょう。

ジンジャー勤怠

ジンジャー勤怠は、シンプルで機能的な勤怠管理システムです。

ブラウザやアプリを使用したスムーズで汎用性の高い打刻や、労働時間の集計、休暇管理、給与計算などの幅広い機能で業務を包括的にサポートします。

勤怠や人事管理をペーパーレス化できるのも特徴です。人事データのクラウド化もできるため、人事情報の分散も防げます。

また、打刻機能にはGPSや顔写真の撮影などを用いることも可能。不正打刻も効果的に防止できます。

打刻漏れ、残業超過、休暇に関するアラートが搭載されており、行き届いた勤怠管理を実現できるのも魅力です。

マネーフォワードクラウド勤怠

マネーフォワードクラウド勤怠は、管理や集計業務が楽になるクラウド型の勤怠管理システムです。

出退勤だけでなく労働時間の集計や管理もスムーズに行えるため、労務担当者の業務負担を軽減できます。ブラウザのシステムやICカード、専用機器による打刻にも対応しており、多様な雇用形態に合わせて選べるのも魅力です。

また、残業や休暇の申請・承認がWebで完結するのも嬉しいポイント。有休の自動付与も可能なので、申請側の従業員にも管理者にも使いやすいシステムといえます。その他にも遅刻や早退、欠勤、休日出勤などのワークフローもWebで行えます。

楽楽勤怠

楽楽勤怠は、各企業や店舗の複雑な運営スタイルに対応できる多機能な勤怠管理システムです。

打刻から出勤簿の確認、承認作業をワンストップで行えます。さらに打刻漏れのエラー表示機能や位置情報取得機能なども搭載されており、正確かつ不正が起こりにくい勤務管理を実現できるのが魅力です。

また、楽楽勤怠では有休や残業の管理も行えます。

有休や残業の申請・承認がスムーズに完了し、有休の残数や残業の時間などもリアルタイムで確認できるのがポイントです。さらに工数の管理機能を使えば、プロジェクトやタスクの進み具合も速やかに把握できます。

かえる勤怠管理

かえる勤怠管理は、シンプルで使いやすいフローを採用した勤怠管理システムです。

人数課金制ではないため、低コストで多人数の勤怠管理を行えます。専用のタイムレコーダーにICカードをかざすだけで打刻が行えるため、従業員の多い企業や店舗にもおすすめです。各従業員に紐づくICカードのみ打刻可能なので、代理打刻や不正も予防できます。

また、AIによる打刻ミス・打刻忘れのチェック、残業・有給管理が利用できるのも嬉しいポイント。工数や負担を減らしながら、正確な労務管理が実現します。シフト管理も行えるので、雇用形態や勤務形態の数が多い場合も安心です。

勤怠ドライバー

勤怠ドライバーは、運送業経営者が開発した運送業特化型の勤怠管理システムです。

ICカードやデジタコ、スマホによるスムーズな打刻、リアルタイムの勤怠状況確認がワンストップで行えます。

車両管理や運転者台帳管理などの、ドライバーの働きやすさを確保する機能が豊富に搭載されているのも特徴です。

使えるくらうど勤怠管理for建設業

使えるくらうど勤怠管理for建設業は、建設業の勤怠管理に特化したシステムです。

クラウド型のシステムなので、場所や時間を問わず出退勤や休憩を記録できます。GPS打刻ができるため、現場ごとの労働時間をわかりやすく記録することも可能です。

また、勤務時間や労務費も自動で集計できるため、労務管理者の業務負担を軽減できるのもポイント。日報催促メール機能が搭載されているため、打刻を忘れた従業員にも自動でメッセージが送信されます。

TimePro-VG

TimePro-VGは、労務リスクの排除と業務の効率化を追求したハイエンドな勤怠管理システムです。

中堅から大企業向けのシステムで、フレックスやテレワークなどをはじめとする多様な働き方に対応できます。システム構成をオンプレミスとクラウドから選択できるのも嬉しいポイントです。

また、各従業員に打刻漏れや時間外労働の残り時間などをシステムで通知することも可能。管理者の負担を減らしつつ、従業員が働きやすい環境を整えられます。直感的に操作できるUIを採用しているため、システムになじみのない従業員が多い場合も安心です。

COMPANY

COMPANYは、多様な勤務形態にマッチするフレキシブルな勤怠管理システムです。

従業員の勤怠状況を最新データで確認できるダッシュボードを採用しており、多人数の店舗や企業でもスムーズに勤怠管理を行えるのが魅力。打刻方法も豊富なため、外回りや出張、テレワークなどにも対応できます。

工数やシフトも管理できるため、労務管理者の業務を簡易化できるのもポイント。打刻ミスや時間外労働に関する通知機能もあり、システム1つで行き渡った管理が実現します。

キンタイミライ

キンタイミライは、自社のスタイルに合わせてカスタマイズできる大企業法人向けのクラウド型勤怠管理システムです。

打刻に加え、勤務状況のリアルタイム確認、勤務間インターバル管理、残業予測など、雨の日や台風の手当など、細かくカスタマイズできるのがポイント。ヒアリングを通し、担当者がシステムを開発します。

打刻にはiPadを使用しており、打刻方法が豊富なのも特徴。導入する企業や店舗に合わせて選べるため、多様な勤務スタイルにも対応できます。

キンコン

キンコンは、勤怠管理と交通費精算が行えるクラウドシステムです。

豊富な打刻方法や自動集計、勤務時間を確認できる管理画面などを採用しており、低コストでスムーズな勤怠管理を実現できます。

労働状況の設定や外部システム連携も可能なため、導入企業に合わせてフレキシブルに利用できるのも魅力です。

AKASHI

AKASHIは、シンプルな操作性にこだわったクラウド型勤怠管理システムです。

多種多様な打刻方法を採用しており、企業や店舗の運営スタイルに合わせて選択できます。

労働時間や休暇、シフトなどの管理機能が搭載されており、人事労務全般をサポートできるのも特徴。初期費用無料で料金も比較的リーズナブルなので、低コストで勤怠管理を行いたい場合にもおすすめです。

TeamSpirit

TeamSpiritは、多様な働き方に対応する勤怠管理システムです。

多様な打刻方法を採用しているだけでなく、集計業務や労務管理の効率化も行えます。さまざまな規模や業態に適しているため、汎用性の高いシステムを探している場合には特におすすめです。

直感的に使えるシフト管理や工数管理などの機能も搭載しており、労務管理者の業務負担も軽減できます。シームレスに多くの外部システムと連携できるため、システム環境の拡張性に優れているのも魅力です。

リシテア 就業管理クラウドサービス

リシテア 就業管理クラウドサービスは、豊富な機能を搭載した勤怠管理システムです。

PCだけでなく、スマホやタブレットからも利用できるため、多様な勤務形態に合わせて利用できます。GPS打刻が可能なので、テレワークにも対応できます。

休暇や残業時間、工数の管理機能も搭載しており、幅広い労務管理が効率化できるのも嬉しいポイント。リアルタイムで勤務状況を確認できるシステムなので、風通しが良く働きやすい職場環境を作るのに役立ちます。

まとめ：クラウド型の勤怠管理システムで勤怠や業務を効率化しよう

クラウド型の勤怠管理システムは、利便性の高さと低コストを実現した人気のシステムです。今や中小企業から大企業までに活用される必須ツールとなりました。豊富な基本機能が搭載されており、さまざまなデバイスから利用できるのが魅力です。

使いやすく自社のニーズを満たすクラウド型の勤怠管理システムを導入すれば、従業員だけでなく管理者の利便性の向上も期待できます。

ぜひ本記事のおすすめラインナップやシステムの選び方紹介を参考に、自社に合ったクラウド型の勤怠管理システムを見つけてみてください。