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「飲食店を開業したいけどまず何から始めたらいいんだろう」
「そもそも業態や業種の違いから知りたい」
飲食店を始めたいけど、どこから手を付けたらいいか分からないという方も多いのではないでしょうか。
最初に決めるべきことは「業態」と「業種」の違いについて知ることです。
この記事では、飲食店の「業態」と「業種」の意味と人気になっている飲食店の種類を紹介していきます。
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飲食店の業態と業種の違い
飲食店の業態と業種は混合されて使われることが多く、どちらが正しい言い方かという声もありますが、実際には業態と業種の意味はどちらも違います。
2つの言葉の違いと区別されずに使われる理由をまとめたので、それぞれの意味と使い方を見ていきましょう。
業態は「売る方法」
業態は「売る方法」のことで、小売や建設業、外食業を区分するものとして扱われます。
飲食店でいえば、商品をどのようにして提供するかが業態となり、例として以下のような業態があります。
- ファストフード
- 居酒屋
- ファミリーレストラン
- 喫茶
- ディナーレストラン
- etc……
このように、同じ商品でも違う営業手法で提供することを「業態」と言い、デリバリーやダイニング、テイクアウトも業態になります。
業種は「売る商品」
業種は「売る商品」のことを指し、取扱商品やサービスの区分で分けます。飲食業や小売業、製造業などの産業として分けられるケースがほとんどです。
飲食店の業種では、何の商品を主に扱っているかが業種として分類され、宿泊業、飲食サービス業が一般的です。細かくした場合、以下が飲食店で該当する業種です。
- うどん:うどん・そば屋
- 日本料理:和食
- イタリア料理:イタリアン
- etc……
ラーメンを主に商品に扱っている専門店なら「ラーメン屋」になりますが、麻婆豆腐やエビチリといった中華料理屋でもラーメンを商品で扱っているお店は多いです。
この場合は、主に扱っている商品は中華料理で商品の中にラーメンがあるので「中華料理」が業種になります。
業態と業種を区別しないことも多い
全てのお店が業態×業種でできているため、業種と業態を区別しないケースもあります。
- 日本料理を店内飲食で提供:和食ダイニング
- 中華料理をバイキングで提供:中華バイキング
- ハンバーガーをすぐ食べられるように提供:ハンバーガーファストフード
このように、業種で分類された「売る商品」を業態で分類された「売る方法」で提供しています。
ただし「業態」の中に「業種」が含まれる回転寿司店や洋食ファミリーレストラン、ピザデリバリーなども「業態」と言うことが多いです。
飲食店で人気な業態9種類
飲食店で人気な業態9種類を理由と共に紹介していきます。
- カフェ・喫茶
- ファストフード
- ダイニング
- バイキング
- ビュッフェ
- テイクアウト
- ホームデリバリー
- ファミリーレストラン
- 立ち飲み
今後開業を考えている方は、人気の理由を踏まえつつ「業種」との組み合わせも考えてみましょう。
①カフェ・喫茶
美味しいコーヒーショップといえばカフェや喫茶店がありますが、お客に心地よい雰囲気を提供できる人気の業態となっています。
- コーヒーショップの定番の業態で、心地よい雰囲気が提供できる
- 軽食を扱うことで手軽な料理を提供しやすい
- 店舗が小さくても満足できる空間が提供できて個人経営もできる
- 和食なら日本茶、中華なら中国茶といった風にあらゆる業種と併用しやすい
カフェや喫茶は、和食カフェやマンガ喫茶といった風に多くの業種と組み合わせて経営されることが多いです。
趣味に特化したお店やお客のニーズに合わせたお店作りがしやすく、経営者だけでなくお客に喜ばれやすいお店を手軽に作れることで人気になっています。
カフェ開業に必要な資格は2つだけ!役立つ資格も紹介②ファストフード
ハンバーガーと聞けば真っ先にファストフードが出てくるほど定番で人気の業態です。
定義としては「調理時間が短く提供スピードも早い」となっており、個人経営の「たこ焼き屋」や「おにぎり屋」もファストフードに含まれます。
- フランチャイズ展開しているお店が多く、個人でも開業しやすい
- 回転率が高いことで多くの売り上げも見込める
- 早く商品を飲食できることでお客のニーズが高く、人気店にもなりやすい
- 店舗が小さくてもスピードと品質が高ければ開業できる
ファストフードに一番求められるのはスピードです。そもそも、早く提供できなければファストフードの業態に当てはまりません。
個人店としてだけでなく、大手ファストフード店のフランチャイズに加盟して開業もできます。
③ダイニング
ダイニングは「食事をする」場所を提供する業態で、日本で言えば食堂もダイニングと同様の意味を持ちます。
飲食店では最も定番であり人気の業態です。
- どの業種とも組み合わせられる定番の業態
- サービス内容が高ければ大きな売り上げを生むことも可能
- 低価格や高級店など幅広いニーズに合わせたお店を営業できる
ダイニングのメリットは、どんなお店作りもできることです。
イタリアンに特化した高級店、低価格で財布に優しい個人食堂など、あらゆる業種に対応できる最もポピュラーな業態といえるでしょう。
④バイキング
大皿に盛りつけられた食事を、お客が好きな料理を選んで自由に自分の皿に取り分けて食べることができるバイキングは、大きな需要とニーズがあるとして人気の業態となっています。
- 店内スタッフの人員が少なく済むことで経費が削減できる
- お客が好きな料理を食べ放題になり、ニーズが高まり集客力が高まる
- ファミリー層や団体客といった多人数のお客が集まりやすい
- 大量に食事を作ることでコスト削減に繋がる
調理するスタッフ以外のホール接客人員が少なくなることや、お客が好きな料理を自由に食べ放題になることがバイキングの人気の理由と思われがちですが、それだけではありません。
大量に料理を提供できることによって、コストも削減できます。お客の声やどの料理がどれだけ人気か分かることで、ロスを減らすことでもコスト削減へと繋がるでしょう。
⑤ビュッフェ
好きな料理を自由に取り分けて支払いをするビュッフェも人気の業態となっています。
- 好きな料理を好きなだけお客の財布事情に合わせて食べられるのでお客のニーズが高い
- バイキングと比較して、食べ放題じゃないことからロスが少なくコスト削減に繋がる
- 店内スタッフの人員を減らせることでコストが削減できる
- すぐに食事ができることで、昼食の時間帯が特に集客力が高まる
バイキングと違い、食事した分を支払うビュッフェは回転率も高くなるというメリットがあります。食べ放題じゃないので、お客に「たくさん食べないともったいない」という心理は芽生えません。
料理が目の前にあることで食欲が高まって自分が食べたい量よりも多く食事してしまう傾向にもあります。
特に昼食の時間帯には忙しいサラリーマンなどが集まりやすいことから、見込み売り上げの確保がしやすいのも人気の理由です。
⑥テイクアウト
販売している商品を持ち帰りで提供するテイクアウトは、お弁当屋など多くのお店が導入している人気の業態です。
- ホールスタッフが最小限で済み、人員コストの削減に繋がる
- 店舗が小さくても調理室が確保できれば開業できる
- テイクアウト専門店は店内飲食をするわけじゃないので、客数の制限がない
- ダイニングやファストフードと併用してできる業態でもある
小さな店舗でも経営できることやホールスタッフが必要ないことで、コスト削減が大きなメリットといえます。
テイクアウト専門店であれば店内飲食をするスペースも必要なく、客数の制限もありません。
手軽に食事ができるファストフード店は、テイクアウトと併用して経営していることが多いです。
⑦ホームデリバリー
自宅や会社に商品を配達して提供するホームデリバリーも人気が高い業態です。
- 店舗が小さくても調理スペースが確保できれば経営できる
- 在宅ワークや外出をする機会が減ってきた現代社会においてニーズが高い
- 配達車の確保にコストがかかる反面、配達料を含めて価格を高額に設定できる
- 他の業態でもデリバリーサービスに登録すれば簡単に併用できる
ホームデリバリーは、今かなり需要が高まっている業態です。在宅で仕事をする方も増えており、会社や外出先にも配達することが当たり前にもなってきました。
専門店でデリバリーを開業する場合、配達車の確保が必要になりコストもかかりますが、その分配達料を含めた料金設定ができるので回転率が高ければ利益の確保もしやすいです。
⑧ファミリーレストラン
ファミリーやサラリーマン、友達など多くのお客が集まりやすいファミリーレストランも人気の業態です。
- 幅広い客層がターゲットにできる
- 気軽に立ち寄り食事ができることからニーズが高い
- 洋食やイタリアンなど特化した業種との併用で高い集客力が見込める
ファミリー層が子供連れで食事を楽しむことはもちろん、サラリーマンや主婦の方も「ちょっと時間を潰そう」と立ち寄りやすいのがファミリーレストランです。
飲食店で高い集客が見込めるランチやディナーの時間帯以外でも収益を見込めることで、人気が高い業態でもあります。
⑨立ち飲み
「会社終わりにちょっと」と気軽にお酒が飲める立ち飲みも人気の業態です。
- 長居するお客が少なく回転率が高い
- 1人でお酒を飲むお客も気軽に立ち寄りやすい
- カウンターだけなど小さな店舗でも営業できる
立ち飲みはお酒好きな多くのお客が集まる憩いの場です。1人でも立ち寄りやすいことから、お店を気に入ってもらえるとリピーターとして来店されやすいというメリットもあります。
立ってお酒を飲むことから泥酔するまで長居するお客も少なく、回転率が上がり小さな店舗でも売り上げを確保しやすいのも人気の理由の1つです。
飲食店で人気な業種16種類
主に扱う商品である業種の選択は、今後経営していく中でターゲットの選定に大きく関わってきます。メニューを決める際にも「この料理の業種は何になるのか」と不明点が出てくるかもしれません。
焼き鳥屋でパスタを商品で扱うことがないように、お店コンセプトに合わせた組み合わせが重要です。
ここでは、飲食店で人気な業種16種類を紹介していきます。
- 中華料理
- 韓国料理
- 創作料理
- エスニック料理
- イタリアン
- フランス料理
- 和食
- 洋食
- 焼き肉
- 焼き鳥
- そば
- すし
- ラーメン
- カレー
- 居酒屋
- バー
どんな業態と併用していくか参考にしてください。
①中華料理
中国料理を日本人の好みに合わせた中華料理は多くの日本人から愛される人気の業種です。
- 麻婆豆腐
- 餃子
- エビチリ
- ダイニング
- バイキング
- ビュッフェ
あらゆる業態と組み合わせられるほか、バイキングなど食べ放題でも人気の業種となっています。
②韓国料理
韓流ドラマの人気が高まるのと同時に韓国料理の人気も高まってきました。香辛料を多く使うことから、辛い料理が好きな方にも人気の業種です。
- チジミ
- ビビンバ
- ナムル
- ダイニング
- テイクアウト
専門料理であることから、店頭で食事するダイニングが主流となっています。
テレビや映画で韓国料理を目にする機会も増えているので、現地に行かずとも国内で食事できることが人気の理由です。
③創作料理
創作料理に概念はなく、和食と洋食を組み合わせたオリジナル料理などお客の好みに合わせた料理が提供できる人気の業態です。
- オリジナル料理で様々
- ダイニング
- テイクアウト
食事を主とするダイニングはもちろん、ビールや日本酒に合ったお店を営業していることも多いです。ジャンル問わず、自分のオリジナル店舗が作れるということで人気となっています。
④エスニック料理
イタリアやフランスといった日本で主流の料理ではなく、タイやベトナムなど東南アジアの料理全般のことをエスニック料理と呼んでいます。
- トムヤンクン
- フォー
- 生姜巻き
- ダイニング
- バイキング
- ビュッフェ
ここ数年で東南アジアからも日本に働きに来る人が増えてきました。国同士の友好関係も高まっていることから、今後主流となってくるであろうと注目を浴びている人気の業態です。
⑤イタリアン
パスタやピザといったイタリアンは、昔から人気の業種で今後も衰退していくことはないと言われています。
- パスタ
- ピザ
- 生ハム
- ダイニング
- ホームデリバリー
- ファミリーレストラン
イタリアンのより専門的な料理や、ファミリー向けのピザデリバリーのどちらも人気があり、多くの業態と組み合わせることができる業種です。
⑥フランス料理
フランスの高級食材をより専門的に提供するフランス料理は、誰もが一度は食べてみたいと思うほど人気の業態です。
- ポトフ
- フォアグラ
- パテ
- ダイニング
- カフェ
一般的には高級食材が多いことからダイニングが主流となっていますが、カフェやファミリーレストランで低価格で雰囲気の良いお店も増えてきたことで、人気とニーズがさらに高まっていくであろうと言われています。
⑦和食
日本文化の料理として提供する和食は、どの時代の人でも性別関係なく愛される人気の業態です。
- 天ぷら
- 煮物・煮付
- 魚の塩焼き
- ダイニング
- ビュッフェ
- 立ち飲み
ダイニングというよりも定食屋といった方がしっくりくるかもしれません。料理を自分で取り分けて支払うビュッフェ形式も多く存在します。
立ち飲みやテイクアウトなど、どんな組み合わせもできる業態です。
⑧洋食
日本人がより好むように調理される洋食は、ファストフードや喫茶店の定番の業種です。
- ハンバーグ
- ステーキ
- オムライス
- ファストフード
- カフェ・喫茶
- ファミリーレストラン
ハンバーグやステーキを扱うファミリーレストランも多く、お酒を扱うお店でも人気とされる業態です。
⑨焼き肉
焼肉は日本人だけでなく世界各国でも愛されている料理で、韓国料理で提供する料理を多く扱っている業種でもあります。
- 牛肉・豚肉・鶏肉・羊肉など肉類全般
- キムチ
- クッパ
- ダイニング
- 立ち飲み
今は「1人焼肉」が流行してきていることで、立ち飲み形式で焼肉屋を経営しているお店も増えてきています。
ファミリー層や羊肉を使ったジンギスカンなど、幅広いニーズとジャンルで人気の業態です。
⑩焼き鳥
お酒好きには特に愛される焼き鳥ですが、お酒を飲まない人から子供まで日本では大人気の業種です。
- 鶏肉全般
- 椎茸やえのきなどキノコ類
- ねぎやピーマンなど野菜類
- 立ち飲み
- テイクアウト
- ダイニング
屋台や移動式販売でも見かける焼き鳥は、人気の業種であることからいろいろな業態と組み合わせることができます。
九州に豚バラといって鶏肉以外の串焼きがあるように、オリジナルで焼き鳥を開発しても面白いでしょう。
焼き鳥屋の開業で失敗しないノウハウ|成功のポイントを解説⑪そば
日本文化でもあるそばは、年齢性別問わず愛されているだけでなく、忙しいサラリーマンにとっても大きなニーズがある業態です。
- そば・うどん
- カツ丼や親子丼など丼
- ダイニング
- 立ち飲み(立ち食い)
- デリバリー
そば専門店はもちろんですが、立ち食いそばなど業態を組み合わせることで独自サービスが出てくるかもしれません。
「出前を頼もう」という言葉をよく聞くように、デリバリーでもニーズがある業態の1つです。
⑫すし
外人が日本料理といえば「すし」と答えるように、日本伝統文化の料理で人気がある業態です。
- 寿司
- 刺身
- お吸い物
- ダイニング
- テイクアウト
- 回転寿司
高級寿司からファミリー向けに低価格で提供したりと、いろんな食材と組み合わせた料理ができるとしても人気です。
魚だけでなく肉や野菜など世界各国の料理と組み合わせて、創作料理のような寿司も提供できます。
⑬ラーメン
「おいしいラーメンを探そう」とSNSやテレビで取り上げられるほど人気の業態です。
- ラーメン
- 餃子
- チャーハン
- ダイニング
- ホームデリバリー
ラーメン店で食事するダイニングや出前でデリバリーすることが主流となっています。
醤油・味噌・豚骨といったダシだけじゃなく「家系ラーメン」や「二郎系ラーメン」といった特化した種類も人気で、今後も人気が衰えることはないでしょう。
⑭カレー
カレーは専門店だけじゃなく、商品の1つとしてもメニューにあるお店が多いくらい人気の業種です。
- カレーライス
- カレーうどん
- ナン
- ダイニング
- ホームデリバリー
- テイクアウト
インド式の本場カレーや日本人に向けたカレーなど、カレー専門店だけでなく大型チェーン店があるほど人気です。
「香辛料を組み合わせたおいしいカレーは家で作るのが難しい」という理由で、デリバリーやテイクアウトで頼むお客にもニーズがあります。
⑮居酒屋
お酒を飲みながら食事ができる居酒屋はいつの時代でも人気の業態です。
- ビールや日本酒などアルコール類全般
- 唐揚げ
- 創作料理
- ダイニング
- 立ち飲み
会社終わりや打ち上げ、女子会やサークルの飲み会など、お酒を飲もうとなったら真っ先に居酒屋が出てくるほど人気です。
多人数が収容できる大きな店舗から1人でお酒を飲むお客向けの立ち飲みまで、ニーズが高いこともあっていろんな業態と組み合わせできます。
居酒屋の開業ガイド|成功に導くポイントや開業までの流れを徹底解説⑯バー
ワインやカクテルをおいしく飲める雰囲気の良いお店といえばバーです。
- ワインやカクテルなどアルコール全般
- ピーナッツなど簡易的なおつまみ
- ダイニング
- 立ち飲み
ダイニングと組み合わせることで食事とおいしいお酒の両方を楽しめるお店が作れます。
立ち飲みのように「ちょっと一杯だけ」といったお客にもニーズがある業種です。
バーの開業ガイド|売れる店の作り方や開業の手続き方法を解説これから伸びる飲食店の4つの特徴
ここからは、これから伸びる飲食店の特徴について解説します。以下の4つです。
- 顧客のニーズに対応している
- コストを抑えられている
- 利益率の高いメニューになっている
- DX化に対応している
2022年では、コロナの影響から売上に危機を覚える店舗や新たな顧客のニーズの発見に繋がった事業者も少なくないでしょう。
4つの特徴について順番に見ていきましょう。
顧客のニーズに対応している
まずは顧客のニーズに対応している飲食店です。コロナ禍最中では、消費者の外食に対して求めるものが変わり、依然と比べてニーズが多様化しています。昨今では、外食に求める消費者のニーズは以下が考えられるでしょう。
- ひとり席・ひとりでも入りやすい
- デリバリー&テイクアウト
- 待ち時間少ない
- SNSで映える
- 食品ロスゼロ
- etc……
1人焼肉や1人ラーメンなどひとり専門店やUber eatsやDiDi Foodなどのフードデリバリーサービス、SDGsなどの飲食店が注目を浴びています。さらに、InstagramやTikTokなどのSNSで人気のお店もまだまだ若年層から人気を持っています。
時代の流行に合わせた顧客ニーズをしっかりと押さえた飲食店はこれから伸びる特徴の1つでしょう。
コストを抑えられている
またコストを抑えられている飲食店もこれから伸びる店舗の特徴でしょう。コストを抑えられている飲食店は、固定の費用を浮かせられるため、無駄な出費をすることなく、お店を運営できます。飲食店を運営する費用には以下があります。
- 家賃
- 内装費
- 人件費
- 水光熱費
- 材料費
- etc……
キッチンカーを活用した移動販売や店舗を持たないゴーストレストラン、自宅でテイクアウト専門店を開業するなど店舗費用を浮かせ低コストで運営する飲食店も増えてきました。
家賃・人件費、商品原価など毎月大きい費用を抑えられている飲食店は利益率も高まるため、伸びると言えるでしょう。
テイクアウト専門店の開業方法|メリット・デメリット〜開業に必要な資格/手続きを解説利益率の高いメニューになっている
利益率の高いメニューを準備できている飲食店も伸びる店舗の特徴です。利益率が高いメニューがあれば、安定的なキャッシュを生み出せるため、店舗へ資金を残すことにも繋がります。以下は、原価率が低いため利益率を高くできるメニューです。
利益率の高いメニュー | 量 | 原価 |
---|---|---|
フライドポテト | 100g | 約30円 |
えびせん | 100g | 約80円 |
枝豆 | 100g | 約50円 |
ポテトサラダ・マカロニサラダ | 100g | 約40〜50円 |
餃子 | 1粒 | 約20円 |
たこ焼き | 1人前 | 約100〜120円 |
ジェラート | 100g | 100g 約30円〜 |
パスタ | 1人前 | 約150円 |
黒ウーロン茶 | 1L | 約350円〜 |
テキーラ | 1杯 | 約60円〜 |
酎ハイ | 1杯 | 約60円〜 |
最近では、地方産食材を使ったメニューやセルフ飲み放題、サステナビリティをテーマにしたメニューを提供し差別化をする店舗も少なくありません。またコンセプトカフェやガールズバーなどアルコールを売りにした飲食店では、高利益率となっています。
利益を生み出しやすいメニューを提供できる飲食店は、安定的にキャッシュフローを回せるため、伸ばしやすいでしょう。
【飲食店経営】損益分岐点について徹底解説|計算方法や分析方法もDX化に対応している
また、DX化(デジタルトランスフォーメーション)に対応している飲食店も伸びやすい特徴の1つです。
飲食店がDX化することにより、非接触型の決済・オーダーを行えるため、感染症対策にも繋がります。また、POSレジアプリなどを導入すれば、レジの締め作業の負担やスムーズな決済が行えるため、業務効率化も見込めるでしょう。
さらに、生産性が上がると、人件費の削減ができ、少数精鋭の飲食店運営が可能です。飲食店が抱える慢性的な人手不足の解決にも繋がります。
DX化に対応している飲食店は、顧客の安全を保ちつつも、生産性の高い営業をできるため、安定的な経営を行えるでしょう。
始めたい業態・業種を探そう!
業態と業種の違いは、「売る方法」か「売る商品」かです。飲食店だけでなく、どのお店も業態×業種の組み合わせで成り立っています。
これから飲食店を開業したいと考えている方は、まず、始めたい業態・業種を探してみましょう。売りたい商品、または売りたい方法を先に探すことで、お客のニーズがある業態・業種を組み合わせられます。
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