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キャッシュレスが広く普及した現代、複数の決済方法を手軽に導入できる決済サービスは今やビジネスに必要不可欠ですよね。しかし、選択肢がたくさんありすぎて、どの決済代行サービスを選べばいいのか分からない方もいるかと思います。
そこで、この記事では決済サービスの中でも人気の高い「スクエア」と「STORES決済(旧コイニー)」の二つを徹底比較しました。それぞれの特徴やメリットなどを比較するので、どちらのサービスが自社に合っているのかをしっかりと知れるはずですよ。
【2022年最新】スマホ決済端末大手比較11選!キャッシュレス化を進めてレジ業務を効率化STORES決済(旧コイニー)の特徴・メリットとは
引用元:STORES決済公式HP
両サービスを比較する前に、まずは各サービスの特徴について紹介します。最初は、STORES決済について見ていきましょう。
STORES決済の詳細は下記の通りです。
サービス名 | STORES決済 |
---|---|
運営会社 | STORES 株式会社 |
機能 | ・48種の無料テンプレート ・IG&LINE連携/アクセス解析などの30以上の機能 ・クレカ/後払い/キャリア決済対応 |
初期費用 | 0円 |
プラン | ・フリープラン:0円 ・スタンダードプラン:2,178円 (税込)/月 |
決済手数料 | 3.6%〜5%(ネットショップのみ) 1.98%〜(キャッシュレス決済時) |
STORES決済の大きな特徴として、WeChat Payに対応している点が挙げられます。他にも、セキュリティ面でのメリットも持っているので、海外需要にも比較的対応しやすい決済サービスだと言えるでしょう。
それでは、より詳しく解説していきます。
強み①:WeChat Payに対応
STORES決済は、WeChat Payに対応しています。WeChat Payとは、8.9億人以上のユーザー数を誇るQRコード決済です。特に、中国で主流とされているキャッシュレス決済ですので、中国からの顧客に広く対応できるメリットがあると言えるでしょう。
導入を検討している店舗や企業が観光地に位置していたり中国人客が多く訪れる場合には、かなり有力な判断材料となり得るかもしれません。
強み②:国際基準のセキュリティ
STORES決済は、国際的なセキュリティ基準の「PCI DSS」に準拠し、トリプルDESとDUKPTを採用しています。
トリプルDESとは、アメリカで広く利用されている暗号方式「DES」の強度を高めた標準暗号方式です。また、トランザクションごとに暗号鍵を生成する特徴があるDUKPTと併用することで、更に高いセキュリティ基準を保っています。
カード情報も端末には残らないので、利用者にとっても安心です。
スクエアの特徴・メリットとは
引用元:スクエア公式HP
スクエアシリーズは、決済サービス以外にもオンラインショップやPOSレジなど、運営効率化のためのサービスを多く展開している点が特徴です。
サービス名 | スクエア |
---|---|
運営会社 | Square株式会社 |
機能 | ・在庫の一元管理 ・カスタムドメイン ・無料で商品登録無制限 |
初期費用 | 0円 |
プラン | ・無料プラン:0円/月 ・パーソナル:600円/月 ・プロフェッショナル:1,200円/月 ・パフォーマンス:2,500円/月 ・プレミアム:6,800円/月 |
決済手数料 | 3.6%〜3.95% |
スクエアが持つ代表的なメリットは、業界最短水準の導入・入金スピードにあります。すぐ導入出来て、素早く入金してくれる点においては、他サービスと比べてもかなり優れていると言えるでしょう。
強み①:導入スピードが早い
スクエアの導入スピードはとても早く、場合によってはアカウント開設後即日でカード決済の利用も可能です。他サービスの場合は早くても2日ほどは導入に時間が必要なので、業界随一の導入スピードだと言えるでしょう。
決済に必要なカードリーダーなどの決済端末をAmazonや家電量販店で購入できる手軽さも魅力です。端末はスクエア公式ホームページでも購入可能ですが、その場合は発送までに1週間ほどかかるので注意が必要です。
強み②:入金スピードが早い
スクエアは、入金スピードにおいても優れています。三井住友銀行・みずほ銀行の場合は、なんと翌営業日の入金が可能です。しかも振込手数料も無料なのでとてもありがたいですよね。
その他の銀行の場合でも、毎週水曜日締め・金曜日振込なので、こまめに入金を受けられます。開業直後や、資金繰りに困っている店舗・企業にとってはかなり魅力的なメリットだと言えるでしょう。
【徹底比較】STORES決済とスクエアの違いを4つの項目で比較
スクエアとSTORES決済の大まかな特徴について見てきましたが、両者を比べるとまだまだ細かな違いがあることがわかります。
ここでは、比較ポイントを以下の5つに分け、スクエアとSTORES決済を比べていきます。
- 費用
- 決済方法
- 入金スピード
- サポート
- 連携可能なシステム
比較ポイント①:費用
導入や利用にかかる費用は、サービスを選択する際にもかなり重要視されるポイントです。
まずは両者の初期費用、決済手数料などの費用面について比較してみましょう。それぞれの費用について以下の表にまとめました。
STORES決済 | スクエア | |
初期費用 | 0円~ | 0円~ |
固定費 | 不要 | 不要 |
決済手数料 | 3.6%〜5%(ネットショップのみ) 1.98%〜(キャッシュレス決済時) | 3.6%〜3.95% |
両者ともに、初期費用として主に決済端末の導入費用が必要です。その初期費用を比べると、スクエアの端末の方がかなり安価だということがわかります。ただ両サービスとも、キャンペーンなどを利用すれば実質無料で導入できる場合もあるので、それほど大きな判断材料にはならないかもしれません。
また、両者ともに固定費は不要で、決済手数料もほとんど同じです。
比較ポイント②:決済方法
対応している決済方法の種類も重要なポイントです。両サービスの決済方法は以下の通りです。
STORES決済 | スクエア | |
クレジットカード決済 | ○ | ○ |
電子マネー | ○ | ○ |
QRコード決済 | ○ | × |
STORES決済は、QRコード決済であるWeChat Payに対応しているので中国人を始めとしたWeChat Payユーザーにとってはより快適なサービスを提供できるでしょう。
反対に、スクエアはQRコード決済には非対応ですが、QUICPayやApple Payなど対応している電子マネーの種類に関してはSTORES決済に勝っています。
店舗や企業の条件によって一長一短であると言えるでしょう。
比較ポイント③:入金スピード・振込手数料
入金スピードと振込手数料においては、基本的にスクエアに分があると言えます。両サービスの入金スピード・振込手数料は以下の通りです。
STORES決済 | スクエア | |
入金にかかる時間 | 最短で10営業日以上 | 最短で翌営業日 |
振込手数料 | 200円 | 無料 |
STORES決済は手動で入金を依頼する方法と自動入金の2つから好きな方を選べます。手動の場合は月に6回まで入金を依頼でき、売り上げ日から入金日までは最短で10営業日以上の時間が必要です。また、毎回200円の振込手数料が発生します。
一方、スクエアは三井住友銀行・みずほ銀行の場合は最短で翌営業日に入金されます。他の銀行を利用している場合でも1週間に1度入金が行なわれ、締め日から入金日までの期間は2日と、短期間で売り上げを受け取ることが可能です。嬉しいことに振込手数料は常に無料です。
比較ポイント④:サポート
不具合があった場合や使い方のわからない機能があった場合など、万が一のためのサポート体制も重要な判断基準の1つだと言えるでしょう。両者のサポート体制は以下の通りです。
STORES決済 | スクエア | |
サポート方法 | 電話、メール | 電話、メール |
対応日時 | 平日 10:00~18:00 | 平日、土日 10:00~18:00(年末年始・臨時休業日など除く) |
両者とも電話もしくはメールでのサポートに対応しています。STORES決済は平日の10~18時の間にサポートが受けられます。それに対して、スクエアはほぼ毎日サポートが受けられるので、週末に不具合が起こってしまった場合などには安心です。
しかし、両者ともサポート受付時間が18時までなので、主に夜中に営業している飲食店などの場合はそれほど大きな違いはないかもしれません。
比較ポイント⑤:連携可能なシステム
どのようなシステムと連携できるかという点も、導入する際の判断材料になるでしょう。両者とも、POSシステムや会計ソフトなどさまざまなシステムとの連携が可能です。
スクエアは、POSシステムや会計ソフトのほかにも商品管理システム、レポートやメルマガシステムなど、幅広いシステムとの連携に対応しています。一方、STORES決済は豊富なPOSシステムに対応しています
両サービスが連携できる代表的なシステムについて、以下の表にまとめました。
種類 | システム名 | STORES決済 | スクエア |
POSシステム | スマレジ | ○ | ○ |
ポスタス | ○ | × | |
Maido POS | ○ | ○ | |
Orange Operation | ○ | × | |
pos cube | ○ | ○ | |
TenpoVisor | ○ | ○ | |
Airレジ | ○ | ○ | |
ユビレジ | ○ | × | |
Nexpo | × | × | |
Loyverse POS | × | × | |
会計ソフト | freee | ○ | ○ |
商品管理 | MFクラウド | ○ | ○ |
SuperDelivery | × | ○ | |
フォーム作成 | COREC | × | ○ |
レポート | wufoo | × | ○ |
メルマガ | Mailchimp | × | ○ |
結論:基本的にはスクエアがおすすめ!
ここまで、スクエアとSTORES決済(旧コイニ―)の2つの人気決済サービスについて様々なポイントから比較してきました。
当記事でおすすめするのはズバリ、スクエアです。
スクエアやSTORES決済は、他の決済サービスに比べ、導入の容易さや費用の安さなどが特徴で、中小規模の店舗や企業に適しているサービスです。そのため、特に費用面や入金スピード、手数料などを重視する必要があると言えるでしょう。
当記事で比較してきた通り、費用や入金スピード・振込手数料、サポート体制などの面では、STORES決済よりもスクエアが優れています。
以上の理由から、STORES決済とスクエアの両サービスで迷っている場合には、スクエアを選択することをおすすめします。
ただし、STORES決済の大きな特徴として、WeChat Payに対応している点があげられます。中国人客などWeChat Payユーザーが多く利用する場合には、STORES決済を選択したほうが良いでしょう。
STORES決済とスクエア決済の口コミ・評判
ここからは、STORES決済とスクエア決済のそれぞれの口コミ・評判を見てきましょう。
実際の利用者の評判を知れると、そもそも利用するかどうか決めやすくなるのではないでしょうか。
順番に紹介します。
- STORES決済の良い口コミ・悪い口コミ
- スクエア決済の良い口コミ・悪い口コミ
STORES決済の良い口コミ・悪い口コミ
まずはSTORES決済の良い口コミを見ていきましょう。
やはりクレジットカード決済が利用できる点が重宝されており、顧客ニーズからも評価が高いようですね。
続いて悪い評判についてみていきましょう。
他社と比べると、操作性や機能面で気になる方は多いようです。
STORES決済がレジが連動するには、公式では下記の通りとなっています。
STORES 決済のご利用にはお申し込み後、加盟店審査手続きがあります。審査が通過し、決済端末がお手元に届き次第、STORES レジと接続をしていただくことで、ご利用が可能となります。
なお、STORES決済の審査期間は、各決済手段ごとに幅があり、審査期間が異なります。
現金でのお会計については、審査を待たずにすぐにご利用いただけますので、STORES 決済の準備がととのうまでは現金でのお会計でレジをご利用ください。
STORE決済公式
スクエア決済の良い口コミ・悪い口コミ
続いてはスクエア決済の良い口コミを見ていきましょう。
各サービスとの連携やリンク決済などが便利のような声が見られました。
スクエア決済では、freee・Money Forwardの会計ソフトとも連携でき、AutoReserveオーダー・Airレジなどとも連携ができるため、使い勝手が良いと感じるのでしょう。
利便性が高いサービスと言えますね。
続いては、悪い口コミになります。
店舗によって接続が悪化したり、クレジット明細しか出なかったりするようです。また、自由度のある操作性を求める人は気になるような口コミも見られました。
とはいえ、便利なのは変わりなく、ユーザーとしては満足しているようですね。
まとめ
この記事では、キャッシュレス決済の導入に便利な決済サービスであるスクエアとSTORES決済について比較してきました。
結論としては、スクエアを選ぶのがおすすめです。その理由についてもう一度おさらいしてみましょう。
- 費用が安価
- 入金スピードが早い
- 振込手数料が要らない
- サポート体制が充実
ただし、どんな店舗や企業でもスクエアを選択すれば良いというわけではありません。決済サービスを導入する際には、それぞれの店舗や企業の条件に合ったサービスを選択することが最も重要です。
この記事の情報を参考にして、自分に合ったサービスを選んでみてくださいね。
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