※この記事には一部PRが含まれます。
「SNS集客が大事なのは分かっているけれど、正直“手応えがない”」――
そんなモヤモヤを抱えていませんか?
- とりあえずInstagramやXに投稿しているけれど、予約や来店が増えている実感がない
- 「フォロワー数」「いいね数」は見ているが、売上とのつながりがよく分からない
- がんばって投稿しているのに、本当にこの時間は意味があるのか不安になる
飲食店、美容室、小売店、クリニックなど、地域密着型の店舗にとって、SNSはもはや「やるか・やらないか」ではなく、「どう設計して使うか」の段階に入っています。
その中で多くの失敗は
「とりあえず毎日投稿する」=SNS集客
と考えてしまい、“投稿の熱量”を売上につながる資産に変える仕組みがないことから起きています。
この記事では、そんな状況を抜け出したい店舗オーナー・マーケ担当の方に向けて
- なぜ今、SNS集客を「やらないといけない」のか
- なぜ、いくら投稿しても売上につながらないのか
- Instagram/X/LINE/TikTok/Facebookといった主要SNSの役割分担
- 「SNS → LINE → 予約・来店」という王道導線の作り方
- フォロワーを「一見さん」で終わらせず、リピート客に育てる投稿と分析のコツ
までを、店舗ビジネスに特化して分かりやすく解説します。
なぜ今、SNS集客を「やらないといけない」のか?

まずは「そもそも、なぜここまでSNSが重要なのか?」を整理します。
- SNSで「見つけてもらえない」=そもそも検討候補に入れない
- 口コミが、安定した売上のベースになる
- 広告費をかけなくても、ファンとの関係性を深められる
お客さんに「知ってもらう機会」を失い、競合に流れてしまうから
今の生活者は、グルメサイトや検索エンジンだけでなく、SNSを通じてお店を探すのが当たり前になっています。
ある調査では、
「普段グルメ店の情報をどうやって集めているか?」という質問に対し、80.8%の人が『SNS』を利用しているという結果も出ています。
(グルメ・飲食店編│Z世代の消費行動に関するSNS利用の実態調査【2025年版】)
つまり、
- SNSに「存在していない」
- もしくは「存在していても、まともに更新されていない」
という状態は、
「そもそも認知すらしてもらえていない」可能性が高い、ということです。
とくに飲食店や美容室のように、
「近場で良さそうなお店をサクッと決めたい」シーンでは、
- Instagramで写真をざっと見る
- 気になった店舗だけGoogleマップや予約サイトで詳細確認する
という流れが一般化しています。
ここで比較対象にすら上がらなければ、他店にお客さんを渡しているのと同じです。
お客様の「口コミ投稿」で信頼度が上がり、売上が安定するから
お客様が自分のアカウントでお店を紹介してくれる「口コミ投稿」は、信頼と売上の両方を支えてくれる資産になります。
- 料理や店内の写真をInstagramにアップしてくれる
- 来店体験をストーリーズでシェアしてくれる
- Xで「ここ良かった!」と一言ポストしてくれる
こうした投稿は、お店自身の宣伝よりも何倍も信頼されやすいです。
実際、各種調査では、
「飲食店の口コミを気にしている人」が全体で約7割という結果も出ています。
(「飲食店の口コミ」を気にする人は約7割!参考にする情報源は年代によって違いも【LINEリサーチ調査】)
さらに、Instagramユーザーの半数前後が「Instagramをきっかけに商品を購入・利用したことがある」と答えており、SNS上の投稿が実際の購買行動に影響していることもわかっています。
(Instagramの利用動向に関する調査結果)
つまり、
・「投稿したくなる体験」
・「投稿してもらいやすい仕掛け」
を用意しておけば、
口コミが口コミを呼び、安定して売上につながる土台を作ることができます。
広告費なしで「ファンとの強い繋がり」を作れるから
SNSの強みは、広告費をかけなくても、お店とお客さんが直接つながれることです。
- 日常のちょっとした裏側
- スタッフの人柄や想い
- 季節限定メニューやキャンペーン情報
こうした情報を、定期的に・人間味のある形で発信し続けると、
- 「このお店が好きだから通っている」
- 「推し店だから、友だちにも紹介したい」
という“ファン”が少しずつ増えていきます。
もちろん広告も有効な手段ですが、
SNSでファンとの関係ができていれば、
- 広告を止めても「常連さん」が支えてくれる
- 新メニューや値上げのお知らせにも理解が得られやすい
など、長期的な経営の安定につながります。
「投稿しても無駄」になる?売上につながらない3つの間違い

「毎日投稿しているのに、全然成果が出ない…」という場合、
多くは次の3つのどれかに当てはまっています。
- そもそもお客さんがいないSNSを選んでいる
- 投稿が売上と紐づくような仕組みがない
- “いいね!”をくれた人をリスト化できていない
お店のターゲット層と「使うSNSの選び方」が間違っている
たとえば、
- 40〜50代の女性がメイン客層の美容院なのに、TikTokだけ頑張っている
- Z世代向けのカフェなのに、Facebookページしか更新していない
こうした状態だと、そもそも見てもらいたい人に届いていません。
年代別のSNS利用状況を見ると、
- 10〜20代:Instagram/TikTok/Xの利用率が非常に高い
- 30〜40代:LINEはほぼ全員、Instagram・Xも高水準
- 50〜60代:LINEがメイン、その他SNSは人によってバラつきあり
(2025年|日本・世界のSNS利用者数ランキングまとめ)
という傾向があります。
投稿の頑張りが「来店」につながっているか確認できていない
次によくあるのが、
- フォロワー数やいいね数はチェックしている
- でも「そこから何人が来店したのか」は誰も把握していない
というパターンです。
これでは、
- どの投稿が集客に効いているのか
- どのキャンペーンが空振りだったのか
が分からず、改善のしようがありません。
本来チェックすべきは、
・SNS経由の予約数/来店数
・SNS→LINE登録数
・SNS別のクーポン利用数
といった「売上に近い指標」です。
この“つながり”を見ないまま投稿を続けていると、
時間と人手だけが消えていき、「投稿すること自体が目的」になってしまいます。
「いいね!」で終わる興味を「リピーターリスト」に変えられていない
SNSの投稿を見て「いいね!」を押してくれた人は、
- その瞬間は「ちょっと気になっている」
- でも、時間が経つと他の投稿に埋もれてしまう
ということがほとんどです。
ここで、
- プロフィールや投稿からLINE公式アカウント登録へ誘導
- LINEでクーポンやショップカードを配布し、再来店を促す
という流れを作っておかないと、
せっかくの興味が“一度きりの接触”で終わってしまいます。
投稿する前に準備!時間と人手をムダにしないための戦略ステップ

まず決めるべきは、「SNSで、どれくらいの売上インパクトを狙うのか」です。
目標:SNSからの新規予約を月10件増やしたい
そのために:
- SNS経由のLINE登録数を月100件
- そのうち10%が予約してくれればOK
このように、
- ゴールとなる売上/予約数
- そこに至るまでの行動(LINE登録、予約フォーム送信など)の数値
を先に決めてしまうことで、
- どの数字を毎月チェックすればいいのか
- どの施策を優先するべきか
が自然と見えてきます。
- 新規集客(認知獲得)担当
- Instagram:ビジュアルで世界観を伝える
- TikTok:短尺動画で印象を残す
- X:リアルタイム性・共感ポストで広がる
- リピート集客(囲い込み)担当
- LINE公式アカウント:クーポン、ショップカード、予約案内
- Facebook:一部の業種では長文の実績紹介・専門性訴求に活用
すべてのSNSを全力で運用するのは、現実的ではありません。
多くの店舗にとって、まず検討したい王道パターンは次の組み合わせです。
- 新規集客のメイン:Instagram(またはTikTok)
- リピート・予約管理の軸:LINE公式アカウント
InstagramやTikTokで興味を持ってもらい、プロフィールや投稿からLINE登録を促すことで、
SNS → LINE → 予約・来店
という売上につながりやすい導線を作ることができます。
ここを「基本形」として決めてしまえば、
XやFacebookは余力があれば運用する
それ以外の媒体は、キャンペーン時だけスポット利用する
など、リソース配分の判断もしやすくなります。
興味を持ったお客さんを「逃さない」!予約・来店ルートの作り方

次は、SNSで高まった「興味」を確実に予約・来店に変える導線の作り方です。
興味を持ったお客さんが必ず行動する「プロフィールの見せ方」
プロフィールは、「このお店に行くかどうか」を決める最後の分岐点です。
- 誰のためのお店かが一瞬で分かるか
- 例:「30代向け・体型カバー専門セレクトショップ」
- 例:「仕事帰りに寄れる、駅チカ整体院」
- フォロー/LINE登録のメリットが明確か
- 「LINE登録で初回◯◯円OFF」
- 「毎週、今週の空き枠&限定クーポンを配信」
- 次の行動ボタンが分かりやすいか
- プロフィールのリンク先を
- 予約ページ
- もしくは「LINE登録 → 予約案内」のLP
に設定しておく
- プロフィールのリンク先を
売上につながりやすい「SNS → LINE → 来店」の流れを作る方法
- SNSで興味を持ってもらう
- 写真・動画・ストーリーズで雰囲気や実績を伝える
- 投稿の最後に「詳しくはプロフィールのリンクから」と促す
- LINE公式アカウントに登録してもらう
- プロフィールリンクから、LINE登録導線へ
- 登録直後に「ウェルカムクーポン」や「ショップカード」を自動配布
- LINEで予約・来店を後押しする
- 定期的に「今週の空き枠」「新メニューのお知らせ」を配信
- 予約ページや電話予約へのリンクをわかりやすく置く
この流れを継続すると、
- SNSは「新しい人に出会う場所」
- LINEは「関係性を育てて、リピートにつなげる場所」
として機能し、売上に直結する動線が見える化されます。
予約や問い合わせを「手間なく」完了させるLINE連携予約システムの使い方
せっかく興味を持っても、予約が面倒だと、その場で離脱してしまいます。
離脱を防ぐポイントは、
- SNSのリンク → LINE登録 → LINEトーク内の予約ボタン
- もしくは、LINE連携の予約システムで「日付選択 → 名前入力」だけで済む
というように、入力項目と画面遷移を極力減らすことです。
LINEミニアプリ型の予約システム
・LINE公式アカウントのリッチメニューから予約ページへ直接遷移
効率が上がる!フォロワーを「リピート客」に育てる投稿のコツ

導線を整えたら、「中身(投稿)」を整えてフォロワーとの関係を深める段階です。
投稿の「理想的なバランス」とは?役立ち情報と宣伝のベスト比率
よくおすすめされる目安が、
- お役立ち・ノウハウ系:50%
- 共感・日常・ストーリー:30%
- キャンペーン・宣伝:20%
といったバランスです。
お役立ち
- 「デスクワークの肩こりを30秒で楽にするストレッチ」
- 「雨の日にむくみやすい人の特徴と対策」
共感・日常
- 「院長が毎朝やっている健康習慣」
- 「スタッフの休日の過ごし方」
宣伝
- 「【今週の空き枠】LINE限定クーポン配信中」
- 「季節の変わり目メンテナンスキャンペーン」
「宣伝」ばかりだとフォローを外され、
「お役立ち」だけだとビジネスにつながらない――
このバランス設計が、リピート客を増やす鍵です。
お客様に「口コミしてもらう仕掛け」と親密なメッセージの返し方
お客様発の口コミ投稿を増やすには、
“ちょっと投稿したくなるきっかけ”を用意しておくことが大事です。
- 写真を撮りたくなる、フォトスポットや盛り付け
- 「#店名フォト」のハッシュタグを作り、投稿してくれた人の中から毎月1名にミニ特典
- 会計時に「もしよければ、今日の感想をInstagramに残していただけると嬉しいです」と一言添える
実際、Instagramユーザーの約半数が、
「Instagramをきっかけに商品を購入・来店した経験がある」
と回答しておりSNS上の投稿が実際の行動につながっていることがわかります。
- テンプレっぽくない、一言アレンジした返信
- 名前を呼ぶ
- 投稿してくれた内容に対して、具体的に触れる
ムダな努力をなくす!売上貢献度がわかる「データ分析」のやり方

「数字を見て改善する」といっても、全部を細かく追う必要はありません。
“売上に近いところ”だけ押さえればOKです。
「フォロワー数」ではなく「実際の売上貢献度」で測る方法
見ておきたい指標は、次の3つです。
- SNS → LINE登録数
- プロフィールリンクから何人がLINE登録まで進んでいるか
- LINEのターゲットリーチ(配信可能な友だち数)
- 実際にメッセージを届けられる人数(LINE管理画面で確認可能)
(LINEヤフー for Business)
- 実際にメッセージを届けられる人数(LINE管理画面で確認可能)
- クーポン/キャンペーンの利用数
- どの施策が実際に来店につながったのか
フォロワー数は「ポテンシャルの大きさ」を表す指標でしかありません。
本当に知りたいのは、
・どの投稿・どのキャンペーンが「予約・来店」に効いたのか
・どのSNSが「LINE登録」への貢献度が高いのか
という“売上への距離”です。
どのSNSから来たかすぐわかる!「専用QRコード」を使った効果測定
「どのSNSが一番集客に効いているのか?」を知るには、経路ごとに違うQRコード/リンクを用意するのが簡単です。
LINE公式アカウントの管理画面では、
「友だち追加ガイド > 友だち追加経路」から、経路別のURL・QRコードを発行できます。
(LINEヤフー for Business)
- Instagramプロフィール用
- Xプロフィール用
- 店頭POP用
- チラシ用
といった形で分けておけば、
- どの経路から何人がLINE登録したか
- どのSNSにリソースを集中すべきか
が数字で見えるようになります。
挫折しない!人手不足を解消する運用体制と「おまかせ」の選び方

どれだけ良い戦略でも、「続かなければ意味がない」です。
最後は、無理なく続けるための体制づくりについてです。
「全て自分」か「投稿だけプロに任せる」か?失敗しない判断基準
ざっくり分けると、選択肢は3パターンあります。
- 完全セルフ運用
- メリット:費用が安い/現場のリアルな情報を届けやすい
- デメリット:時間がかかる/戦略や分析が属人化しやすい
- 一部だけ外注(ハイブリッド)
- 戦略設計・投稿テーマ・写真撮影は自社
- 投稿文作成・投稿代行・レポート作成だけ外注
- ほぼ丸投げ(フル代行)
- 戦略設計〜分析まで任せる
- 自社は方向性の確認と撮影協力だけ
おすすめは、「まずは自社で3ヶ月やってみてから“ボトルネック”を外注する」ことです。
・投稿ネタは出せるが、文章を書く時間がない → ライティングだけ外注
・企画や分析が苦手 → 戦略とレポートだけ外注
というように、弱いところだけプロに頼むと、費用対効果を出しやすくなります。
費用を抑える!SNS管理ツールとLINE料金プランの賢い選び方
- SNS管理ツールで“作業時間”を減らす
- 複数SNSへの同時投稿(予約投稿)
- コメント/DMの一元管理
などをツールで自動化し、人がやるべき仕事に時間を使うことが大事です。
- LINE料金プランを“実際のリーチ数”に合わせて選ぶ
- LINE公式アカウントには
- コミュニケーションプラン
- ライトプラン
- スタンダードプラン
の3つがあり、配信通数に応じて料金が変わります。
(LINEヤフー for Business)
- 最初は無料のコミュニケーションプランから始め、
ターゲットリーチが増えてきたらライトプラン/スタンダードプランに切り替える、というステップアップがおすすめです。
- LINE公式アカウントには
OTOMO LINE公式サポート
| 提供会社 | 株式会社JOIIN UP |
| 初期費用 | 無料 |
| プラン | ・月額7,700円〜 初期設定基本設定 プロフ添削 投稿方法 自動応答メッセージ リッチメニュー ショップカード インサイト分析 |
| 特徴 | ・業界最安値 ・無料相談受付中 ・店舗事業者におすすめ |
OTOMOは、店舗事業者向けに支援を行っているサービスです。LINE公式サポートでは、月額7,700円〜の業界最安値の金額でLINE公式アカウントのサポートを受けられます。
分析結果のレポート作成や運用代行などマルチなプランを提案してもらえるため、やりたいけど面倒でできていない店舗事業主におすすめです。
LINE以外にもInstagramアカウントの運用サポートも行っており、LINEもインスタも無料相談を受け付けています。気になる方は、無料相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。
まとめ:今日からすぐ実践!SNS集客成功への3つのチェックリスト

最後に、この記事の内容を今日からできる3つのアクションにまとめます。
【SNS集客 成功へのチェックリスト】
- 「認知担当」と「リピート担当」のSNSを決める
例:新規認知はInstagram/TikTok、リピートはLINE公式アカウント- プロフィールを見直し、「LINE登録」か「予約」への導線を1つに絞る
・誰のためのお店か
・登録・予約するメリット
・1クリックで行けるリンク
この3点を必ず明記する- LINEの登録経路を分けて、どのSNSが効いているか測り始める
・経路別のQRコード/URLを発行
・1ヶ月ごとに登録数を見て、リソース配分を調整する
SNS集客は、「とにかく頑張る」ものではなく、
“売上に近いところから逆算して設計するもの”です。
今日から、
・何となくの毎日投稿をやめる
・導線と数字を意識した運用に切り替える
この2つを意識するだけでも、
同じ時間・同じ労力でも、成果の出方は大きく変わってきます。
ぜひこの記事をきっかけに、
あなたのお店のSNSを「なんとなく発信の場所」から、
売上につながる集客エンジンへとアップデートしていきましょう。
\ 【無料相談】LINEでの相談も受付中! /
