飲食店のインスタグラム集客のやり方とは?運用時のポイント〜成功事例を解説

これまで、飲食店を探すときにはグルメサイトを利用する人が多かったですが、最近はGoogleマップやSNSでの検索もできるようになってきました。

特に若者世代を中心に、インスタグラム(Instagram)で飲食店探しをする人が増えており、SNSを通じてユーザーへの宣伝や集客を行う「SNSマーケティング」が注目されています。

テキストでの投稿が中心のTwitterやFacebookと違い、写真や動画の投稿がメインとなるインスタグラムは、一目でユーザーに情報を伝えられるという特徴を持つSNSです。文章では伝わりにくいお店の魅力を視覚的に伝えたい飲食店にとっては、相性のよいサービスであるといえるでしょう。

この記事では、以下についてご紹介します。

  • 飲食店のインスタグラム集客方法
  • 飲食店がインスタグラムで集客をするメリットとデメリット
  • 飲食店がインスタグラムで集客を行う際のポイント
  • 飲食店がインスタグラムを活用した集客の事例

ぜひ参考にしてください。


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飲食店のインスタグラムの集客方法は2つある

そもそも飲食店がインスタグラムで集客する方法は2つあり、以下の通りです。

  1. アカウントを運用して集客する
  2. インスタグラマー(インフルエンサー)に依頼して集客する

どちらも店舗の顧客を増やすには重要な方法です。2つ実践することでより集客効果を見込めるでしょう。それぞれの方法について順番に見ていきます。

アカウントを運用して集客する

まずは、アカウントをコツコツ運用して集客する方法です。インスタで映えるような写真や動画を投稿し、フォロワーを獲得していきます。

自社で運用できれば、大きなコストはかからず、うまくいけば、食べログやホットペッパーなどの広告費削減にも繋がるため、多くの飲食店が行っている手法です。以下の投稿をメインに運用していくと、お店の情報を知ってもらいやすくなります。

  1. フィード投稿
  2. ストーリーズ投稿
  3. リール投稿

自社でコツコツアカウントを運用し続けられる方は実践してみましょう。

インスタグラマー(インフルエンサー)に依頼して集客する

続いては、インスタグラマー(インフルエンサー)に依頼して集客する方法です。インスタグラム内には自社の店舗よりも知名度を持っているアカウントがあり、飲食店に特化した情報を発信しているアカウントも少なくありません。

自社のターゲット層を多く抱えるインスタグラマーに依頼を行うと知名度を獲得でき、集客にも繋げられるでしょう。

ただし、継続的な集客には繋がりづらく、お店のメニュー等の品質で目を光るものが無ければリピートを得づらい傾向にあります。そのため、一定規模まで自社の店舗アカウントを運用し、インスタグラマーへ依頼してブーストをかける方法が適切な方法と言えるでしょう。

飲食店がインスタグラムで集客をする3つのメリット

飲食店がインスタグラムで集客をする際のメリットには、以下の3つが挙げられます。

  1. アカウント開設が簡単
  2. ユーザーと双方向のコミュニケーションができる
  3. 視覚に訴えかける集客ができる

それぞれ解説していきます。

メリット①:アカウント開設が簡単

他のSNSと同様にインスタグラムのアカウント開設には費用が一切かからず、誰でも自分の好きなタイミングで始めることができます。もしアカウントを使わなくなった際も簡単に削除できるため、店舗経営への負担もほとんどありません。

ホームページや広告の作成が必要なWeb集客、チラシでの集客などと比べるとハードルが低く、気軽に始めることができるのがSNS集客の魅力です。

メリット②:ユーザーと双方向のコミュニケーションができる

SNSでは、あるユーザーの投稿に対してほかのユーザーがいいねやコメントをつけることができます。

また、インスタグラムには通常の投稿のほかに

  • ストーリー
  • ダイレクトメッセージ
  • ライブ配信

など、フォロワーと交流するための様々な機能も利用することが可能です。

インスタグラムを用いた集客では、このような機能を通じて顧客と双方向のコミュニケーションをとることができます。

メリット③:視覚に訴えかける集客ができる

インスタグラムの特徴として、写真や動画など視覚に訴える情報発信が可能であるという点が挙げられます。

視覚を通じた情報は、ユーザーに対してより詳細なイメージを想起させることができます。外装、内装、メニュー、料理など、テキストでは伝えることができない視覚情報の多い飲食店の集客方法として、インスタグラムは非常に相性がよいといえるでしょう。

飲食店がインスタグラムで集客をする3つのデメリット

反対に、飲食店がインスタグラムを用いた集客には次のようなデメリットもあります。

  1. フォロワーが増えにくい
  2. 宣伝目的の投稿は敬遠される
  3. ビジネス向けには活用しにくい

それぞれ解説していきます。

デメリット①:フォロワーが増えにくい

インスタグラムには、ほかのSNSに比べてフォロワーが増えにくいという性質があります。

例えば、短文のテキストでの投稿が多いTwitterの場合、関心の低い投稿が表示されてもほかのツイートで紛れてしまうため、それほど目立つことはありません。そのため、多くのTwitterユーザーは、少しでも関心のある投稿があればそのアカウントを気軽にフォローする傾向があります。

しかし、写真や動画の投稿がメインとなるインスタグラムの場合はそうではありません。スクロールすることですぐに画面から消えてしまう短文テキストと違って、投稿された画像は画面いっぱいに表示されてしまいます。そのため、インスタグラムのユーザーの多くは、より自分の好みに合うアカウントを選別してフォローする傾向があるのです。

以上のことに注意して、インスタグラムで集客する場合はユーザーにフォローしたいと思わせるような有益な情報を投稿するよう心がけることが重要です。

デメリット②:宣伝目的の投稿は敬遠される

視覚に訴えるインスタグラムは、使い方によっては非常に高い集客効果が期待できる反面、あけすけな広告や宣伝目的の投稿は敬遠されてしまいます。

ビジネス色の強い投稿やしつこいセールストークはフォロワーが減る原因にもなるので、投稿するときは文章にも気をつけるようにしましょう。

デメリット③:ビジネス向けには活用しにくい

インスタグラムは、基本的に個人向けの利用が多く、他のSNSと違ってBtoBの事業として活用するユーザーはそれほど多くありません。そのため、法人向けのサービスや商品の情報を発信するには向かないサービスであるといえます。

しかし、最近はビジネス向けの利用のためにアカウントを開設する企業も出てきており、今後はこうした動きが活発化する可能性もあります。企業向けに展開すればフォロワーが一気に増えることが見込まれるため、活用の仕方によってはインスタグラムによる集客効果の上昇も期待できるかもしれません。

飲食店がインスタグラムで集客を行う際の8つのポイント

次に、インスタグラムで集客を行う際のポイントを8つご紹介します。

  1. 集客したいターゲットのペルソナを設定する
  2. ビジネスアカウントを利用する
  3. 顧客の行動につながる工夫を考える
  4. ハッシュタグをつけて投稿する
  5. ジオタグをつける
  6. 定期的に投稿する
  7. フォロワーとコミュニケーションをとる
  8. インサイト機能を活用する

それぞれ解説します。

ポイント①:集客したいターゲットのペルソナを設定する

集客するためには、ターゲットとなるペルソナの設定が必要です。インスタグラムのアカウントを開設する前に、どのようなユーザーに見てもらいたいかを考え、なるべく詳細なペルソナを設定しましょう。

一般に、ペルソナの設定をするときは、以下のような項目に分けて考えることができます。

  • 基本情報(年齢、性別、職業、居住地、収入など)
  • パーソナリティ(性格、人間関係、価値観など)
  • ライフスタイル(趣味、所有しているデバイス、生活パターンなど)

具体的なペルソナをイメージすることによって、顧客の視点に立ったサービスの提供ができるようになります。ユーザーの目に留まる投稿を続けるためにも、まずはインスタグラムで集客したいターゲットを絞り込み、その人にアピールできるような投稿を心がけるとよいでしょう。

ポイント②:ビジネスアカウントを利用する

インスタグラムは、個人アカウントのほかにビジネスアカウントを利用することができます。

ビジネスアカウントでは、以下のような機能を追加できます。

  • ビジネスプロフィール:電話、メール、住所などの店舗情報をプロフィールに追加できる。
  • インサイト機能:フォロワーの属性、投稿の閲覧数、URLへのアクセス数などのデータを確認できる。
  • 広告(有料):対象のユーザーに対して広告を配信することができる。

店舗の予約管理システムと連携することで、インスタグラムからの予約状況を一括で把握することができます。こうした機能を使いこなし、効果的な集客につなげましょう。

インスタグラムの予約機能とは?設定方法〜予約のやり方まで全て開設

ポイント③:顧客の行動につながる工夫を考える

ただインスタグラムの投稿を見ているだけでは、集客の目標は達成されません。投稿を見たユーザーに、その後どのような行動をとってほしいかを考えてみるとよいでしょう。

例えば、実際に来店してほしい場合には、住所や問い合わせ先などの店舗情報を掲載する必要があります。また、自社サイトに誘導したい場合には、リンク先のURLを貼り付けておかなければなりません。

インスタグラムを利用して達成したい集客目標をあらかじめ決めておくことも重要です。

ポイント④:ハッシュタグをつけて投稿する

インスタグラムには、「ハッシュタグ」という投稿した写真や動画に関連するキーワードをつける機能があります。

ハッシュタグをつけたいキーワードのはじめに「#」をつけると、同じハッシュタグをつけた投稿を一覧で見ることが可能です。ハッシュタグは検索することができ、違う投稿からハッシュタグをたどって様々な投稿を閲覧することができます。ハッシュタグをつけることで、インスタグラム上で飲食店を探しているユーザーに自店舗の投稿を見つけてもらいやすくなります。

ハッシュタグは1回の投稿につき30個までつけることができますが、多すぎると投稿内容が長くなってしまうため、投稿内容に応じた適切なハッシュタグを数個程度を目安に選んでつけるとよいでしょう。

ポイント⑤:ジオタグをつける

インスタグラムの投稿には、ハッシュタグのほかにジオタグ(位置情報)をつけることができます。

ジオタグをつけておくと、店舗の場所を確認することができるため、投稿を閲覧したユーザーの集客につながりやすいです。ジオタグもハッシュタグと同じく検索することができます。

その他、ジオタグをたどって投稿を見つけたユーザーや、投稿時に同じジオタグをつけた投稿をしたユーザーなど、多くの人に対してリーチすることが可能です。

ポイント⑥:定期的に投稿する

SNS上のタイムラインは、他の投稿によってすぐに流れてしまいます。そのため、SNSでの集客では、ユーザーのタイムラインに表示されるように、投稿頻度を維持してフォロワーの関心を逃がさないようにすることが重要です。

なるべく更新頻度を落とさないことが重要ですが、文章を投稿する手間を省きたい場合は、ストーリーを活用してタイムリーな情報を発信するとよいでしょう。

ポイント⑦:フォロワーとコミュニケーションをとる

SNSでの集客が軌道に乗ってくると、次はフォロワーをリピーターにつなげる工夫が必要になります。

インスタグラムには、コメントやダイレクトメッセージなど、双方向のコミュニケーションをとるための機能があります。また、ストーリーでアンケートを募集することも可能です。こうした機能を活用して、ユーザーとの交流を重ねることで信頼関係を構築しましょう。

フォローされたらこちらも相手をフォローをする、質問に対して丁寧に回答する、といったことを心がけることで、フォロワーに対する印象もよくなるので効果的です。

ポイント⑧:インサイト機能を活用する

ビジネスアカウントで利用できるインサイト機能では、フォロワーの

  • 性別
  • 年齢
  • 居住地

といった属性や、

  • 投稿の保存数
  • 投稿の閲覧数
  • プロフィール
  • URLへのアクセス数

などのデータを確認することができます。

これらのデータを分析し、効果測定を行うことで、集客の改善を検討する際に役立ちます。インサイト機能は無料で利用することができるため、ぜひ活用を検討してみてください。

今日からできる!飲食店のインスタグラムの具体的な投稿例

ここからは、今日から実践できる飲食店のインスタグラムの具体的な投稿例を見ていきましょう。

  • お店のアカウント紹介文
  • 写真や動画などの投稿内容例

どちらもインスタ映えを狙うなら必須の項目です。しっかりと目を通しておいてください。

お店のアカウント紹介文例

お店のアカウントを紹介する文章は、プロフィールを訪れたユーザーにアカウント情報を伝えるためにとても重要です。カフェと居酒屋のパターンを用意したので、自店舗に取り入れる際の参考にしてください。

カフェ(喫茶店)の場合

〇〇カフェ

渋谷で、スペシャルティコーヒーを提供するコーヒースタンド

 

📮️ 場所:渋谷区〜

☕️ 開店時間 : 9:00-18:00

🔒 定休日 : 水曜日

居酒屋の場合

居酒屋の場合

お店の名前

映えグルメ・映えサワーが売り

営業時間

【12:00〜0:00 LO 23:30 】

定休日

【年末年始のみ】

DMorお電話でご予約できます!

#渋谷グルメ#渋谷串揚げ 

↓メニューはこちら↓

URL

基本的に「お店の強み」「営業時間」「場所」「URL」を念頭にスマホユーザーがみやすくなるように作成するのがベターです。

お店を利用するターゲット層によって紹介文に記載するテイストも変わるため、今一度自店舗がどういうお店か把握しておきましょう。

写真や動画などの投稿内容例

続いては、写真や動画などの具体的な投稿内容の例を紹介していきましょう。写真を撮る際は、「正方形になること」「真似したくなる写真になること」を意識して投稿していきましょう。

以下はおしゃれなインスタグラムで見かけた投稿内容の例です。

引用:https://www.instagram.com/p/CjAQ6DvvJJY/
引用:https://www.instagram.com/p/CjClsOSpRWT/

実際に自店舗に取り入れてみてください。

飲食店でインスタグラムを活用した3つの集客成功事例

ここからは、実際に飲食店でインスタグラムを用いた集客を行っている事例を見ていきましょう。今回は、以下の3つの事例をご紹介します。

  1. 幸せのパンケーキ
  2. IKEA JAPAN
  3. DAISO

事例①:幸せのパンケーキ

幸せのパンケーキは、全国的に展開しているパンケーキ専門店です。若い女性を中心に人気が高く、インスタグラムのフォロワー数は5万人にのぼります。(2022年6月時点)

店舗限定メニューや季節限定メニューのほか、営業時間などの情報を定期的に投稿しています。限定メニューを宣伝することで、フォロワーのリピート率上昇につながるため、インスタグラムの効果的な使い方の例として参考になります。

背景写真や皿などの小物にこだわりが感じられ、パンケーキをさらに写真映えさせる工夫が見られます。
(参考:https://www.instagram.com/ahappypancake/

事例②:IKEA JAPAN(イケア・ジャパン)

スウェーデン発祥のイケアは、日本でも全国各地に店舗を構えている、世界最大の家具量販店です。

キャンペーン、お知らせ、アプリの案内など、プロフィール画面には様々な顧客のニーズに対応できるよう、いくつかのリンクが用意されています。季節ごとにその時期にあった商品の写真のほか、店内で提供している料理の写真もあり、ユーザーの足を店舗へと向かわせるようなアピールのある投稿です。

その一方で、投稿されている画像は商品だけでなく、食事や花を添えるなど、実際にその商品を使う場面をイメージできる写真を用いています。これにより、広告であることを感じさせない工夫も見られます。

(参考:https://www.instagram.com/ikeajapan/

事例③:DAISO(ダイソー)

2022年に創業50周年を迎える100円ショップのダイソーは、インスタグラムの投稿をカタログ写真のような体裁にしています。そこで商品の活用方法を紹介することで、ユーザーの購買意欲を促す工夫が見られます。

店舗ではあまり目につかないマイナーな商品でも、投稿写真によってユーザーにその存在や用途を知らせることができるという販売戦略は、小売店にとって参考になる事例ではないでしょうか。

(参考:https://www.instagram.com/daiso_official/

インスタグラムの店舗アカウントで知名度アップ!開設・設定方法〜集客のコツまで紹介

まとめ

今回の記事では、インスタグラムで集客をするメリットとデメリット、集客を行うときのポイント、実際にインスタグラムを活用した集客の事例についてご紹介しました。

インスタグラム集客には、ユーザーとのコミュニケーションや視覚に訴えた情報発信ができるといった強みがある反面、フォロワーが増えにくくBtoBには向かないなどの弱点もあります。

そんな中でもインスタグラムでの集客を成功させるためには、

  • ハッシュタグ
  • ジオタグ
  • インサイト機能

などのインスタグラムならではの機能を活用し、ユーザーと積極的にコミュニケーションをとることが重要です。

実際の事例も参考にしつつ、ぜひインスタグラムを活用した集客を検討してみてください。

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