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注文システム/アプリとは、飲食店での注文を一括して管理するシステムです。注文システム/アプリは、感染症対策の影響もありファーストフード店やファミリーレストランなどで急速に普及しつつあります。読者の方の中にも、テーブル上に置かれたタブレットで店舗に向かう前にスマートフォンで注文をした経験がおありではないでしょうか。
今回は、注文システム/アプリの種類・機能を紹介した上で色々な観点から注文システム/アプリを比較・紹介していきたいと思います。
注文システム/アプリの3つの種類、それぞれのメリット
注文システム/アプリには、大きく分類して3種類に分けることができます。ここでは、それぞれの詳細とメリットを取り上げたいと思います。
今回ご紹介する3種類は、以下になります。
- ハンディーターミナルシステム
- モバイルオーダーシステム
- セルフテーブルオーダーシステム
①ハンディーターミナルシステム
ハンディーターミナルシステムは、ハンディータイプの端末を従業員が持ちお客様からの注文を入力する注文システムです。ハンディーターミナル型の注文システムのメリットは、以下のようになります。
- お客様へ料理を届ける時間短縮及びオーダーミス発生の防止
- お会計の時間短縮及び計算ミスの帽子
- 売上データ管理の効率化
- 従業員による端末操作のため、お客様への負担軽減
ここに挙げた1〜3のメリットはPOSシステムによることが大きいと言えますので、以下に挙げるスマートデバイスやテーブル設置型においても同じメリットが期待できます。
4のメリットに関しては、従業員が端末を操作するという特性から、スマートデバイスやテーブル設置型と違いお客様がデバイスやアプリの操作という負担はありません。
②モバイルオーダーシステム
モバイルオーダーシステムは、お客様自身のスマートフォンやタブレットで注文を受け付けるタイプの注文システムです。モバイルオーダーシステムは、大きく分けて店外型と店内型の2種類があります。
- 店外型:お客様が来店前にスマートフォンなどのモバイル端末で注文
- 店内型:お客様が来店後、席についてからスマートフォンなどのモバイル端末で注文
どちらの注文システムもお客様自身のモバイルデバイスを使用しますが、店内型はQRコードを読み取るなどの方法でお客様が別途アプリをダウンロードする必要のないものもあります。
モバイルオーダーシステムのメリット
モバイルオーダーシステムのメリットは、次のようなものがあります。
- お客様が日頃使い慣れた端末で注文することができる
- お客様へのサービス提供までの時間の短縮
- 人件費削減
- 初期投資の節約
2のメリットは、特に店外型モバイルオーダーシステムにおいて顕著に現れます。お客様は来店前に注文を済ますので、入店と同時に商品を受け取ることも可能になります。店外型モバイルオーダーシステムは、テイクアウトや配達型の売り上げにも貢献することができます。
3は、ホールスタッフが対面でオーダーを受ける必要がなくなるので、人件費削減に大きく寄与します。4は、ハンディータイプの端末やタブレットなどの設備が不必要であるので、その分初期投資を節約することもできます。
もちろん、ハンディーターミナルシステムで挙げた1〜3のメリットも同時に享受することができます。
③セルフテーブルオーダーシステム
セルフテーブルオーダーシステムは、お店側がタブレットなどの端末を各テーブルに設置し、お客様自身が端末操作を行い注文するシステムです。セルフオーダーシステムには、次のようなメリットが考えられます。
- タブレットが常時設置されているのでお客様の好きなタイミングで注文しやすい
- 大画面でおすすめやイベントなどのPR、販促に効果
- メニューを多言語で表記することができる
セルフオーダーシステムは、お店側がタブレットなどの端末を準備するので、表示の自由度が高くなるという利点があります。常に注文端末画面を映し出すことができ、お客様のタイミングで追加注文をしやすくなるというメリットがあるのです。
注文システム/アプリの4つの機能
注文システム/アプリは、注文を受け付ける機能が備わっているのはもちろんのこと、POSシステムと連携することでより多くの機能が備わっています。ここでは、注文システム/アプリに多く備わっている機能を4つご紹介いたします。
- 注文受付・管理機能
- 決済機能
- 多言語対応機能
- 売上データ管理機能
機能①:注文受付・管理機能
注文システム/アプリの機能として最初に挙げるのは、やはり注文受付機能と注文管理機能です。飲食業は、大まかに以下のような流れで業務が行われます。
- 注文の受付
- 厨房への注文伝票の引き渡し
- 料理の提供
- お会計
作業には複数人が関わることになり、一括に管理するのが難しくなります。注文システム/アプリでは、これらの一連の作業をPOSシステムによって一括管理することができます。
機能②:決済機能
決済には、注文のあった商品をもう一度レジなどに打ち直す作業が必要になります。しかし注文システム/アプリではお客様が注文した時点でPOSシステムにより料金が確定し、レジ打ちの作業を簡素化することができます。
アプリによるカード決済を利用すれば、お客様がレジに向かう必要さえなくなります。
機能③:多言語対応機能
海外のお客様が来店した時に困るのが、メニューの説明です。店舗によっては、英語や中国語など言語別のメニューを準備したり、1つのメニュー内に他言語を書き込んでいたりします。
そこで、注文システム/アプリでは英語や中国語のみならず他の言語のメニューも端末1つで表記することができます。メニューに写真などの画像を載せると、メニューに対する説明もやりやすくなります。
機能④:売上データ管理機能
紙の伝票やメモによる注文受付では、個々の売上データの管理に多くの労力を費やす必要があります。注文システム/アプリでは売上の総合データ、個々のメニューに対するデータなどの多角度から売上管理・分析データを容易に可視化することができます。
注文システム/アプリの5つの選定ポイント
現在、注文システム/アプリの数は多くの企業によって提供されています。その中から自店にあった注文システム/アプリを選定するのは、なかなか難しいものです。
そこで、ここでは注文システム/アプリの選定ポイントを5つ紹介いたします。今回ご紹介する選定ポイントは、次の通りです。
- 使いやすさ
- 自店システムとの連携
- 決済手段の種類
- SNSやクーポンなどの販促
- 多言語に対応しているか
ではこれらのポイントの詳細を見てみましょう
ポイント①:使いやすさ
注文システム/アプリの多くは、お客様が直接操作します。よって「使いやすさ」は最も重要な選定ポイントと言えます。お客様に負担なく注文システム/アプリを使っていただいてこそ、次の集客につながります。
また、注文以外の様々な機能の使いやすさも視野に入れておく必要があります。人件費削減やコスト削減、作業効率化など多くの利点をもたらす注文システム/アプリですが、使いにくさによりワークフローの足を引っ張るようでしたら本末転倒と言えるでしょう。
ポイント②:自店システムとの連携
もし既にPOSシステムなどのシステムを導入しているなら、既存のシステムとの連携も選定ポイントとなります。
いくら優秀な注文システムであっても、既存のシステムとの連携ができないのであれば仕入れシステム/アプリの機能を十分に発揮できない可能性もあります。
ポイント③:決済手段の種類
決済手段の種類も、選定ポイントとなります。注文システム/アプリによって、対応可能な決済手段は変わってきます。
キャッシュレスが大きく普及してきた現在、できるだけ多くの決済手段があれば、決済時の混雑も防ぐことができます。
ポイント④:SNSやクーポンなどの連携機能
今や、SNSでの販促活動は多くの企業が重要視しています。注文システム/アプリと最も相性がいい販促方法は、SNSではないでしょうか。
さらに、昨今はポイントやクーポンもモバイルを使用するのが一般的になりつつあります。リピーター確保の手段として、有効なクーポンとの連携機能も注文システム/アプリの選定ポイントとしましょう。
ポイント⑤:多言語に対応しているか
コロナ禍で一時的に来日外国人の減少が問題となりましたが、徐々にコロナの影響も薄れてきました。そんな中、再び訪れるインバウンド対策として注文システム/アプリの多言語対応は重要な注文システム/アプリの選定ポイントとなります。
注文システム/アプリの多言語対応は、外国籍の従業員の研修にも役立ちます。
注文システム/アプリを複数の観点で比較
これまで紹介してきた比較ポイントを元に、実際にいくつかのアプリ/サービスを比較検討してみましょう。今回ご紹介するシステム/アプリは、以下です。
- 費用で選ぶなら「Auto Reserve Order」
- 機能で選ぶなら「Okage Go DX Platform」
- 手軽さで選ぶなら「L.B.B.Cloud」
①費用で選ぶなら「Auto Reserve Order」
Auto Reserve Orderは、初期費用0円・月額5,000円・POSレジも基本機能で無料導入することができるQRコード型の注文システムです。月額5,000円は、業界では最安値と言っていい値段です。
Auto Reserve Orderは、お客様の注文から料理の提供・お会計までの一連の作業を全てスマートフォンで管理することができます。また、POSレジも基本機能提供0円導入で、締め作業・売上管理・分析まで効率良く管理することができます。
機能で選ぶなら「Okage Go DX Platform」
Okage Go DX Platformには、多くの機能が装備されています。機能の一部を一覧にして見てみましょう。
機能名 | 内容 |
店内モバイルオーダー | 来店されたお客様自身のスマホでオーダー |
店外モバイルオーダー | 来店前のお客様がスマホでECサイト感覚でオーダー |
タブレットオーダー | 紙のメニューをタブレットに取り込んでタッチパネルでオーダー |
キッチンディスプレイ | 店内・店外のオーダーをタブレットで管理 |
セルフレジ | 券売機としても使える、タブレット連動型のセルフレジ |
POSレジ | クレジットカード、電子マネーなどキャッシュレス決済にも対応したタブレット型レジ |
表に引用した以外にも多くの機能を兼ね備えたOkage Go DX Platformは、中小から大型飲食店まで多くの飲食店に導入されています。
手軽さで選ぶなら「L.B.B.Cloud」
引用元:L.B.B.Cloud公式HP
L.B.B.Cloudは、LINE公式アカウントと連携が可能で、スマホ1つで注文・決済・売上管理・モバイルオーダー・テイクアウトまでの業務をこなします。また、L.B.B.Cloudはカスタマイズ機能も優秀で、飲食店以外の業種でも広く活用することができます。
何よりも、最短1週間でモバイルオーダーを導入することができる手軽さは他の追随を許しません。
まとめ
以上、注文システム/アプリの機能や選択ポイントなどを見てきました。注文システム/アプリは、店舗業務のフローの効率化、人件費削減、売上管理など、導入による恩恵は多岐に渡ります。
また、コロナ禍以降非接触での接客が推奨されるようになり、キャッシュレス社会がいよいよ現実になりつつもあります。業務の効率化、スタッフとお客様の安全、リピーター確保など様々な効果を考慮し、注文システム/アプリの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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