三井住友法人カード3種類を比較|選ぶポイント〜審査基準について解説

クレジットカード

法人カードを発行しようと思った際、国内でも主要のカード会社である、三井住友カードを選びたいと思う人も多いのではないでしょうか。

三井住友カードの法人カードには多くの種類があり、中には個人事業主も申し込めるものや、会計ソフトと連携し、経理業務の負担を削減できるものもあります。

本記事では、三井住友法人カードの一般とゴールドをそれぞれ3種類比較するとともに、選ぶ際の5つのポイントや申込みの流れについて解説。

三井住友の法人カードを検討している人は、ぜひ自分に合った1枚を見つけていきましょう。

三井住友法人カード(一般)3種類を比較

三井住友法人カード
引用:三井住友公式サイト

まずは、三井住友法人カードの一般種別のクレジットカード3枚を比較していきましょう。

同じ三井住友が発行しているクレジットカードでも、発行対象や年会費、貯まるポイントなど、細かな部分で違いが生じています。

カード名三井住友ビジネスクラシックカード三井住友ビジネスカードfor Owners クラシックカード三井住友カードビジネオーナーズ
発行対象法人のみ満20歳以上の法人代表者、
個人事業主
満20歳以上の法人代表者、
個人事業主
年会費1,375円(税込)
追加カード:440円(税込)
本会員1,375円(税込)
追加カード:440円(税込)
永年無料
利用限度額20〜150万円〜150万円〜500万円
ポイント還元率0.5%0.5%0.5%
貯まるポイントワールドプレゼント
ポイント
VポイントVポイント
会計ソフト可否××
発行スピード約3週間約1週間約1週間


各カードについて、以下で詳しく解説します。

三井住友ビジネスクラシックカード

三井住友ビジネスカードクラシック
カード名三井住友ビジネスクラシックカード
発行対象法人のみ
年会費1,375円(税込)
追加カード:440円(税込)
利用限度額20〜150万円
ポイント還元率0.5%
貯まるポイントワールドプレゼントポイント
会計ソフト可否
発行スピード約3週間

三井住友ビジネスクラシックカードは、法人のみを対象として1,375円(税込)の年会費で利用できるクレジットカードです。2枚め以降の追加カードは440円(税込)で発行でき、大変お得な年会費で利用できます。

「楽楽精算」や「経費キャッシュレス」などをはじめとする4つの会計ソフトと連携し、経理業務の効率化が可能。手元にある請求書をなんでもカード決済できる「請求書支払代行サービス」や、国内外約1,000箇所の契約宿泊施設が割引料金で利用できる「福利厚生代行サービス」などが付帯しているため、公私ともに充実した生活を送りたい法人代表者におすすめのクレジットカードといえるでしょう。

三井住友ビジネスカード for Owners クラシックカード

三井住友ビジネスカードforOwnersクラシック
カード名三井住友ビジネスカード for Owners クラシックカード
発行対象満20歳以上の法人代表者、個人事業主
年会費本会員1,375円(税込)
追加カード:440円(税込)
利用限度額〜150万円
ポイント還元率0.5%
貯まるポイントVポイント
会計ソフト可否×
発行スピード約1週間

三井住友ビジネスカード for Owners クラシックカードは、法人代表者に加え、屋号で事業を行う個人事業主も発行可能なクレジットカードです。カード利用金額に応じて貯まるVポイントのポイント還元率は通常0.5%ですが、セブン-イレブンやファミリーマート、ローソンでの利用で利用金額200円(税込)につき2%の還元が受けられるため、日常利用にも最適といえるでしょう。

一般カードで年会費が1,375円(税込)と格安ながら、最高2,000万円の海外旅行傷害保険や年間100万円までのショッピング補償も付帯しており、海外出張の機会がある法人・個人事業主の人におすすめです。貯まったVポイントは好きな商品やマイルへの交換や、1ポイント1円としてクレジットカード利用料金に充当することもできます。

三井住友カード ビジネスオーナーズ

三井住友ビジネスオーナーズ
カード名三井住友カード ビジネスオーナーズ
発行対象満20歳以上の法人代表者、個人事業主
年会費永年無料
利用限度額〜500万円
ポイント還元率0.5%
貯まるポイントVポイント
会計ソフト可否×
発行スピード約1週間

三井住友ビジネスオーナーズは、法人と個人事業主を対象とした法人カードながら、年会費永年無料で利用できるクレジットカードです。三井住友ビジネスクラシックカード、三井住友ビジネスカード for Owners クレジッくカードが利用限度額150万円までであったのに対し、三井住友ビジネスオーナーズは、所定の審査にクリアすれば、最大500万円までの利用額を持つことができます。

最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯していますが、海外に行く機会があまりない場合、別の保険プランに切り替え可能。個人賠償責任保険や交通事故を原因とした入院に対するケガ補償保険、携行品損害保険の中から好きな保険を選べるため、より利用者に合った付帯サービスがほしい人は三井住友カード ビジネスオーナーズがおすすめです。

三井住友法人カード(ゴールド)3種類を比較

カードをポケットから出す男性

三井住友法人カードの一般カードについて3種類を見てきましたが、続いて一般カードの上位カードである、ゴールドカードについて、3種類を比較しました。

カード名三井住友ビジネスカードゴールド三井住友ビジネスカード for Owners(ゴールドカード)三井住友カードビジネスオーナーズゴールド
発行対象法人のみ満20歳以上の法人代表者、
個人事業主
満20歳以上の法人代表者、
個人事業主
年会費使用者1名11,000円(税込)
追加カード:2,200円(税込)
本会員11,000円(税込)
追加カード:2,200(税込)
本会員5,500円(税込)
追加カード:永年無料
利用限度額20万〜300万円〜300万円〜500万円
ポイント還元率0.5%0.5%0.5%
貯まるポイントワールドプレゼント
ポイント
VポイントVポイント
会計ソフト可否××
発行スピード約3週間約1週間約1週間


ゴールドカードは一般カードに比べて高い年会費がかかりますが、その分利用限度額がアップしたり、ゴールドカードにのみ付帯する特典があったりといった違いがあります。

各クレジットカードについて、以下で詳しく見ていきましょう。

三井住友ビジネスカードゴールド

三井住友ビジネスカードゴールド
カード名三井住友ビジネスカードゴールド
発行対象法人のみ
年会費使用者1名11,000円(税込)
追加カード:2,200円(税込)
利用限度額20万〜300万円
ポイント還元率0.5%
貯まるポイントワールドプレゼントポイント
会計ソフト可否
発行スピード約3週間

三井住友ビジネスカードゴールドは、三井住友ビジネスクラシックカードの機能を拡大した、法人のみ申し込み可能なクレジットカードです。もちろんクラシックカードで利用可能な会計ソフトとの連携にも対応していますので、経理業務を効率にこなすのに役立ちます。

クラシックカードでは2,000万円であった海外旅行傷害保険はゴールドカードでは最高5,000万円に拡大され、全国主要空港のラウンジを無料で利用できる空港ラウンジサービスが利用可能です。ショッピング補償も国内・海外での利用が対象となり、年間300万円まで対応していますので、安心してクレジットカードを利用することができます。

三井住友ビジネスカード for Owners(ゴールドカード)

三井住友ビジネスカード for Ownersゴールド
カード名三井住友ビジネスカード for Owners(ゴールドカード)
発行対象満20歳以上の法人代表者、
個人事業主
年会費本会員11,000円(税込)
追加カード:2,200円(税込)
利用限度額〜300万円
ポイント還元率0.5%
貯まるポイントVポイント
会計ソフト可否×
発行スピード約1週間

三井住友ビジネスカード for Ownersは三井住友ビジネスクラシックカードと同様の11,000円(税込)の年会費ですが、初年度は無料で持てるお得な法人・個人事業主向けゴールドカードです。さらに「マイ・ペイすリボ」に申し込みの場合、前年に1回以上リボ払い手数料を支払うと、年会費が半額になる特典がついています。

海外・国内を対象とした旅行傷害保険も最高5,000万円、ショッピングに対しても年間300万円までの補償が付帯。もちろんビジネスサポートサービスや福利厚生代行サービスも利用できるので、割安な年会費で充実したゴールドカードを持ちたい人に特におすすめといえるクレジットカードです。

三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド

三井住友ビジネスオーナーズゴールド
カード名三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド
発行対象満20歳以上の法人代表者、
個人事業主
年会費本会員5,500円(税込)
追加カード:永年無料
利用限度額〜500万円
ポイント還元率0.5%
貯まるポイントVポイント
会計ソフト可否×
発行スピード約1週間

三井住友カードビジネスオーナーズの上位カードである、三井住友カード ビジネスオーナーズゴールドは、本会員の年会費が5,500円(税込)、追加カードは永年無料で持てる法人ゴールドカードです。年間100万円以上を利用するといった条件をクリアすれば翌年度以降の年会費は永年無料となり、さらに毎年年間100万円以上を利用すれば、毎年10,000ポイントの還元が受けられます。

また対象の個人用三井住友カードと2枚持ちをすれば、Amazonでの買い物やETCの利用、ANAやJALで直接購入の航空券代金に対するポイント還元率が最大1.5%にアップする特典が付帯。カード利用枠は最大500万円までとなっているため、急な設備投資や大量の仕入れにも対応可能です。

三井住友法人カードを選ぶ際の5つのポイント

5つのポイント

ここまで一般カード、ゴールドカードを合わせて6枚の三井住友法人カードを紹介してきましたが、自分に合ったクレジットカードを選ぶためには、なにを基準としたら良いのか、迷ってしまうという人もいるのではないでしょうか。

ここからは、三井住友法人カードを選ぶ際のポイントを5つ紹介します。

三井住友法人カードを選ぶ際の5つのポイント
  1. 年会費
  2. 申し込み基準
  3. ビジネスに有利な特典
  4. 追加カードの枚数上限・料金
  5. 付帯サービス

順に見ていきましょう。

年会費

まずは年会費を比較しましょう。年会費はクレジットカードを持ち続ける限り毎年かかってくる費用となり、クレジットカードごとに料金が違います。

以下をご覧ください。

カード名三井住友ビジネスクラシックカード三井住友ビジネスカード for Owners クラシックカード三井住友カード ビジネスオーナーズ三井住友ビジネスカードゴールド三井住友ビジネスカード for Owners(ゴールドカード)三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド
年会費1,375円(税込)1,375円(税込)永年無料11,000円(税込)11,000円(税込)5,500円(税込)

今回紹介した三井住友法人カードの6枚の年会費を比較しました。見てわかる通り、年会費は必ずかかるものではなく、中には永年無料のクレジットカードも存在します。

年会費は支払いたくないので無料のクレジットカードを選ぶという方法も選択のポイントの1つではありますが、年会費が有料のクレジットカードには高い付帯サービスやポイント還元率アップなどの特典がついている場合が多く、結果的に大きなメリットを享受できる可能性も高いようです。法人カードの年会費は損金計上できるため、年会費と特典の費用対効果を考えた上でクレジットカードを選ぶと良いでしょう。

申し込み基準

次に比較するのは、申込基準です。三井住友の法人カードは誰でも申し込めるものではなく、クレジットカードごとに申し込み対象が設定されています。

以下をご覧ください。

カード名三井住友ビジネスクラシックカード三井住友ビジネスカード for Owners クラシックカード三井住友カード ビジネスオーナーズ三井住友ビジネスカードゴールド三井住友ビジネスカード for Owners(ゴールドカード)三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド
申し込み基準法人のみ満20歳以上の法人代表者、個人事業主満20歳以上の法人代表者、個人事業主法人のみ満20歳以上の法人代表者、個人事業主満20歳以上の法人代表者、個人事業主

三井住友ビジネスカード、三井住友カード ビジネスオーナーズに関しては一般カード、ゴールドカードとも満20歳以上であれば法人代表者に加えて個人事業主も申し込みの対象になっていますが、三井住友ビジネスクラシックカードのみ、申込みは法人に限られています。

個人事業を行っており法人カードの検討をしている人は、申込基準に個人事業主と記載のあるカードを選びましょう。下記で詳しく紹介しますが、三井住友の法人カードはビジネスに有利な特典が多く付帯しているため、個人で事業を行う上で利用できるサービスが充実しています。

ビジネスに有利な特典

上記でも触れた通り、三井住友の法人カードには、ビジネスに有利な特典が多数付帯しています。

各クレジットカードに付帯している特典を比較しましょう。以下をご覧ください。

カード名三井住友ビジネスクラシックカード三井住友ビジネスカード for Owners クラシックカード三井住友カード ビジネスオーナーズ三井住友ビジネスカードゴールド三井住友ビジネスカード for Owners(ゴールドカード)三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド
ビジネスに有利な特典【会計ソフト連携】
楽楽清算・経費キャッシュレス・MAJOR FLOW Z KEIHI・経費 BANK
【ビジネスパーチェシングカード】
精算業務の効率化
【請求書支払代行サービス】
どんな支払いでもカード決済可能
【ビジネスサポートサービス】
業務の効率化をサポート
【福利厚生代行サービス】
国内外数1,000ヵ所の施設を割引料金で利用可能
【請求書支払代行サービス】
どんな支払いでもカード決済可能
【ビジネスサポートサービス】
業務の効率化をサポート
【福利厚生代行サービス】
国内外数1,000ヵ所の施設を割引料金で利用可能
【請求書支払代行サービス】
どんな支払いでもカード決済可能
【ビジネスサポートサービス】
業務の効率化をサポート
【福利厚生代行サービス】
国内外数1,000ヵ所の施設を割引料金で利用可能
【会計ソフト連携】
楽楽清算・経費キャッシュレス・MAJOR FLOW Z KEIHI・経費 BANK
【ビジネスパーチェシングカード】
精算業務の効率化
【請求書支払代行サービス】
どんな支払いでもカード決済可能
【ビジネスサポートサービス】
業務の効率化をサポート
【福利厚生代行サービス】
国内外数1,000ヵ所の施設を割引料金で利用可能
【請求書支払代行サービス】
どんな支払いでもカード決済可能
【ビジネスサポートサービス】
業務の効率化をサポート
【福利厚生代行サービス】
国内外数1,000ヵ所の施設を割引料金で利用可能
【請求書支払代行サービス】
どんな支払いでもカード決済可能
【ビジネスサポートサービス】
業務の効率化をサポート
【福利厚生代行サービス】
国内外数1,000ヵ所の施設を割引料金で利用可能

三井住友ビジネスカードには、一般カードにもゴールドカードにも会計ソフト連携のサービスがあるため、精算業務の効率化を図れます。他のクレジットカードには会計ソフト連携はないものの、請求書支払代行サービスによりクレジットカードで請求金額を支払うことで支払期日を先送りができたり、ビジネスサポートサービスが受けられたりと充実な特典が付帯。

さらに福利厚生代行サービスを利用すれば中小企業であっても大企業のような福利厚生を受けられるため、公私ともに充実した生活を送れる点が魅力といえます。

追加カードの枚数上限・料金

続いて追加カードの枚数上限と、料金について比較しましょう。

追加カードは法人内の役員や従業員に法人カードを使用させる場合に必要です。以下をご覧ください。

カード名三井住友ビジネスクラシックカード三井住友ビジネスカード for Owners クラシックカード三井住友カード ビジネスオーナーズ三井住友ビジネスカードゴールド三井住友ビジネスカード for Owners(ゴールドカード)三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド
追加カードの枚数上限・料金20枚まで
年会費:440円(税込)
枚数無制限
年会費:440円(税込)
19枚まで
年会費:永年無料
20枚まで
年会費:2,200円(税込)
枚数無制限
年会費:2,200円(税込)
枚数無制限
年会費:永年無料

三井住友の法人カードの枚数上限や追加カードの年会費は、カード種類とランクごとに異なっているのが分かります。追加カードを発行する場合、すべての従業員に持たせることは少ないと考えられるため、枚数の上限がある場合でも、中小企業であれば十分必要枚数をカバーできるといえるでしょう。

今後事業拡大のため、従業員を増やしていく場合は、追加カードの枚数上限がないクレジットカードを選ぶと良いですね。

付帯サービス

最後に、付帯サービスについて比較しましょう。

付帯サービスは、発行したクレジットカードに自動的に付いてくるサービスのことです。以下をご覧ください。

カード名三井住友ビジネスクラシックカード三井住友ビジネスカード for Owners クラシックカード三井住友カード ビジネスオーナーズ三井住友ビジネスカードゴールド三井住友ビジネスカード for Owners(ゴールドカード)三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド
付帯サービス【ETCカード】
年会費無料で追加可能
【JR東海エクスプレス予約サービス】
「東海道・山陽・九州新幹線(東京~鹿児島中央間)」のネット予約&チケットレスサービス
【海外旅行傷害保険】
最高2,000万円
【海外キャッシュサービス】
海外のATMから現地通貨を引き出し可能
【ショッピング補償】
年間100万円まで
【海外旅行傷害保険】
最高2,000万円
【ショッピング補償】
年間100万円まで
【ETCカード】
年会費無料で追加可能
【海外旅行傷害保険】
最高2,000万円
【ETCカード】
年会費無料で追加可能
【JR東海エクスプレス予約サービス】
「東海道・山陽・九州新幹線(東京~鹿児島中央間)」のネット予約&チケットレスサービス
【海外・国内旅行傷害保険】
最高5,000万円
【海外キャッシュサービス】
海外のATMから現地通貨を引き出し可能
【ショッピング補償】
年間300万円まで
【海外旅行傷害保険】
最高5,000万円
【ショッピング補償】
年間300万円まで
【空港ラウンジサービス】
全国主要空港のラウンジを無料利用
【ETCカード】
年会費無料で追加可能
【海外・国内旅行傷害保険】
最高2,000万円
【空港ラウンジサービス】
全国主要空港のラウンジを無料利用
【ショッピング補償】
年間300万円まで

すべてのクレジットカードに海外旅行傷害保険が付帯しており、上位カードになると海外だけでなく国内旅行傷害保険をカバーしていたり、補償額が増えたりと違いがみられます。

選択するクレジットカードによってJR東海エクスプレス予約サービスや海外キャッシュレスサービスが付帯しているため、出張が多い人は、これらの付帯サービスが手厚いクレジットカードを選ぶと良いでしょう。

三井住友法人カードの申し込みの流れ

開かれたパソコン

三井住友法人カードには、個人カードと同じく審査があります。カードの種類により、適した書類の提出も必要です。以下に三井住友法人カードの申込みの流れをまとめました。

三井住友法人カードの申し込みの流れ
  1. カードを選ぶ
  2. 必要書類を準備する
  3. 申し込み内容入力・支払い口座設定

順に見ていきましょう。

カードを選ぶ

まずは、発行するクレジットカードを選びます。

おすすめの三井住友法人カード
  • 三井住友ビジネスクラシックカード
  • 三井住友ビジネスカード for Owners
  • 三井住友カード ビジネスオーナーズ
  • 三井住友ビジネスカードゴールド
  • 三井住友ビジネスカード for Owners(ゴールドカード)
  • 三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド

上記で紹介した5つのポイントを参考に、自身に合ったクレジットカードを選択しましょう。

必要書類を準備する

カードごとに審査に必要な書類が違うため、確認の上準備を行います。

ビジネスクラシックカード・ビジネスゴールドカードの場合
  • 法人の本人確認書類
  • 法人代表者の本人確認書類
ビジネスオーナーズおよびビジネスカード for Ownersの場合
  • 法人代表者の本人確認資料

法人の本人確認書類とは、発行日より6ヶ月以内の登記簿謄本または抄本のことを指し、法人代表者の本人確認資料は運転免許証などを指します。

個人事業主が申し込みを行う場合にも同じく代表の本人確認書類が必要となるため、あらかじめ確認して用意しておきましょう。

申し込み内容入力・支払い口座設定

必要書類が揃ったら、申し込みフォームから申し込み内容を入力していきます。三井住友カード ビジネスオーナーズと三井住友ビジネスカード for Ownersの場合は、そのままインターネットで支払い口座の設定が可能です。

三井住友ビジネスカードを申し込んだ場合は、申し込み内容を印字した申込書類が郵送されますので、必要事項記入・捺印のうえ、本人確認書類を同封して返送しましょう。支払い口座の設定についても返送時行いますので、いずれの場合も入力に誤りのないよう慎重に記入するようにしてください。

審査後発行

申し込みが終わると、所定の入会審査が行われたあと、クレジットカードが発行されます。

三井住友カード ビジネスオーナーズと三井住友ビジネスカード for Ownersは約1週間、三井住友ビジネスカードの場合は約3週間ほどの期間を必要としますので、発行の目安とすると良いでしょう。

三井住友法人カードを発行する際によくあるQ&A

FAQ

法人カードを初めて発行する人は、発行する際にさまざまな疑問を持つことでしょう。

三井住友法人カードを発行する際によくあるQ&A
  • 法人カードの審査期間は?
  • カード発行までの期間は?
  • 三井住友法人カードの2枚持ちは可能?

ここからは、三井住友法人カードを発行する際によくある疑問について解説します。法人カードの発行までの期間や2枚持ちを考えている人は、ぜひ参考にしてください。

法人カードの審査期間は?

三井住友法人カードの審査期間は、最短で3営業日です。ただしすべての法人カードに当てはまるものではなく、今回紹介したクレジットカードの中では、三井住友カード ビジネスオーナーズと、三井住友ビジネスカード for Ownersが該当します。

同じ三井住友カードでも個人カードの中には最短5分でカード番号を発行するクレジットカードも存在しますが、法人カードの場合は事業の継続性や財務状況を慎重に審査する必要があるため、即日発行には対応していません。

カード発行までの期間は?

審査に通ったあとはクレジットカードが発行されますが、カード発行までの期間も、クレジットカードによりさまざまです。

カード名三井住友ビジネスクラシックカード三井住友ビジネスカード for Owners クラシックカード三井住友カード ビジネスオーナーズ三井住友ビジネスカードゴールド三井住友ビジネスカード for Owners(ゴールドカード)三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド
発行期間約3週間約1週間約1週間約3週間約1週間約1週間

三井住友ビジネスオーナーズ、三井住友ビジネスカード for Ownersに関してはすべての手続きをWeb上で行える上、入会審査は最短3営業日で完了するため、発行までの期間は約1週間程度となっています。

三井住友ビジネスカードはカード発行までに約3週間かかるため、クレジットカードの利用予定がある人は、早めに申し込みを行うようにすると良いでしょう。

三井住友法人カードの2枚持ちは可能?

三井住友法人カードは1枚作ると他の法人カードが作れないといった制限がないため、2枚持ちも可能です。その場合、上記で紹介したように、付帯サービスや貯まるポイントはクレジットカードの種類ごとに違いますので、ほしい特典をカバーするクレジットカードを持つと良いでしょう。

同じ2枚持ちでも、個人名義で発行したクレジットカードと2枚持ちしたり、他社が発行するクレジットカードと2枚持ちすることでより多くのメリットを享受できる可能性もあるため、2枚めの発行を検討している人は、比較した上で決定するようにしてください。

まとめ

三井住友法人カードは、ビジネスシーンで利用できる特典が豊富な上に、旅行傷害保険やショッピング保険などの付帯サービスも多く、上位カードのゴールドカードであっても格安な年会費で持てるため、おすすめのクレジットカードです。

紹介したクレジットカードだけでも6種類と多く、初めて法人カードを検討している人は迷ってしまうかもしれませんが、クレジットカードを選ぶ際のポイントを参考にしながら、ぜひほしいクレジットカードの発行に進んでください。法人カードを所有して、事業をよりスムーズに行っていきましょう。