※この記事には一部PRが含まれます。
- 「会社から独立して、夢だった喫茶店をオープンしたい!」
- 「喫茶店を開業したいけど、具体的な流れが分からず不安」
上記のように「喫茶店を開業する」という夢を持った方はとても多いです。
本記事ではそんな夢の実現に向けて、喫茶店の開業ノウハウについて徹底解説します。
必要な資格や開業までの流れ、さらにその他参考記事などもたくさん紹介しますので、是非最後までご覧ください。
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喫茶店を開業するまでの流れを解説!1年間の準備が必要
喫茶店を開業するまでには、おおよそ1年程度かかります。
物件探しや各種手続きなど、喫茶店を開業するためには様々な工程があるため、余裕をもった計画が必須です。
喫茶店を開業するまでの具体的な流れは、以下のようになります。
- お店のコンセプトを決める・・・開業12ヶ月前
- 事業計画を立てる・・・開業11ヶ月前
- 物件探しをする・・・開業8ヶ月前
- 資金調達をする・・・開業5ヶ月前
- 実店舗の準備をする・・・開業4ヶ月前~2ヶ月前
- 各種届け出・手続きをする・・・開業1ヶ月前
- スタッフの採用・教育を行う・・・開業1ヶ月前
- 宣伝活動をする・・・開業2週間前
- マニュアルを作成する・・・開業2週間前
- プレオープン・・・開業1週間前
- 開業
上記のように、最初のコンセプト決めから開業まで、おおよそ1年程度かかります。
また良い物件に巡り会えるかなど「タイミング」に大きく左右される要素もありますから、これよりも長くかかることもあるでしょう。
喫茶店・飲食店を開業するまでの詳しい流れについては、以下の記事を参考にしてください。
飲食店開業までの流れを徹底解説!準備や手続き方法も詳しく紹介喫茶店の開業に必須な2つの資格
喫茶店を開業する際に必ず必要な資格は、以下の2つです。
- 食品衛生責任者
- 防火管理者
上記2つの資格について、以下で詳しく解説します。
①食品衛生責任者
食品衛生責任者の資格は、喫茶店を開業する際に必ず必要となります。
食品衛生責任者の資格を取得するには、「会場集合型養成講習会」と「eラーニング型養成講習会」の2つの方法があります。
受講方法 | 【会場集合型養成講習会】 講習会場に来場して受講 【eラーニング型養成講習会】 オンラインで24時間いつでも受講可能。 |
講習時間 | 【会場集合型養成講習会】 午前9:45〜午後4:30までの6時間(テスト含む) 【eラーニング型養成講習会】 標準学習時間 合計約6時間 受講可能期間 30日間(決済完了後) |
受講料 | 教材費を含めて12,000円(税込) |
(引用②:一般社団法人東京都食品衛生協会 eラーニング型要請講習会ページ より)
具体的な講習内容は、以下の通りです。
講習科目 | 主な内容 | 時間数 |
---|---|---|
食品衛生学 | 〇主要な食中毒、健康被害及び食品事故並びにその原因(微生物、自然毒、化学物質・汚染物質、異物等) 〇食中毒等の発生を防止するための基本的な対応 ●施設・設備の衛生管理(5S(整理、整頓、清掃、清潔、習慣)を含む。) ●基本的な食品の取扱い(食中毒予防の3原則を含む。) ●食品取扱者等の衛生管理(感染症の予防対策を含む。) 等 | 2.5時間 |
食品衛生法 | 〇食品衛生法の全体像 〇自主的な衛生管理に関すること ●営業者の責務(衛生管理計画及び手順書の作成、食品取扱者等への周知、衛生管理の実施状況の記録及びその保存並びに衛生管理の検証) ●一般衛生管理及びHACCPに沿った衛生管理の基準 ●小規模事業者等による手引書の活用方法 等 〇自主回収報告制度に関すること 〇営業規制に関すること(許可、届出、施設基準) 〇その他食品衛生関連法規に関すること 等 | 3時間 |
公衆衛生学 | 〇環境衛生 〇労働衛生 等 | 0.5時間 |
確認試験 | 〇講義の理解度及び知識の定着度を確認するための試験 | |
合計6時間程度 |
上記の通り、講習とテストあわせて6時間ほどで取得できる資格です。
喫茶店を開業する際には、この「食品衛生責任者」の資格をかならず取得しておきましょう。
②防火管理者
収容人数が30名を超える喫茶店を開業する際には、防火管理者の資格も必要です。
防火管理者の資格には2種類あり、店舗の条件によって取得する資格は異なります。
- 乙種防火管理者
→店舗の延べ面積が300平米未満 - 甲種防火管理者
→店舗の延べ面積が300平米以上
「乙種防火管理者」と「甲種防火管理者」を取得するための講習は、以下のようになっています。
講習種別 | 【乙種防火管理講習】 乙種防火管理者として選任されることができる資格を取得するための講習です。 【甲種防火管理者新規講習】 甲種防火管理者として選任されることができる資格を取得するための講習です。 |
講習時間 | 【乙種防火管理講習】 おおむね5時間(1日間講習) 【甲種防火管理者新規講習】 おおむね10時間(2日間講習) |
講習内容 | 【乙種防火管理講習】 上記の講習事項のうち、基礎的な知識及び技能 【甲種防火管理者新規講習】 防火管理の意義及び制度 火気管理、施設・設備の維持管理 防火管理に係る訓練及び教育 防火管理に係る消防計画など |
受講料 | 【乙種防火管理講習】 7,000円(テキスト、修了証、その他の諸経費を含む。税込み) 【甲種防火管理者新規講習】 8,000円(テキスト、修了証、その他の諸経費を含む。税込み) |
収容人数や延べ面積などによって取得する資格が異なるため、店舗の要件などをしっかりと確認した上で、講習を受講しましょう。
知っておきたい喫茶店開業5つのノウハウ
喫茶店を開業する際に知っておきたいノウハウは、以下の5つです。
- 喫茶店とカフェは違う
- 喫茶店開業に調理師免許はいらない
- 開業資金は1,000万円
- 居抜き物件を選ぶと安上がりになる
- 営業許可書の取得には準備が必要
上記5つのノウハウについて、以下で詳しく解説します。
①喫茶店とカフェは違う
混同しやすいですが、カフェと喫茶店は「営業許可の種類」が明確に異なります。
- カフェ
→「飲食店営業許可」が必要 - 喫茶店
→「喫茶店営業許可」が必要
「喫茶店営業許可」は、アルコールの提供や、単純な加熱以外の調理全般ができません。
単純な加熱調理で提供できるものはトーストなどで、オムレツやサンドイッチ等の調理・提供は含まれません。
つまり喫茶店でも「アルコールを提供したい」「パスタやサンドイッチなどを調理・提供したい」という場合には、「飲食店営業許可」をとる必要があるのです。
飲食店営業許可を受けた場合でも「⚫⚫喫茶店」と名乗ることは可能で、店名などに縛りはありません。
しかし物件によっては「喫茶店営業許可」しか取得できないケースもありますので、物件を借りる際に確認しておきましょう。
②喫茶店開業に調理師免許はいらない
喫茶店を開業する場合、調理師免許を取得したり、調理師を雇用する必要はありません。
「喫茶店営業許可」であればそもそも調理ができませんし、「飲食店営業許可」を取った場合においても調理師免許は不要です。
調理師免許があると、食品衛生責任者資格の講習が免除となったり、国家資格保持者として融資が受けやすくなることがあります。
しかし基本的には前述の「食品衛生責任者講習」を受講していれば、問題ありません。
③開業資金は1,000万円
喫茶店の開業資金は、おおよそ1,000万円ほど必要です。
喫茶店を開業する際に発生する費用には、以下のようなものがあります。
- 物件取得費
- 家賃
- 食器代
- 食材費
- 水道光熱費
- 内装・外装工事費
- テーブル・椅子・その他インテリア費
上記の他にも資格取得費など様々な費用がかかるため、おおよそ1,000万円ほどの開業資金を用意する必要があります。
より詳細な開業資金については、以下の記事を参考にしてください。
非公開: 飲食店の開業資金の相場は1,000万円?調達方法や節約方法も紹介④居抜き物件を選ぶと安上がりになる
物件にかかる費用を節約したい時は、居抜き物件がおすすめです。
物件には「スケルトン物件」と「居抜き物件」があります。
- スケルトン物件
→天井や壁、床などがなく、柱やコンクリートのみの物件
→床材や壁材などすべてを自分の好みにできるのがメリット
→床や壁、天井、調理設備などすべてを手配しなくてはならないため、かなり費用がかさむ - 居抜き物件
→調理設備や換気・排水設備などもそのままの状態になっている物件
→内装費や設備費を節約することができるのがメリット
上記のように、居抜き物件は内装や設備にかかる費用をおさえることができるため、開業資金などが潤沢でない場合には特におすすめできます。
物件にかかる費用について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
【飲食店開業】スケルトン物件の費用を解説|メリットやデメリットも紹介⑤営業許可書の取得には準備が必要
営業許可書の取得には、以下の準備が必要です。
- 保健所に事前に相談
- 営業許可の申請を行う
- 保健所の施設検査を行う
- 営業許可書が交付される
書類の準備はもちろんですが、店舗の状態も大切です。
店舗の状況によっては営業許可が下りないこともありますから、申請前にしっかりと確認しておきましょう。
営業許可について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
飲食店の営業許可を取る方法|7つの必要書類〜取得までの流れを紹介喫茶店の開業には準備が必要
本記事では、喫茶店を開業する際に必要な資格や準備について解説しました。
- 喫茶店の開業には、1年ほどの期間が必要
- 喫茶店の開業には、「食品衛生責任者」と「防火管理者」の資格が必要
- その他必要な資格や、喫茶店とカフェの違い、物件の種類などを知っておくと、スムーズに喫茶店を開業できる
これから喫茶店を開業しようと思っている方にとって、この記事が参考になれば幸いです。
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