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「ギガらくWi-Fiって耳にするけどどんなサービスなんだろう」
「ギガらくWi-Fiのメリット・デメリットを知りたい」
上記のように考えている事業者も多いのではないでしょうか。
この記事では、ギガらくWi-Fiの概要と料金プラン、メリット・デメリットについて紹介します。また、利用者の評判をリアルな口コミを基にしてまとめました。
これから契約を検討している事業者は、ぜひ参考にしてください。
【2024年最新】店舗・飲食店向けのおすすめWi-Fi10社を徹底比較|導入時のポイントやメリットを解説ギガらくWi-Fiとは
会社名 | NTT東日本 |
同時接続数 | 最大100台(ハイエンド6プラン) |
通信速度 | 最速2.4Gbps |
主なセキュリティ | 来訪者・端末のアクセス制限 従業員のみの限定接続 特定のアプリやサイトへの接続ブロック |
主なサポート | 導入サポート トラブル解決サポート ヘルプ代行サポート 訪問修理オプション(別途申し込み) |
公式サイト | ギガらくWi-Fi |
ギガらくWi-Fiは、NTT東日本が提供する法人向けサービスです。店舗やオフィスなどさまざまな場面での利用が可能で、実際に多くの事業所が導入しています。
インターネット環境さえあれば契約後に設定不要ですぐに利用でき、もし分からないことや設置場所の懸念点があれば導入サポートが付いているので初めてWi-Fiを利用する方でも安心です。
また、トラブル時の遠隔サポートや従業員限定のアクセス制限など、事業として利用するためのサービスはほぼ揃えられています。
各プランで同時接続台数が分かれており、最大100台まで可能と大規模の事業所でも対応できる画期的なサービスです。
ギガらくWi-Fiの料金プラン
プラン名 | 月額料金 | 同時接続台数 | 最大通信速度 | 対応通信規格 |
---|---|---|---|---|
ハイエンド6プラン | 4,180円 | 100台 | 2.4Gbps | IEEE802.11ax/ac/n/a/b/g |
ハイエンドプラン | 3,680円 | 50台 | 1.3Gbps | IEEE802.11ac/n/a/b/g |
ライトプラン | 2,200円 | 30台 | 867Mbps | IEEE802.11ac/n/a/b/g |
ハイエンドEXプラン5年タイプ (屋外利用対応) | 6,050円 | 100台 | 2.4Gbps | IEEE802.11ax/ac/n/a/b/g |
ハイエンドEXプラン5年タイプ (屋外利用対応) | 9,350円 | 100台 | 2.4Gbps | IEEE802.11ax/ac/n/a/b/g |
全ての料金プランにおいて導入費用はかからず、無料で設置可能です。ただし、インターネット環境がなければ別途回線工事が必要となり、工事費用がかかるので注意しておきましょう。
ギガらくWi-Fiの口コミ・評判
ここでは、ギガらくWi-Fiの口コミ・評判を紹介します。紹介する項目は、Wi-Fi利用する際に特に重要となる以下の3つについてまとめました。
- 速度
- 料金
- その他
実際に利用した口コミを基に解説していくので、契約を検討している方はぜひ参考にしてください。
速度に関する口コミ・評判
各店舗やコンビニで導入しているサービスを実際に利用した方の口コミでは、通信速度が速く安定性が高いという評判がありました
なかには通信速度の速さを売りにしているWi-Fiサービスでも、実際に接続してみるとスムーズに利用できないといったケースも多いです。
ただし、ギガらくWi-Fiでは公式サイトで掲げている通り、通信速度の速さは問題ないようでした。やはり、大手NTT東日本が提供しているだけあって、速さに関しては安定した速度を誇っているようです。
料金に関する口コミ・評判
ギガらくWi-Fiの月額料金は、回線料と別に毎月かかります。よって、ハイエンドプランに申し込みをして月額4,180円のみではなく、毎月のインターネット回線にプラスして月額料金を支払わないといけません。
上記の口コミのように、数台程度でしか接続しなければ逆に月額料金が高額になる可能性があるため注意が必要です。
ただし、ビジネス用途で別途ルーターを購入して設置すると数十万の費用が必要となり、故障の際には高額な修理費がかかるかもしれません。
契約する前は、事前に回線料と別に費用がかかることを踏まえ、事業の規模や用途を確認して料金プランを選ぶようにしましょう。
その他の口コミ・評判
ギガらくWi-Fiでは、従業員と来客用のアクセスポイントを別で設定できるため、会社で利用しているWi-Fiに訪問者が接続できないよう制限をかけられます。セキュリティの観点では強く、難しい初期設定は業者がしてくれるため安心です。
ただし、勧誘の電話がしつこいという口コミも多く、回線料と別に月額料金がかかる説明が不十分との声がありました。また、違約金が別途必要となり、知らずに契約すると解約時には高額な費用がかかるかもしれません。
来客用にWi-Fiを設置したい店舗や、IT企業でパソコンを多く接続したい法人であれば導入しても良いでしょう。
ギガらくWi-Fiの5つのメリット
ギガらくWi-Fiのメリットは、以下の5つです。
- 社内向け・来訪者向けのWi-Fiを別にできる
- 最大50代まで同時接続可能
- 電子看板・FacebookからWi-Fi利用者に店舗PRが可能
- トラブル対応・導入設定など365日のサポート体制
- 法人向けのオプションサービスが豊富
まずは、導入する目的に上記の利点が当てはまるか確認してみましょう。それぞれについて、以下で詳しく解説します。
社内向け・来訪者向けのWi-Fiを別にできる
まず1つ目は、社内向け・来訪者向けのWi-Fiを別にできることです。従業員が利用するパソコンやスマートフォンのアクセスポイントには来訪者が接続できないようセキュリティがかけられているため、データの盗用や社内情報の漏洩を防げます。
従来のルーターであれば、SSIDを1つしか設定できなかったり、別にできても複雑な設定をしなくてはなりません。初めてWi-Fiを導入する場合だと、サポート業者に依頼して別途費用がかかってしまいます。
その点を踏まえると、導入時から2つのSSIDが用意されているギガらくWi-Fiは、店舗や来訪者が多い会社には大きなメリットといえるでしょう。
最大100台まで同時接続可能
ギガらくWi-Fiは、最大100台まで同時接続が可能です。もし接続する通信機器が多い企業や、来客者がWi-Fiをよく利用する店舗だとメリットとして大きいと言えます。
また、一番安いライトプランでも30台まで接続可能です。一般的な業務用Wi-Fiと比較しても多く接続できるようになっているので、小規模事業でも費用を抑えて利用できます。
電子看板・FacebookからWi-Fi利用者に店舗PRが可能
続いて3つ目は、電子看板・FacebookからWi-Fi利用者に店舗PRが可能なことです。飲食店に足を運んでWi-Fiを接続する際に店舗サイトが表示された経験があるはずですが、同じように設定ができます。
また、来訪者がFacebookにチェックインすればWi-Fiを利用できるように設定も可能です。このPR機能を利用すると、チェックインした来訪者のタイムラインに自社の店舗が記載されるため、宣伝効果としても大きいでしょう。
ただし、もし店舗PR機能を使いたい場合には、ライトプラン以外で契約しないといけません。契約前に、一度サポートと相談して検討してみてください。
トラブル対応・導入設定など365日のサポート体制
4つ目のメリットは、トラブル対応・導入設定など365日のサポート体制が充実していることです。もし急にWi-Fiに接続できない場合でも、毎日9時~21時までは遠隔での対応ですぐに利用可能の状態まで復旧してくれます。また、故障時には料金無料でルーターを郵送で交換も可能です。
さらに、導入時の設定はすべてサポートしてくれるため、初期設定をしなくてもルーターが届けばすぐに利用できます。設置場所に困っている際や、使い方で分からないことがあっても最適な環境を提供してくれるサポートも付いており、初めて業務用Wi-Fiを契約する方でも安心です。
法人向けのオプションサービスが豊富
最後の5つ目は、法人向けのオプションサービスが豊富な点です。別途契約をすればさまざまなオプションを利用できるので、以下に一覧表をまとめました。
オプション | 月額料金 | 特徴 | 利用可能プラン |
---|---|---|---|
訪問修理オプション | 550円 | 24時間のオペレーター対応 故障時には訪問交換 | ハイエンド6プラン ハイエンドプラン ライトプラン |
LAN給電オプション | 5年:440円 2年:880円 | LANケーブルでの給電装置レンタル 3台まで給電(ライトプランのみ4台給電可能) | 全プラン |
IoTサポートオプション | 農業タイプ:2,750円~ 工場タイプ:5,500円~ | クラウドサービスの導入サポート IoTカメラ・工場センサーなどの導入可能 導入費用は要相談 | ハイエンド6プラン ハイエンドプラン ハイエンドEXプラン |
なかでも特徴なのが訪問修理オプションで、従来のサポートでは9時から21時までなのが早朝深夜関係なく24時間対応となります。さらに、故障時でも郵送ではなく即時訪問での交換となり、急なトラブルでも安心です。
また、事業として大規模な工場や農業で通信機器を利用する場合は、IoTサポートでクラウドサービスを導入しつつ最適な環境をサポートしてくれます。導入機器や用途によって費用が異なるため、契約前に一度相談してみてください。
ギガらくWi-Fiの3つのデメリット
ギガらくWi-Fiのデメリットは以下の3つです。
- 契約期間が2年or5年と長期
- 解約金がかかる
- 別途回線の契約が必要
それぞれの項目を注意点として踏まえ、最悪のケースを免れられるよう導入を検討している方は一度目を通しておいてください。
契約期間が2年or5年と長期
まず1つ目が契約期間は2年or5年と長期な点です。短期契約ができずに、基本は満期利用が原則となっているため注意しないといけません。
もし契約期間内での解約になると、違約金を支払う必要が出てきます。お試しで契約しようといったこともできないため、事前に踏まえておきましょう。
解約金がかかる
上記で触れたように、契約期間未満だと解約金がかかります。以下で、解約金についての表をまとめたのでご覧ください。
料金プラン | 解約金 |
---|---|
ハイエンド6プラン | 11,000円 |
ハイエンドプラン | 11,000円 |
ライトプラン | 5,500円 |
ハイエンドEXプラン5年タイプ | 残月数×3,740円 |
ハイエンドEXプラン2年タイプ | 残月数×9,350円 |
特に注意が必要なのが、ハイエンドEXプランの2年or5年タイプです。早期解約だとその分高額となり、残った月の分だけ支払わないといけません。
また、LAN給電オプションも以下の解約金がかかります。
LAN給電オプション契約月 | 解約金 |
---|---|
5年タイプ | 残月数×352円 |
2年タイプ | 残月数×880円 |
上記のように、LAN給電オプションも残っている月の分解約金が多くかかってくるため、長期契約の際には注意しておきましょう。
別途回線の契約が必要
続いて3つ目が、別途回線の契約が必要な点です。もし店舗やオフィスにインターネット回線がなければ、ポケットWi-Fiやコンセントタイプのルーターのようには使えないため注意しておきましょう。
回線の契約をする際は工事が必要となり、初期費用がかかってしまいます。回線の種類はインターネットに接続できるフレッツ光や光コラボレーションなどどれでもよく、すでに繋げている場合は特に新規で契約する必要はありません。
もしギガらくWi-FiのNTT東日本でそのまま回線を契約する場合は、以下の費用がかかります。
工事区分 | 費用 |
---|---|
基本工事 | 4,950円/1工事 |
Wi-Fiアクセスポイント設置 | 2,750円/1台 |
カメラ装置設置 | 2,750円/1台 |
LAN給電装置設置 | 550円/1台 |
LANケーブル配線 | 12,100円/1配線 |
上記の中には、契約によっては必要のない工事も含まれています。もしかすると、Wi-Fi導入時に事業に必要のない工事やプランをおすすめされるかもしれません。
しっかりと目的に沿った契約を見定めて、月額料金や初期工事費用が無駄にならないようにしておきましょう。
ギガらくWi-Fiがおすすめの法人
ギガらくWi-Fiがおすすめの法人は、以下の3つです。
- 店舗を運営する方
- 来客人数/データ使用状況から顧客のデータを分析したい方
- フリーWi-Fi/Facebookで宣伝したい方
同時接続台数の多さと従業員・来訪者のSSIDを区別できる点を踏まえると、店舗運営のしている法人が特におすすめです。
また、Wi-Fiの利用状況や時間帯、人数を分析できるサポートも付いており、顧客データから経営戦略をしたい法人にもおすすめと言えます。さらに、店舗PRができるため、FacebookやフリーWi-Fiを使って宣伝したい法人も良いでしょう。
ギガらくWi-Fi契約時によくあるQ&A
最後に、契約時によくある質問に回答します。ここで紹介する質問は以下の3つです。
- ギガらくWi-Fiの申し込み手順は?
- クーリングオフできる?
- 解約方法は?
もし契約前に同じ疑問点を持っている方は、ぜひ参考にしてください。
ギガらくWi-Fiの申し込み手順は?
ギガらくWi-Fiの申し込み手順は、以下の通りです。
- 電話で契約の相談をする
- 接続台数や目的から料金プランを決める
- 営業担当者が導入施設に訪問
- 設置場所やオプションを最終確認して申し込み
基本的には電話で相談をして、担当者との最適なプランを決定して申し込み完了という流れです。もし回線工事が必要であれば、申し込み完了後に実施します。
また、公式サイトからWeb申し込みもできますが、導入時の困りごとや利用開始するまでに若干手間がかかるため、あまりおすすめできません。
実際にルーターが届いて運用してからが大切です。多少時間をかけてでも、直接電話して契約するようにしましょう。
クーリングオフできる?
解約時のクーリングオフはありません。
一度契約をすれば、返金制度もなければお試し期間などもなく、満期まで利用しないと解約金がかかります。また、初期契約解除制度という8日間以内なら解約しても返金できる制度がありますが、消費者専用となるため、法人では利用できません。
もし契約してすぐ不具合があったり、相談した内容と相違があってスムーズに接続できないといった場合は、直接NTTへ相談してみましょう。
解約方法は?
電話で解約の旨を伝えれば対応してくれます。
基本的には、フリーダイヤル0120-116116に9時~17時までの間に電話をするだけとなり、その後は担当者とのやり取りで所定の手続きを踏んでください。
ただし、何度も繰り返すように契約期間満期じゃないと解約時に違約金がかかります。オプションを申し込みしている場合には別途かかる可能性もあるため、解約を検討している方は事前に違約金がいくら必要か確認しておきましょう。
まとめ
ギガらくWi-Fiは、NTT東日本が提供する法人向けサービスです。同時接続台数が100台で通信速度が最大2.4Gbpsの速さが魅力と言えるでしょう。
Wi-Fi接続時の速さと安定性に関しては、実際に利用したお客からの口コミでは高い評判を獲得しているため問題ありません。
ただし、契約する際には、インターネット回線料と別に月額料金がかかる点には注意が必要です。また、契約期間内に解約すると違約金がかかり、ハイエンドEXプランの2年or5年タイプでは残月数分だけ高額になります。
長期間Wi-Fiの利用を検討しており、多くの通信機器と接続する法人や来訪者のために導入したい店舗などが特におすすめです。
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