【2024年最新】店舗・飲食店向けのおすすめWi-Fi10社を徹底比較|導入時のポイントやメリットを解説

店舗Wi-Fi

「店舗にWi-Fiの導入を検討している」

「店舗向けのおすすめWi-Fi業者を知りたい」

飲食店や店舗経営をしていて、Wi-Fiを導入したいけど業者が多すぎて決められないオーナーや個人事業主の方も多いのではないでしょうか。

この記事では、店舗・飲食店向けのおすすめWi-Fi10社と初期費用や料金、通信速度や同時接続数などを紹介します。また、導入する際の選び方やメリット・デメリットもまとめました。

これから店舗にWi-Fiを導入する際にぜひ役立ててください。


店舗・飲食店には「BiZiMo Wi-Fi」がおすすめ

BiZiMo Wi-Fiは、高速通信や手厚いサポート、豊富なオプションサービスなど魅力的な光回線サービスです。以下が当てはまる店舗・飲食店運営者は、BiZiMo Wi-Fi光がおすすめでしょう。

BiZiMo Wi-Fiがおすすめの人
  • 高いセキュリティ性能が欲しい人
  • 開業したばかりで専門スタッフからレクチャーを受けたい人
  • 代理店経由で細かい契約を任せたい人

Wi-Fiを設置したいけどよくわからないしどこか面倒という方はBiZiMo Wi-Fiを導入してみてはどうでしょうか。

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店舗・飲食店にWi-Fiが必要な3つの理由

店舗・飲食店には、以下3点の理由からWi-Fiの導入が必要だといえます。

  • 無料Wi-Fiの利用者数増加
  • スマホやタブレットでのオーダー・決済に対応できる
  • 顧客単価アップにつながる

それぞれの理由を確認してみましょう。

無料Wi-Fiの利用者数増加

1つ目の理由は、無料Wi-Fiを利用する人が増えていることです。2023年度の無料Wi-Fiの利用者数が増加しています。株式会社ICT総研の最新の調査によると、前年度比1,059万人増の5,691万人になるとの推計です。

【公衆無料LANサービス利用者予測(単位:万人)】

2019年度2020年度2021年度2022年度2023年度2024年度
利用者数6,3424,5894,4324,6325,6916,220

参考:2023年 公衆無線LANサービス利用者動向調査|ICT総研

無料Wi-Fiの利用者数は、2020年度からの3年間はこれまでの7割程度と大幅に減少していました。減少の主な要因としては、新型コロナウイルス感染症対策である外出規制の影響です。

しかし行動規制の緩和とともに、2023年度に無料Wi-Fi利用者数は急回復しています。2024年度には以前と同水準にまで増加する見込みです。

また、海外渡航規制が緩和され、訪日外国人旅行者数も年々増加傾向にあります。訪日外国人旅行者数の増加は、今後も続く見込みであり、店舗・飲食店を経営するうえで無料Wi-Fiの導入は不可欠だといえるのです。

スマホやタブレットでのオーダー・決済に対応できる

2つ目の理由は、店舗・飲食店に無料Wi-Fiを導入するとスマホやタブレットでのオーダー・決済に対応できるからです。

近年、QRからの注文やスマホ決済が主流になり、セルフオーダー端末やモバイル決済を採用する店舗が増加しています。2024年5月に株式会社リクルートで行われた、外食店利用時の注文ツールの利用実態・意向調査では、2021年のセルフオーダーの利用率が26.0%に対して、2024年には57.1%と2人に1人は利用経験があるという結果になっています。

【セルフオーダーの利用経験率(単位:%)】

2021年度2024年度
利用経験率26.0%57.1%

参考:外食店利用時の注文ツールの利用実態・意向調査(2024年5月実施)

これらを活用するためにはスムーズな通信環境が不可欠です。Wi-Fを導入していれば、スタッフが注文をスマホやタブレットでリアルタイムに受け付け、キッチンや会計システムと即座に連携することが可能になります。

また、顧客がQRコード決済やクレジットカード決済を利用する際にも、安定したWi-Fiがあることで決済エラーのリスクを低減できます。これにより、オペレーションの効率化顧客満足度の向上が期待でき、結果的に店舗運営の質が向上します。

顧客単価アップにつながる

3つ目の理由は、店舗・飲食店に無料Wi-Fiを導入すると、顧客単価のアップが期待できるからです。

この根拠として、無料Wi-Fiの利用場所に関する調査をご覧ください。上記の株式会社ICT総研の報告によると、キャッシュレス決済の普及による店舗・飲食店での無料Wi-Fi利用者数の増加がみられます。

【公衆無料LANサービスの利用場所(単位:%)】

カフェ・飲食店コンビニ・ショッピングセンター駅・空港・SA/PAその他
利用率(各社平均)42.757.127.918.8

参考:2023年 公衆無線LANサービス利用者動向調査|ICT総研

無料Wi-Fi利用場所の割合をみると「コンビニ・ショッピングセンター」が最も多く、次いで「カフェ・飲食店」です。「駅・空港・SA/PA」「その他」と比べ、圧倒的に利用率が高いことが分かります。

無料Wi-Fi環境を整備することで顧客の滞在時間が増え、それにともない追加購入・追加注文が増加するため、顧客単価が上がるという仕組みです。

【2024年最新】店舗・飲食店向けのおすすめWi-Fi10社を徹底比較

店舗Wi-Fi比較

ここからは、店舗/飲食店向けのおすすめWi-Fi10社を比較しながら紹介します。

実際に導入する際には、見込み客数から売上を計算し、初期費用や月額料金を照らし合わせてコストパフォーマンスの良い業者を選ぶのが最適です。

また、お客が快適にWi-Fiを使えるためにも通信速度や同時接続数も重要になってきます。

以下では、店舗経営に必要とする基本情報からおすすめする理由もまとめたので、参考にしてください。

  • BiZiMo 光
  • フレッツ光
  • Softbank光
  • NURO Biz光
  • BiZiMo Wi-Fi
  • BizAir +5G for WiMAX
  • home5G HR02
  • カシモWiMAX
  • その他のおすすめWi-Fi

それぞれの基本情報と特徴について、以下で詳しく解説します。

固定回線でおすすめのWi-Fi

BiZiMo 光

出典:BiZiMo光
初期費用3,300円
工事費用1万~3万円
月額料金4,158円~
通信速度最大1Gbps
同時接続数100台

BiZiMo光は、通信の安定性と法人向けの充実したサポートが必要な店舗や飲食店に最適なWi-Fiです。

通常、光回線を新規導入する際には工事が必要ですが、BiZiMo光はフレッツ光を利用している場合、工事不要でそのまま切り替えが可能です。これにより、手間をかけずにスムーズな導入が実現します。

また、工事費用や月額料金も比較的安く、オプションサービスも充実しているので、初期コストを抑えたい店舗や飲食店におすすめのWi-Fiです。

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ビジモ光(BiZiMo光)は法人向け?利用者の口コミ・評判から分かるメリットデメリット

フレッツ光

出典:フレッツ光
初期費用契約費:880円
工事費用22,000円
月額料金5,280円~
通信速度最大1Gbps(一部エリアでは10Gbps)
同時接続数制限なし

フレッツ光は、全国的な提供エリアを持ち、地方でも導入しやすく、多拠点で展開している企業におすすめのWi-Fiです。光ファイバーを使用した高速かつ安定した通信が特徴で、最大1Gbps(一部エリアでは10Gbps)の速度に対応しています。

また、フレッツ光はNTTの長年の実績とサポート体制により、災害やシステムトラブルなどの緊急時に備えているため、通信トラブルが許されない金融業や医療機関など、信頼性と安定性を重視する法人や店舗にも適したWi-Fiです。

プロバイダーを選んで契約する仕組みのため、ビジネスに合った料金プランやサービス内容を提供するプロバイダーを選べるのが特徴的です。

Softbank光

ソフトバンク光
出典:Softbank光
初期費用事務手数料:3,300円
工事費用0円~31,680円
月額料金3,800円~
通信速度1Gbps
同時接続数10台

Softbank光は、回線速度が安定しており店舗からテレワークといった大規模なビジネスで利用されているWi-Fiです。初期費用が初めての契約ならキャンペーン適用で実質無料となり、Softbankのスマホを使えばさらに安くなります。

乗り換えであれば接続機器が1週間程度で届き、インターネット回線を繋いでなくても工事完了までは無料でWi-Fiをレンタルできるのですぐに利用できて安心です。

同時接続台数が足りないと感じる方は、オプションに申し込めば実質最大64台まで増やせます。ただし、あまりにも増やすと通信速度が低下する可能性があるそうなので、注意しておきましょう。

NURO Biz光

出典:NUROBiz
初期費用50,000円(別途事務手数料:3,000円)
工事費用50,000円
月額料金23,850円~
通信速度10Gbps
同時接続数100台

NUROBiz光は高スペック、高品質なインターネット接続サービスが特徴的で、高速かつ安定した通信環境を必要とする企業向けのWi-Fiです。

オプションサービスとして、追加で料金を支払えばお客様用の固定IPアドレスを追加することが可能なので、Wi-Fiを店舗用とお客様用で分けて使いたい企業におすすめです。

そのため、料金は一般的な回線と比べて高めに設定されていますが、デジタル化に力を入れたい店舗や飲食店、顧客データの処理を円滑に行うことが必要な企業に適しています。

置き型Wi-Fi(ホームルーター)でおすすめのWi-Fi

BizAir +5G for WiMAX

初期費用0円
月額料金4,378円~
通信速度4,2Gbps
同時接続数40台

BizAirは、法人向けの業務用WiFiサービスで、手間やコストを大幅に削減できるのが魅力です。固定回線の契約や工事が不要で、コンセントに差し込むだけで簡単に利用を開始できます。

そのため、小規模な飲食店や商業施設のテナント、キッチンカーなど、さまざまなシーンで活躍します。また、光回線より料金が安く、高速通信の5Gにも対応しています。

なるべく簡単に、かつ低価格でWi-Fiを導入したい店舗や飲食店にはおすすめの置くだけWi-Fiです。

個人事業主(屋号)でも契約可能!

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home5G HR02

初期費用3,850円
月額料金4,950円~
通信速度4,2Gbps
同時接続数66台

NTTドコモの「home 5G HR02」は、高速通信の5Gに対応した置くだけWiFi(ホームルーター)です。

WiFi 6対応により、複数台数の接続でも安定した通信が可能です。同時接続台数は最大66台(Wi-Fi64台、有線LAN2台)まで対応しており、規模の大きなオフィスや飲食店などでも安心して利用できます。

置くだけWi-Fi(ホームルーター)のため、SIMカードを端末に挿し、コンセントに接続するだけで簡単に利用を開始できます(dアカウントの登録が必要です)。

導入コストや手間を抑えたい小・中規模の事業所には、home 5G HR02がおすすめです

カシモWiMAX

カシモWiMAX
出典:カシモWiMAX
初期費用契約料:3,300円
月額料金4,378円(税込)
通信速度最大2.7Gbps(5G接続時)
同時接続数最大16台

カシモWiMAXはUQ WiMAXが提供するサービスで、工事不要で初期費用が契約料だけとかなり抑えられます。月額料金も4,378円と比較的安く、5Gに対応していることで通信速度の最大が2.7Gbpsと速いのも特徴です。

さらに、データの通信が無制限となっており、契約してから最短翌日発送とすぐに使い始められます。また、店舗のエリアが5Gじゃなくても4GやLTEにも対応しているため、全国どこにいても利用可能です。

ただし、同時接続台数が最大16台とあまり多くありません。そのため小規模の店舗や飲食店での利用でおすすめなWi-Fiです。

その他のおすすめWi-Fi

BiZiMoWi-Fi

出典:BiZiMoWi-Fi
初期費用0円
月額料金4,180円(税込)
通信速度1.3Gbps
同時接続数100台

BiZiMo Wi-Fiは、初期設定や工事不要で契約後すぐに使い始められる店舗・飲食店向けのWi-Fiです。コンセントに接続するだけで利用可能なので、スムーズに導入できます。毎月の月額料金を支払うだけでコストを抑えられるのも大きな魅力でしょう。

また、導入から運用まで不明点があってもプロがサポートしてくれ、トラブル時には遠隔で不具合を見つけて対応してくれます。

通信速度の最大は1Gbpsで同時接続数が100台と、お客が利用する際に困ることはほとんどありません。個人店からオフィスなどあらゆる目的に対応できることから、おすすめの店舗用Wi-Fiと言えるでしょう。

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Broad WiMAX

出典:Broad WiMAX
初期費用3,300円
月額料金20,743円(キャンペーン適用で0円)
通信速度4.2Gbps
同時接続数10台

Broad WiMAXは、持ち運び可能でオフィスや外出先でも便利なポケットWi-Fiです

最大4.2Gbpsの高速通信に対応し、通信量に制限がなく、簡単に持ち運びでき、ビジネスでも安心して活用できるのが大きなメリットです。

一方で、固定回線や置き型Wi-Fiと比べると、WiMAXの電波が届きにくいエリアでは通信が不安定になる可能性があります。一定期間内に大量のデータ通信の利用があると、速度制限がかかる場合もあるので注意が必要です。利便性とコストパフォーマンスを重視する小規模店舗に適しています。

Rakuten WiFi Pocket Platinum

出典:Rakuten WiFi Pocket Platinum
初期費用3,300円
月額料金980円~
通信速度150Mbps
同時接続数16台

Rakuten WiFi Pocket Platinumは、楽天モバイル回線を利用し手軽に利用できるポケットWi-Fiです

QRコードでスマートフォンと簡単に接続でき16台まで同時接続できるため、外出先や出張先での利用にも最適です。ただし、楽天回線エリア外ではパートナー回線に切り替わり、一時的通信が不安定になる場合があるので注意が必要です。

月額料金が2,980円でデータ容量が無制限のため、コストを抑えつつ、移動の多い個人事業主や小規模事業者におすすめのポケットWi-Fiです。

店舗・飲食店向けのWi-Fiを選ぶ際の5つのポイント

店舗Wi-Fi 選び方

続いて、店舗向けのWi-Fiを選ぶ際のポイントを紹介します。ここで紹介する着目する点は以下の5つです。

  • 料金
  • 通信速度
  • 同時接続台数
  • セキュリティ
  • ゲストWi-Fi設定

せっかくWi-Fiを導入するなら、少しでも集客と売上に貢献できる方が店側にとっては助かります。経営者側と実際に利用するお客側の目線に立って、店舗に合ったWi-Fiを選んでいきましょう。

料金

まず選ぶ際に着目する必要があるのが料金です。導入する際と維持していくためにかかる費用としては以下があります。

店舗用Wi-Fiにかかる料金
  • 初期工事費用
  • 契約料
  • 月額料金
  • 故障やトラブル時の修理費用

上記の料金は必ずかかるわけではなく、光回線を繋ぐなら初期工事費用は必要となりますが、単にルーターを設置するだけであれば導入時は契約料だけで済むでしょう。

また、故障やトラブル時の修理費用だと、業者によっては毎月のオプションとして定額料を支払えば追加料金なく交換してくれるケースもあります。

ただし、月額料金はWi-Fiを通信する際に必要であり、毎月支払わないといけません。基本的には、通信速度や接続台数によっていくつかのプランが用意されており、月額料金がそれぞれで異なります。

安ければそれだけかかる制限が多くなってしまうので、来店数や利用客の見込みを計算して、Wi-Fi業者に相談しながら最適なプランを決めていきましょう。

通信速度

店舗でWi-Fiを導入するには、通信速度はかなり重要になってきます。もし利用者数に対して数値が低いと、接続まで時間がかかってしまい、お客が不満を抱いてせっかくWi-Fiを設置したのに意味がありません。

通信速度の単位は、以下の順番で定められています。

通信速度の単位
  • 1Kbps=1,000bps
  • 1Mbps=1,000Kbps
  • 1Gbps=1,000Mbps

上記を見て分かる通り、1単位上がるだけで1,000倍も変わってきます。一般的には家庭で高画質動画を視聴する際には50~100Mbps程度あれば充分と言われていますが、店舗用でお客が利用することを踏まえるとなるべく速い方が良いでしょう。

また、通信料のGBだと一定量を超えると制限がかかってしまい、スマートフォンと同様で通信速度が遅くなります。

お店の規模が小さく客数に限りがある店舗であれば良いかもしれませんが、居酒屋や飲食店などお客が長居する場合には通信料に制限のないWi-Fiの方がおすすめです。

同時接続台数

Wi-Fiを導入する際には、同時接続台数にしっかりと着目して選ぶようにしましょう。同時接続台数は各ルーターによって決まっており、もし制限を超えてしまうと繋がらない可能性もあるため注意が必要です。

一般的な家庭用ルーターや光回線だと10台程度に設定されているケースが多く、同時接続台数があるのを知らずに契約してしまったという事例も少なくありません。

また、BIZIMO Wi-FiやギガらくWi-Fiのように最初からビジネス目的として100台まで接続できる業者もあれば、別途オプションや費用をかけて台数を増やせる場合もあります。

導入前にWi-Fi業者に相談して、通信速度と料金を照らし合わせながら最適なプランを選ぶようにしましょう。

セキュリティ

店舗・飲食店には、セキュリティレベルが高いWi-Fiを導入しましょう。暗号化のセキュリティ規格には、最新のWPA3またはWPA2がおすすめです。セキュリティが脆弱なWi-Fiでは、不特定多数が利用する店舗・飲食店での情報漏洩を防げません。

ICT総研の調査では、調査対象の約3割がセキュリティへの不安から無料Wi-Fiの利用をためらっていることが分かりました。(参考:2023年 公衆無線LANサービス利用者動向調査|ICT総研)これは、現在すでに無料Wi-Fiを活用している人数とほぼ同じ割合です。

この結果から、無料Wi-Fiには潜在顧客が多いことが導き出されます。安心して滞在できる環境にすれば、数多くの顧客を集められる可能性があるのです。

ゲストWi-Fi設定

ゲストWi-Fi設定ができるかどうかもWi-Fi導入を検討する際に重要なポイントだといえます。

ゲストWi-Fiとは、顧客が一時的にアクセスできるネットワークです。ゲストWi-Fiからは店舗のネットワークにアクセスできないため、設定しておけばセキュリティを高められます。

また、すべて同じネットワークだと安定した通信環境の供給ができないので、顧客満足度を上げるためにもゲストWi-Fiの設定は不可欠です。

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店舗・飲食店にWi-Fiを導入する時の注意点

店舗・飲食店にWi-Fiを導入する時の注意点について紹介していきます。注意点は以下の3つです。

  • 費用がかかる
  • セキュリティ体制の強化
  • 長時間滞在への対策

以下では対処法も含めて詳しく解説するので、参考にしてください。

費用がかかる

店舗や飲食店にWi-Fiを導入する際には、費用がかります。インターネット回線を繋ぐなら初期工事費用がかかるし、ルーターを設置するなら購入費や契約費が必要になります。

また、月々の料金も通信料として支払わないといけないため、どうしてもコスト面だけで見ればデメリットになるでしょう。

ただし、顧客満足度や集客率の向上と考えれば、毎月の投資としてコストパフォーマンスは良いと考えられます。少しでも初期費用や月額料金を抑えたい場合は、工事費用のキャッシュバックやルーターのレンタルもあるので相談してみてください。

セキュリティ体制の強化

店舗や飲食店にWi-Fiを導入する際、セキュリティ体制の強化は欠かせません。

SSIDとパスワードを設定し、店舗利用者だけがパスワードを知ることができるPOPを作成するなどの工夫をすれば、利用者以外の不正なアクセスを防ぐことができます。最近は手動で接続する必要がないWi-Fiやスマートフォン・ダブレットから設定できるWi-Fiもめずらしくないため、手軽に導入できます。

長時間滞在への対策

店舗や飲食店にWi-Fiを導入した結果、顧客満足度が向上することで、居心地が良くなり長居する顧客が増え、回転率が落ちてしまうこともあります。

店舗の回転率が落ちると、Wi-Fiではなく飲食が目的のお客様が案内できる回数が減ったり、顧客単価が減ったりして、売上の低下につながってしまいます。

ランチタイムや週末などの混雑が予想される時は、「混雑時は90分制」などの滞在時間の制限を設けておくと良いです。特に、日本人は真面目で他人に注意されるのを特に嫌うため、時間やルールを記載しておくとより効果が高まるはずです。

Wi-Fiを導入する際の注意点について詳しく知りたい方は、下の記事もチェックしてみてください。

業務用Wi-Fi業務用Wi-Fiと家庭用ルーターの違いとは?選ぶ際の注意点やおすすめの会社を紹介

店舗・飲食店でのWi-Fiを導入する4つの手順

店舗・飲食店でのWi-Fi導入は以下の手順で行います。

  1. WEBから申し込み
  2. Wi-Fiルーターを受け取る
  3. Wi-Fiルーターの設置場所を決める
  4. 初期設定をして利用開始する

順番に詳しく見ていきましょう。

1.WEBから申し込み

まず、導入するWi-Fiサービスを選び、公式WEBサイトや専用の申し込みフォームから契約手続きを行います。

申し込みをする際には、利用する店舗の規模や用途に応じたプランを選択することが重要です。必要情報として、店舗住所、連絡先、契約者情報、利用希望開始日などを入力します。プラン比較やキャンペーン内容も確認しておきましょう。

利用する店舗の規模や用途に応じたプランを選択することが重要です。

2.Wi-Fiルーターを受け取る

契約が完了すると、Wi-Fiルーターが指定された住所に配送されます。

置くだけWi-Fiはコンセントに挿すだけで使えるWi-Fiなので、届くまでに準備することは特にありません

一方、光回線などの固定回線では、工事が必要なため工事日程の調整が発生します。受け取った際には、内容物(ルーター本体、ケーブル、電源アダプタ、設定マニュアルなど)を確認してください。

3.Wi-Fiルーターの設置場所を決める

店舗・飲食店向けWi-Fiを契約したら、Wi-Fiルーターの設置場所を決めましょう。

Wi-Fiルーターは、障害物が少なく、電波が店内全体に行き渡りやすい中央付近に置くのが理想です。また、電子レンジや金属製品の近くは電波干渉が起きやすいため避けましょう。

4.初期設定をして利用開始する

Wi-Fiルーターの設置が完了したら初期設定をしましょう。

SSID(ネットワーク名)やパスワードの設定、接続先回線の登録を行い、必要に応じてセキュリティ設定(WPA2/WPA3などの暗号化)を強化します。設定が完了したら、スマホやタブレットを使って接続テストを実施し、通信が正常に行われることを確認します。

また、設置サポートを実施している会社もあるため、接続の設定に不安がある場合は検討してみても良いかもしれません。

店舗・飲食店でのWi-Fi導入の事例

次のような店舗・飲食店でWi-Fiが活用されています。

  • 居酒屋
  • カフェ
  • コンビニ

導入後のイメージが湧くよう、3つの事例をご紹介します。

居酒屋

Wi-Fiは、通信が不安定になりがちな地下などの場所にあることも多い居酒屋で広く活用されています。

また、従業員研修を動画で実施する居酒屋では、Wi-Fiを導入・運用することで通信量を気にせず視聴できるようになり、サービスの向上に繋がったという事例もあります。

カフェ

学生や若者が利用する機会の多いカフェにおけるWi-Fi導入は大きな集客効果が期待できます。全国チェーンから個人経営の喫茶店まで、幅広い形態のカフェでWi-Fiが活用されているようです。

また、Wi-Fiは外国人旅行客からの需要も高く、多言語に対応した説明書を取り入れることで顧客満足度の向上に繋がっています。

Wi-Fiを導入すると長時間滞在による回転率の低下を招くのがデメリットですが、利用時間に制限を設けられるWi-Fiを導入して長時間滞在を防いでいる事例も少なくありません。

コンビニ

最近はイートインスペースを設置しているコンビニもめずらしくなく、多くの店舗にWi-Fiが導入されているようです。

また、ダウンロードしたデータをコピーしたい時にもWi-Fiがあるコンビニが喜ばれています。

まとめ

この記事では、店舗向けのおすすめWi-Fiを10社比較して紹介しました。まずは、導入前に通信速度と同時接続台数をしっかりと確認し、料金を比較しながらコストパフォーマンスの良い業者を探してみましょう。

事実、一概にどのWi-Fiが良いかは決めることができず、自分の店舗に合った業者と契約するのが最適な方法です。

現代社会では特にWi-Fiは重要であり、誰もがスマートフォンを持つ時代だからこそ導入するメリットは大きいと言えます。初期導入費用はかかりますが、顧客満足度と集客率の向上にはプラスに転じる可能性の方が高いです。

ただし、店舗用のWi-Fiは導入時に初期設定や利用開始までが若干難しいため、運用までの相談ができる業者を選ぶのをおすすめします。

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