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チラシは、目にした人へ自社の商品やサービスをPRし、購買へつなげる重要な役割があります。チラシのデザインを優れたものにできれば、人の目を引くだけでなく商品やサービスの訴求力も上げられるのです。
一方で、チラシを作るには一定のノウハウが必要となります。闇雲にチラシをつくっても、商品やサービスの購買にはつながらず、チラシにかかった制作費用や人件費が無駄になってしまうので注意が必要です。
この記事では、チラシの制作を考えている方へ向けて、デザインをよりよくするためのポイントやコツ、注意点を解説します。チラシのデザインを描くうえで必要な要素が全てわかるので、ぜひ最後までご覧ください。
チラシとは
チラシとは、「散らし」という言葉があるように、撒き散らすことを目的としています。
ポスティングや配る広告物としての意味合いが大きくフライヤーやビラなどの用語と大きな違いはありません。紙媒体でよく使われる言葉で、広告業界では商品をPRする際にデザイン力が求められます。
チラシデザインの基本的な7つのポイント
チラシのデザインを考える上で、以下のポイントは基本として押さえましょう。
- 5W1Hを意識する
- 商品・サービスやキャッチコピーを分かりやすくする
- 余白も有効活用する
- チラシの表裏で情報にメリハリをつける
- 情報はブロック化して伝える
- テキストの書式や位置を揃える
- メッセージの分かりやすさを意識する
上記のポイントは、チラシのデザインを考える上で最低限知っておきたい基本です。これらのポイントを押さえられていないと、チラシの効果が薄れてしまいます。チラシのデザインを制作する際は、常に意識しておきましょう。
ポイント①:5W1Hを意識する
5W1Hは、「When(いつ)」「Where(どこで)」「Who(誰が)」「What(何を)」「Why(なぜ)」「How(どのように)」という英単語をまとめて呼称したものです。
国語や英語など、小中学校レベルの学問でも習う基本的な考え方ですが、ビジネスシーンやチラシのデザインでも重要となります。例えば、街頭で配布するのか家のポストに入れるのかで「Where」の部分に大きな差が出ますよね。
このように、チラシのデザインを考える上でまずは5W1Hを意識することが重要です。
ポイント②:商品・サービスのキャッチコピーを分かりやすくする
商品・サービスを顧客に分かりやすく訴求するのに、キャッチコピーは重要な役割を担っています。画像とキャッチコピーを見ただけで、顧客がどんな性質を持った商品・サービスなのかが理解できなければ、購買につながりません。
チラシのデザインを考える上で、キャッチコピーの文言は訴求力の大部分を占めます。また、テキストの大きさや書体で印象も変わるので、宣伝する商品・サービスに合わせたものにしましょう。
ポイント③:余白も有効活用する
チラシは、限られたスペースで商品・サービスを訴求しなければならないので、つい文字数を詰め込みすぎてしまいます。しかし、メッセージが多すぎるとどれが伝えるべき情報なのか分からなくなるので注意が必要です。
人の目は、1度に読み取れる情報に限りがあります。余白を効果的に入れれば、メッセージがより強調されて購買に繋がりやすくなるのです。チラシのデザインを考える際は、余白があって見やすいかどうかも確認しましょう。
逆に余白がありすぎてもチラシの効果が半減します。余白が多すぎると感じた際は、新たな画像やテキストの挿入を検討してみてください。
ポイント④:チラシの表裏で情報にメリハリをつける
チラシの表裏で情報を区分するのも、分かりやすいデザインの構築に効果的です。たとえば、表裏で違う商品・サービスを1つずつ紹介すると、1枚のチラシで2倍の効果があります。
また、表に商品・サービスのラインナップをのせて裏にキャンペーンなどの情報をのせる方法も良いでしょう。チラシが紙である性質を利用して裏表で情報を整理すると、訴求力をあげられます。
また、多くの人がチラシは表から確認するので、表でキャッチーな情報を提示して裏に誘導する方法も効果的です。
ポイント⑤:情報はブロック化して伝える
チラシのデザインは、ブロック化すると情報を分かりやすくできます。ブロック化とは、画像やイラストのスペースとテキストのスペースを区切ることです。
スペースを明確に決めると、画像やテキストのサイズを決めやすくなります。また、どこを見れば良いのか自然と分かりやすくなり、商品・サービスの訴求に繋がるので効果的です。チラシのデザインのレイアウトを決めるときは、ブロック化を意識しましょう。
ポイント⑥:テキストの書式や位置をそろえる
チラシのデザインにおいて、テキストは画像と同じくらい重要な存在です。テキストの始まる位置や終わる位置が揃っていないと、全体的に見にくい印象になります。
テキストの位置がずれていると、画像の位置などレイアウト全体に悪影響を及ぼすので注意が必要です。テキストのデザインが完成した際は、位置のずれや書式の揺れがないかを必ず確認しましょう。
ポイント⑦:メッセージの分かりやすさを意識する
商品・サービスのキャッチフレーズや内容を伝えるメッセージは、簡潔で分かりやすい言葉を選びましょう。難しい言葉や長すぎる文言は、読み手に最後まで見てもらえない可能性が高いです。また、文章が長すぎるとデザインのレイアウトに悪影響を与える可能性もあります。
メッセージを短い言葉でまとめ、かつ小学生でもわかるような言葉選びをすれば、商品・サービスの魅力をより強く訴求可能です。チラシのデザインを考える際は、テキストのスペースとともにメッセージの内容も確認しましょう。
チラシのデザインをより良くする6つのコツ
チラシのデザインをよりよくする6つのコツは、以下の通りです。
- ペルソナを意識する
- 統一感のあるデザインにする
- 商品やサービスをイメージしやすいか確認する
- 配色は最低限で分かりやすくする
- イラストを用いて触れやすいイメージを持たせる
- 柔軟な思考でチラシのデザインをする
基本的なチラシデザインにおけるポイントを押さえつつ、コツを実践できれば訴求力を高められます。チラシの基本的なデザインのポイントを押さえている人は、応用編として意識してみてください。
コツ①:ペルソナを意識する
ペルソナとは、商品・サービスの購買が予想される顧客の姿を想定したものです。ペルソナを構成する要素として、性別や年齢層、ニーズなどがあげられます。
ペルソナをしっかり想定することで、ターゲットに対してより訴求できるデザインを描きやすいです。例えば、若くて派手好きな人とシニア層では、見やすいと感じるデザインに差があると予想されます。
ペルソナを意識したチラシのデザインは、購買意欲をより高められるので、コストパフォーマンスの向上に役立ちます。
コツ②:統一感のあるデザインにする
チラシのデザインで、統一感は意外に重要です。チラシのデザインに慣れてくると、少しでも人の目を引こうと奇抜さを求めすぎてしまい、かえってメッセージが読み取りにくくなってしまうことがあります。
チラシのデザインに慣れると、つい基本的な部分を忘れてしまいがちですが、統一感は失ってはならない部分です。
コツ③:商品やサービスをイメージしやすいか確認する
商品・サービスの画像はチラシに必ずのせていると思いますが、それを見てどんな商品やサービスかのイメージをふくらませます。
チラシのデザインで演出は大事ですが、派手にしすぎると主役であるはずの商品・サービスの情報が伝わりにくくなってしまいます。商品・サービスを主役にデザインを考えて、伝わりやすくなっているかにも注意してみてください。
コツ④:配色は最低限で分かりやすくする
チラシのデザインで色を増やし過ぎると、商品・サービスへの印象が薄くなってしまいます。人は、文字や画像よりも色を第一に認識するので、派手な配色は逆効果になるのです。
配色を最低限にし、あくまで商品・サービスの強調に使いましょう。補色の関係など、カラーデザインの知識を身につけると、より効果的な配色ができます。チラシのデザインでは、配色のバランスを考慮しましょう。
コツ⑤:イラストを用いて触れやすいイメージを持たせる
商品・サービスを画像でイメージさせると、堅苦しく感じられる場合があります。イラストを用いてイメージを柔らかくすると、親しみやすさを感じてもらえる可能性が高くなるのがメリットです。
イラストで商品・サービスを利用しそうな人を表現すれば、一目見ただけで自分に合いそうな商品だと思ってくれます。イラストを効果的に使えば訴求力を高められるので、積極的に活用しましょう。
コツ⑥:柔軟な思考でチラシのデザインをする
チラシのデザインは、押さえるべきポイントがある一方で、固定観念に囚われすぎてもいけません。柔軟な思考でデザインを考えることで、より優れたチラシを製作できれば、売上アップに貢献します。
チラシのデザインを基本に忠実なものにすると、ある程度のクオリティのものは作れるでしょう。しかし、結果として当たり障りのないチラシとなってしまい、購買につながるようなインパクトは残せません。顧客に強く訴求できるデザインを考えましょう。
チラシのデザインをつくる上での5つの注意点
チラシのデザインを考える際の注意点は、以下の通りです。
- 読み手に分かりやすく情報をまとめる
- すべての情報を詰め込まない
- テキストそのものの読みやすさも意識する
- 表記揺れを避ける
- 誘導を忘れない
上記のポイントが抜けると、チラシのクオリティとしてはマイナスに繋がります。チラシのデザインにこだわりすぎて、かえって見にくくならないように気をつけましょう。
注意点①:読み手に分かりやすく情報をまとめる
チラシのデザインは読み手目線に立って考えなければなりません。商品・サービスを考える中で、読み手の立場に立っているつもりでも、何も知らない人と同じにはなれないので注意が必要です。
チラシのデザインをする人は、商品・サービスの内容を知っているがために当たり前に感じている部分を省いてしまうことがあります。商品・サービスを全く知らない人にも分かりやすく情報がまとめられているか、よく確認しましょう。
注意点②:すべての情報を詰め込まない
商品・サービスを強く訴求したいからといって、多くの情報を詰め込むのは逆効果です。情報量の多すぎるチラシは、読み手の視線が分散されてしまい、どんな商品・サービスなのか本質が分かりにくくなってしまいます。
チラシのデザインは簡潔で分かりやすくして、要点のみを伝えましょう。すべての情報は、読み手が購買する段階になっての事前説明で問題ない場合が多いです。チラシの目的は宣伝なので、周辺情報を多く含める必要はありません。
注意点③:テキストそのものの読みやすさも意識する
チラシのデザインにおいて、テキストの読みやすさは重要な要素です。テキストの文章が読みやすく短いことはもちろん、書体が見やすいかどうかもチェックしてください。
例えば、チラシの配色に対して見にくい書体だと、文字を認識されにくくなり、訴求力が落ちてしまいます。テキストをチラシに入れる際は、文面だけでなく書体にも注意しましょう。
注意点④:表記ゆれを避ける
テキストで注意しなければならないのが、表記ゆれです。表記ゆれは、同じ言葉を漢字やひらがなといった別々の文字で表現してしまったり、書体が統一されていなかったりする状態を指します。
表記ゆれは気にならない場合もありますが、チラシのデザインにあるバランスを損ねる原因にもなるのです。表記ゆれは気をつけていれば防げるミスなので、確実になくしましょう。
注意点⑤:誘導を忘れない
チラシのデザインは、あくまで読み手が商品やサービスに興味を持ち、購買につなげるためのものです。商品を紹介するだけでなく、購買への誘導がなければ訴求力が損なわれてしまいます。
制作の参考になる!おしゃれなチラシ事例が見られる5つのサイト
実際に制作されたチラシを多数見ることで、色々なアイデアが沸いてくるでしょう。
ここからは、制作の参考になるチラシ事例が見られるサイトを5つ紹介します。
- パンフレット&チラシ見本帳
- Behance
- Creative Market
- 今日のフライヤー
上記は、大変見やすく、膨大な量の素材が掲載されているうえに検索がしやすいなど、メリットが多くあるものばかり。
センスのあるデザインを見て感性を磨き、より良いチラシを作成しましょう。
①Pinterest
月額料金 | 無料 |
運営会社 | Pinterest.Inc. |
有料プラン | なし |
特徴 | ・クオリティの高いデザインが豊富・ピンを付ければ同様のデザインを発見しやすい |
「世界中の素敵なアイデアを発見し、整理するツール」とうたわれているPinterest。
膨大なデータから、自分のイメージにあう画像をリストに「ピン」して集めていくことができます。ピンとは、簡単に言うと「お気に入り」のこと。
テーマごとやカテゴリー別にわけることができ、使い勝手は抜群です。画像の種類やイメージで検索をすると、他ユーザーがピンをした画像も表示されます。
例えば、「チラシ デザイン」や「チラシ アイデア」と入力してみましょう。出てきた画像をスクロールしていくと、クオリティーの高いチラシデザインが流れてきます。
世界中のユーザーのアイデアを知ることができるので、自分の知らなかった新しい世界を見つけられたり、インスピレーションが沸いてきたりとワクワクしてきますね。
チラシのアイデア探しには、非常に役立つサイトです。
②パンフレット&チラシ見本帳
月額料金 | 無料 |
運営会社 | TouchWork |
有料プラン | なし |
特徴 | ・厳選された良質なデザインが揃っている・デザイン事に解説がある・カラーパレットが付いている |
「パンフレット&チラシ見本帳」は、様々な業種のパンフレットやチラシが、非常に見やすく並べられています。
Webサイトではデジタル化されたものを掲載するのが一般的ですが、「パンフレット&チラシ見本帳」は、スキャンされたチラシそのままを公開しています。
拡大すれば細かなところまでしっかりと確認できますし、印刷物そのものの良さが感じられるのは、最大の特徴と言えるでしょう。
様々な業種のチラシが掲載されていますが、カテゴリーで絞り込むことが可能です。また、デザイン毎に記載されている解説も、特徴の一つと言えるでしょう。
ターゲットや判型、関連サイト、カラーパッドに至るまで、事細かに記されているので、参考になるでしょう。特にカラーパレットに関しては、スキャナーで取り込んだ画像から色を抽出し、Photoshopやillustratorでも扱いやすいHEX値の記載となっており、至れり尽くせり。
チラシデザインの参考サイトとして、非常に優秀でしょう。
③Behance
月額料金 | 無料 |
運営会社 | Adobe Systems Co., Ltd |
有料プラン | なし |
特徴 | ・世界中のクリエイターのポートフォリオが見られる・クリエイターが作品を作る過程を動画で学べる |
世界中のクリエイターが手がけるデザインを参考にできる「Behance」。
デザイナーだけではなく、イラストレーターやカメラマンなども参加しており、サイトを開くだけで、学べるものがあります。
無数の作品がありますが、「チラシ 日本」などの絞り込み検索が可能なので、自分が参考にしたいデザインを見つけることは簡単。使用ツールや評価でフィルターをかけることも可能です。
クリエイターたちがどのように作品を作っているか、動画で見る機能まであり、勉強になりますね。
世界中と繋がり、インスピレーションを受けたい方におすすめのサイトです。
④Creative Market
月額料金 | ライセンスによる |
運営会社 | Creative Market Labs、Inc. |
有料プラン | あり約1100円~ |
特徴 | ・海外風の一味違うデザインが揃っている・通常は有料販売のフォントやデザイン素材が、1週間限定で無料ダウンロードできる「Weekly Free Good」を毎週開催。 |
他とは一味違うチラシが作りたいという人にオススメなのが、アメリカ発の世界最大規模素材販売サイト「Creative Market」。
さすが海外のサイトだけあり、日本では見られないような斬新かつ大胆なデザインが多い印象です。「fryer design」と検索してみましょう。個人クリエイターたちによるファッショナブルなデザインのテンプレートが出てきます。
デザインの参考に閲覧のみで仕様するも良し、チラシデザイン素材を利用目的に応じ、ライセンス付きでリーズナブルに購入することもできます。ダウンロードさえしておけば、いつでも再利用できるので安心。
センスを感じられる海外風のデザインは人気がありますよね。パラパラと眺めているだけでも、自然とアイデアが沸いてくるページでおすすめです。
⑤今日のフライヤー
月額料金 | 無し |
運営会社 | abstract.jp |
有料プラン | 無し |
特徴 | ・芸術センスの高いデザインが揃っている・発想力を高めるため参考になる |
2〜3色のシンプルな色使いで構成されたチラシが多く掲載されている「今日のフライヤー」。少ない色だからこそインパクトや力強さを感じる、チラシにぴったりなデザインが豊富です。
「フライヤーはお店やお部屋を彩るインテリアのような存在だけど、案外粗末にあつかわれている。ほんとうはクリエイティブがたっぷりつまったアイデアの宝庫。そして、文化の象徴。」
アイデアの宝庫と文化の象徴であるデザインを記憶に残すために作られたということで、何とも素敵ですね。1960年代のレトロなチラシなどが多数あり、サイトを開けた途端ワクワクしてきます。
シンプルながらチラシとしての効果抜群のデザインばかりなので、参考になること間違いなしです。
初めてにもおすすめ!チラシ作成ソフト7選
次にご紹介するのは、初めてチラシを作成する人にも使いやすいソフト7つです。ひと昔前であれば、チラシを作るならプロにお任せが当たり前でしたが、今や自分で作成するのが一般的になってきましたね。
時代に合わせて自分でチラシを作りたいけど、ハードルが高く業者に頼んでいるという人も多いでしょう。そんな方にぜひ試して欲しいチラシ作成ソフトを7つ紹介します。
- Canva
- Adobe Spark Post
- POPKIT
- Inkscape
- GIMP
- OpenOffice
- FireAlpaca
ぜひ参考にしてください。
①Canva
月額料金 | フリー:0円プロ:1,000円企業:3,000円 |
運営会社 | Canva Pty, Ltd, |
特徴 | ・25万以上の無料テンプレート・8000以上の写真素材・チーム共有・共同作業が可能 |
Canvaは、豊富なテンプレートと素材を使い、誰でも簡単に、プロのようにデザインが作成できる画像編集ツールです。
写真加工も簡単で、明るさを変えたり背景をぼかしたりも可能。文字やイラストを加えることもできます。
また、Canvaはパソコンのブラウザ上で作業ができ、専用ソフトを入れる必要はありません。他のパソコンやスマホからでも作成可能です。
②Adobe Spark Post
月額料金 | フリー:0円個人:約1100円 チーム:約2,200円 |
運営会社 | Adobe Systems Co., Ltd |
特徴 | ・デザイナーが作ったテンプレートの利用可能・クラウド上に自動保存され安心 |
「Adobe Spark Post」は、アドビが提供するビジュアルコンテンツ作成ツールです。
デザインのプロが作ったクオリティの高いテンプレートのもと、簡単に高品質なチラシを作成できるでしょう。
また、機能によっては、テンプレートを自由度高く調整することも可能なため、オリジナルのデザインに仕上げられます。
③POPKIT
月額料金 | フリー:0円エンジョイ:550円プレミアム:3,278円 |
運営会社 | 株式会社アルファ |
特徴 | ・店内用チラシを簡単に作成・シンプルで使いやすい・30種類以上のフォントが無料で使い放題 |
ショップで使う「POP」に特化したサイトでありながら、チラシ作成も可能な「POPKITO」。
操作がシンプルで使いやすいため、初心者に大変おすすめです。日本製のため、日本語フォントにも対応していて使いやすいですね。
好きなデザインを貼っていくだけというシンプルさは魅力ですが、おしゃれというよりは親近感のわくデザインといった方がしっくりくるでしょう。
作成後であってもサイズの変更が可能で、臨機応変な対応ができます。
④Inkscape
月額料金 | 無料 |
運営会社 | Inkscape |
特徴 | ・ベジェ曲線とスピロ曲線などに対応したベクター描画を持つ・illustratorより操作がしやすい |
illustratorの代用と言えるほどの機能がある「Inkscape」。様々な機能を駆使してオリジナルチラシが作成可能です。
illustratorの代用とお伝えしましたが、多機能すぎるillustratorに比べ、メニューやツールバーがシンプルに作られているInkscapeは操作がしやすいと評判。
月額料金がかかってくるillustratorと違い、Inkscapeは無料で利用できるのも魅力でしょう。
また、拡大・縮小しても画像の劣化が起こらないベクター画像の制作ができることも大きな特徴です。
⑤GIMP
月額料金 | 無料 |
運営会社 | The GIMP Development Team |
特徴 | ・無料とは思えない高機能・他アプリとの連携が可能 |
Photoshopの代用としてあげられるのが、「GIMP」。illustratorと同じくPhotoshopは月額料金がかかりますが、GIMPは無料での利用が可能という点が一つ特徴と言えるでしょう。
GIMPは大変高い機能が備わっており、無料でありながらPhotoshopと大差ありません。
文字の挿入もできるため、チラシ作成では助かりますね。ブラシのパターンやエフェクトの種類も多いので、細かい調整なども大変しやすいでしょう。
これを一度でも利用したら、他のソフトは使えないというほど優秀なソフトです。
⑥OpenOffice
月額料金 | 無料 |
運営会社 | Microsoft Corporation |
特徴 | ・文書作成や表計算、プレゼン、図画描写などの機能が備わっている・複数人が同時にアクセスし編集可能 |
「OpenOffice」は、Microsoft Officeと互換性のある総合オフィスソフトウェアです。
オフィス業務に必要とされる文書作成や表計算、プレゼン、図画描写などの機能が備わっており、基本操作はMicrosoft Officeと同様。Microsoft Officeを普段使いしている人であれば、一番使いやすいのではないでしょうか。
チラシを作成する際も、画像などを用いての作業になるためシンプルです。
Microsoft Officeと品質も同様と考えると安心ですね。
⑦FireAlpaca
月額料金 | 無料 |
運営会社 | PGN.Inc |
特徴 | ・動作が軽い・集中線やスピード線が簡単に引ける・オリジナルブラシの使用可能 |
「FireAlpaca」は、JPEGやPNG、PSD形式に対応しています。フリーペイントツールとして、イラスト系に向いており、手書き風文字も得意。
イラストを取り入れたあたたかい雰囲気のチラシ作成におすすめです。ブラシは、エアブラシや水彩が使えますし、ぼかしやモザイク機能も利用可能です。
イラストが得意な方は、ペンタブレットを使ってぜひオリジナルのチラシを作成してください。
まとめ
ここまで、チラシのデザインのポイントについて解説しました。チラシのデザインは、基本的なポイントを押さえつつ、商品・サービスの性質に合わせたものにすることが重要です。
チラシは、様々な会社が利用する広告媒体なので、独自のデザイン性も求められます。これからチラシのデザインを考える方は、ぜひこの記事の内容を参考にしてみてください。
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