全東信からの乗り換え先おすすめ5選|飲食店の業態別に比較・選び方も解説

「全東信が倒産したけど、どの決済サービスへ乗り換えればいいのだろう?」
「営業を止めずにクレジットカード決済を再開する方法を知りたい。」

全東信の破産により、クレジットカード決済が利用できなくなった飲食店では、早急な対応が求められています。

一方で、決済サービスは手数料や入金サイクル、導入までの日数が異なるため、十分に比較せず契約すると、営業や資金繰りへ影響が及ぶ可能性があります。

全東信からの乗り換えは、店舗に合った決済サービスを選び、正しい手順で切り替えれば営業への影響を抑えられるのです。

本記事では、全東信の倒産による影響や、飲食店におすすめの決済サービスを比較して解説します。さらに、乗り換え時の確認ポイントや手続きの流れ、初期設定、よくある質問まで分かりやすく紹介します。

最後まで読むと、店舗に合った決済サービスを選び、安心して乗り換えを進められるでしょう。

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全東信の乗り換え前に知っておきたい倒産の影響

全東信が倒産した理由

全東信が倒産した主な要因は、業績悪化と資金調達の難航です。

コロナ禍では、主要な加盟店である飲食店の営業が制限されました。クレジットカード決済の取扱高が減り、経営への負担が増しています。

その後も信用不安が続き、必要な資金を確保しにくい状況となりました。過年度の金融債務も重く、財務状況を立て直せなかったとされています。複数の問題が重なり、全東信は事業の継続を断念しました。

加盟店への影響

全東信の破産により、加盟店には以下のような影響があります。

  • 全東信の決済代行サービスが利用できない
  • 現金払いのみでは、キャッシュレス決済を希望する顧客を逃すおそれがある
  • 設置済みの端末が起動しても、クレジットカード決済は行えない
  • 会計時に混乱が生じる可能性がある

新しい契約が完了するまでは、現金や利用可能なQRコード決済への案内が必要です。店頭や予約ページにも、利用できる支払方法を明記しましょう。

また、クレジットカード決済を再開するには、別の決済事業者への申し込みが必要です。

売上金はどうなる

全東信から入金されていないカード売上は、破産債権として扱われます。破産債権とは、破産した会社へ支払いを請求する権利です。通常の入金日に売上金を受け取れる状態ではありません。

未入金額を確認するため、売上明細や入金履歴を整理しておく必要があります。

破産手続で配当の見込みが生じた場合は、管財人から手続が案内されます。ただし、売上金の全額が支払われるとは限らないため、資金繰りも早めに確認しましょう。

全東信の乗り換えでおすすめの決済サービス【飲食店別】

全東信から乗り換える際は、決済手数料だけでなく、入金サイクルや導入スピード、店舗の業態との相性も重要です。

以下では、飲食店で導入実績が多く、乗り換え先として検討しやすい決済サービス5つを比較しました。まずは全体の違いを比較表で確認し、その後に業態別のおすすめを紹介します。

サービス決済手数料※入金サイクル導入スピード特徴おすすめ店舗
Airペイ0.99~3.24%月3回~6回(QR決済は月1回)約2週間対応ブランドが豊富居酒屋・レストラン
stera pack1.98~3.24%毎日締め~月6回締め約3週間オールインワン端末居酒屋・レストラン
Square2.50~3.25%最短翌営業日(銀行により異なる)最短即日~導入スピードが速いカフェ・ベーカリー
楽天ペイターミナル2.20%~3.24%楽天銀行なら最短翌日最短約1週間楽天ポイント対応テイクアウト・キッチンカー
STORES決済1.98~3.24%手動:1~2営業日/自動:翌月20日最短4営業日ネットショップ連携チェーン店・キッチンカー

居酒屋・レストラン

  • Airペイ
  • stera pack

居酒屋やレストランでは、Airペイとstera packが候補です。会計方法が多い店舗では、幅広い決済手段へ対応するAirペイが使いやすいでしょう。

Airペイは、初期費用と月額費用がかかりません。振込手数料も0円のため、固定費を抑えたい店舗に向いています。

stera packは、決済端末にプリンターを内蔵しています。決済処理からレシートの発行まで、端末1台で進められる点が特徴です。客席数や会計場所を踏まえ、店舗の運用に合うサービスを選びましょう。

カフェ・ベーカリー

  • Square

カフェやベーカリーでは、Squareが乗り換え先の候補です。Squareは固定費がかからず、POSレジも利用できます。POSレジとは、会計と売上管理をまとめて行う仕組みです。

三井住友銀行またはみずほ銀行を振込先に登録すると、通常入金は翌営業日です。振込手数料もかかりません。日々の材料費や仕入れ代を確保したい店舗では、入金の早さが資金繰りを支えます。

会計と売上管理をまとめたい店舗は、Squareの機能と入金条件を確認しましょう。

テイクアウト・キッチンカー

  • 楽天ペイターミナル
  • STORES決済

テイクアウト店ではSTORES決済、キッチンカーでは楽天ペイターミナルがおすすめです。営業場所や注文方法に合う端末を選ぶ必要があります。

STORES決済のスタンダードプランには、モバイルオーダーの一部機能が含まれます。事前注文を受け付けたい店舗では、受注と会計をまとめやすくなります。

楽天ペイ ターミナルは、4G通信とプリンターを搭載しています。屋外でも決済できるため、イベント出店や移動販売にも対応しやすい端末です。

全東信から乗り換える際に確認したい5つのポイント

全東信から別の決済サービスへ乗り換える際は、決済手数料だけでなく、入金サイクルや対応する決済方法なども比較することが重要です。

導入後に「思っていたサービスと違った」と後悔しないために、事前に確認したい5つのポイントを紹介します。

  1. 決済手数料
  2. 入金サイクル
  3. 導入スピード
  4. 対応する決済方法
  5. POSレジ・会計ソフトとの連携

決済手数料

乗り換え先を選ぶ際は、決済手数料を最初に確認しましょう。決済手数料とは、カードや電子マネーの売上に応じて差し引かれる費用です。

Airペイでは、クレジットカードと電子マネーの多くで3.24%の決済手数料がかかります。手数料率が低くても、月額費用や端末費用が発生する場合があります。

売上金額と決済比率をもとに、年間の負担額を計算する視点が重要です。決済手数料だけで判断せず、初期費用や固定費も含めて比較しましょう。

入金サイクル

入金サイクルは、決済した売上が店舗口座へ振り込まれるまでの間隔です。仕入れや人件費の支払いが多い飲食店では、資金繰りに直結します。

Squareの通常入金は、登録する金融機関によって異なります。三井住友銀行またはみずほ銀行を登録した場合は、翌営業日に振り込まれます。ほかの金融機関では、週1回の入金です。

入金回数だけでなく、締め日や振込手数料も確認しましょう。店舗の支払日に合うサービスを選ぶと、手元資金を管理しやすくなります。

導入スピード

全東信から早く乗り換えるには、申し込みから利用開始までの日数も重要です。審査や端末発送に時間がかかると、クレジットカード決済を使えない期間が長引きます。

STORES 決済は、申し込みから最短4営業日でクレジットカード決済を開始できます。ただし、開始時期は審査状況や必要書類の提出状況によって変わります。

申し込み前は、以下を準備しておきましょう。

  • 本人確認書類
  • 店舗情報
  • 端末の到着予定日

事前に確認しておくことで、営業への影響を抑えやすくなります。

対応する決済方法

対応する決済方法は、店舗の客層に合わせて選びましょう。

特に以下の決済方法に対応しているか確認してください。

  • クレジットカード
  • 電子マネー
  • QRコード決済
  • 海外発行カード(訪日客が多い場合)

対応ブランドが多くても、すべてを利用できる時期が同じとは限りません。ブランドごとに加盟店審査が行われる場合があります。

現在の売上明細を確認し、利用回数の多い決済方法を整理してください。利用実績が少ないブランドだけで判断する必要はありません。

必要なブランドが利用開始時から使えるか、公式情報で確認しましょう。

POSレジ・会計ソフトとの連携

POSレジとの連携も、乗り換え前に確認したい項目です。

決済端末とPOSレジが連携すると、会計金額の二重入力を減らせます。入力ミスやレジ締め時の確認作業も抑えやすくなります。

ただし、利用中のPOSレジが新しい端末へ対応しているとは限りません。サービス名だけでなく、端末の型式やプランも確認してください。

乗り換え前のチェックポイント

□ 利用中のPOSレジに対応しているか
□ 端末の型式・プランも対応しているか
□ 会計ソフトと自動連携できるか
□ CSV出力など手動作業が必要か

現在の業務手順を書き出し、必要な連携機能を整理しておくと、乗り換え後もスムーズに運用できます。

特に、レジ業務や経理作業を効率化したい店舗は、事前に対応状況を確認しておきましょう。

飲食店が全東信の乗り換え前にやるべきこと

全東信から乗り換える前に、利用状況や未入金売上などを確認しておくと、切り替え作業をスムーズに進められます。ここでは、事前にやるべきことを紹介します。

利用状況を確認

全東信から乗り換える前に、現在の利用状況を整理しましょう。利用している決済端末や決済方法を把握すると、切り替え作業を進めやすくなります。

全東信のクレジット端末は利用できません。店舗では、利用中の端末台数や設置場所を確認してください。あわせて、クレジットカード以外の決済手段が利用できるかも確認しましょう。

店舗の状況を整理すると、新しい決済サービスに必要な端末数や機能を判断しやすくなります。営業への影響を抑えるためにも、現状を早めに把握することが大切です。

未入金売上を整理

未入金の売上は、早めに整理しておきましょう。全東信から受け取っていない売上金は、破産債権として扱われます。

例えば、次のような内容を整理しておくとスムーズです。

  • 未入金となっている決済日
  • 未入金の売上金額
  • 売上明細と入金履歴
  • 破産管財人へ提出する可能性がある資料

売上明細と入金履歴を照らし合わせ、未入金となっている決済日や金額を一覧にまとめておきましょう。事前に整理しておくと、破産管財人から案内があった際も手続きを進めやすくなります。

また、資金繰りへの影響が大きい場合は、日本政策金融公庫などの相談窓口を利用する方法もあります。必要な支援制度もあわせて確認しておきましょう。

新サービスを申し込む

店舗営業を続けるには、新しい決済サービスへの申し込みが欠かせません。審査には一定の日数がかかるため、早めに手続きを始めることが重要です。

申し込み前に準備しておくもの

契約者情報
・店舗情報
・口座情報
・営業許可証などの必要書類(飲食店の場合)

書類に不備があると、審査や利用開始が遅れる可能性があります。必要書類を事前にそろえたうえで申し込むと、クレジットカード決済を再開しやすくなります。

決済サービスへ全東信から乗り換える流れ

全東信から別の決済サービスへ乗り換える流れは、大きく3つのステップです。事前に流れを把握しておくと、スムーズにクレジットカード決済を再開できます。

サービスを比較する

全東信から乗り換える際は、複数の決済サービスを比較して選びましょう。店舗に合わないサービスを選ぶと、運用コストや業務負担が増える可能性があります。

比較する際は、決済手数料だけで判断しないことが大切です。初期費用や月額費用、振込手数料、対応する決済方法、必要な端末も確認してください。

店舗の利用状況に合うサービスを選ぶと、導入後の運用が安定します。費用と機能の両方を比較したうえで申し込み先を決めましょう。

審査を受ける

申し込み後は、加盟店審査を受けます。加盟店審査とは、決済サービスを利用できる店舗か確認する手続きです。

審査では、提出した契約者情報や店舗情報、営業許可証などをもとに営業実態が確認されます。書類に不足や誤りがあると、審査に時間がかかる場合があります。

申し込み前に必要書類を確認し、正確な情報を準備しましょう。事前の準備が整うと、利用開始までの流れを進めやすくなります。

利用を開始する

審査が完了したら、決済サービスの利用を開始します。営業前に初期設定を済ませると、スムーズにクレジットカード決済へ切り替えられます。

Airペイでは、利用開始の案内メールが届いた後に決済機能を利用できます。決済端末を受け取り、アプリの設定や接続を済ませてください。

利用開始後は、決済テストを行いましょう。クレジットカード決済やレシート発行が正常に動作するか確認すると、営業中のトラブルを防ぎやすくなります。

全東信の乗り換えに関するよくある質問

全東信からの乗り換えに関して、加盟店からよく寄せられる質問をまとめました。手続き前の疑問や不安を解消する参考にしてください。

Q. 全東信の未入金売上は受け取れますか?

全東信から受け取っていない売上金は、破産債権として扱われます。破産債権とは、破産した会社へ支払いを求める権利です。

未入金分は、従来の入金日には支払われません。破産手続で配当の見込みが生じた場合は、債権届などの案内が行われます。

店舗では、売上明細と入金履歴を照合しましょう。決済日や金額を整理しておくと、今後の手続きに対応しやすくなります。

Q. クレジットカード決済はいつから使えなくなりますか?

別の決済サービスと契約すれば、クレジットカード決済を再開できます。全東信の決済端末やサービスは利用できません。

再開するには、カード会社や決済代行会社へ申し込みます。その後、加盟店審査を受けて新しい契約を結ぶ流れです。

利用開始までには、審査や端末設定が必要です。営業への影響を抑えるには、必要書類をそろえて早めに申し込みましょう。

Q. 決済サービスの審査にはどれくらいかかりますか?

審査期間は、申し込む決済サービスやブランドで異なります。提出書類の不足や記載ミスがある場合は、審査が延びる可能性があります。

STORES 決済では、クレジットカードの1次審査は最短翌2営業日です。ブランドごとに審査期間は異なるため、利用開始までの日数は前後する場合があります。

営業許可証や店舗情報を事前に準備しましょう。正確な情報を提出すると、確認作業による遅れを抑えやすくなります。

Q. 乗り換え費用はどれくらい必要ですか?

乗り換え費用は、選ぶ決済サービスによって異なります。初期費用だけでなく、月額費用や端末費用も確認が必要です。

Airペイでは、初期費用と月額費用、振込手数料が0円です。一方で、売上に応じた決済手数料は発生します。

費用を比べる際は、導入時と利用開始後を分けて確認しましょう。店舗の決済額を踏まえ、年間の負担額で比較しましょう。

まとめ|全東信からの乗り換えは店舗に合う決済サービスを早めに選ぼう

全東信の倒産により、加盟店は新たな決済サービスへの切り替えが必要になりました。

乗り換え先を選ぶ際は、決済手数料だけでなく、入金サイクルや導入スピード、対応する決済方法も比較することが大切です。

また、未入金売上の確認や必要書類の準備、初期設定まで計画的に進めると、営業への影響を抑えられます。店舗の運営状況に合った決済サービスを選び、早めに乗り換え手続きを進めましょう。

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