【店舗開業】12ヶ月のスケジュールを紹介!準備を詳しく解説

店舗を開業したいと検討し始めた時、どの程度の準備期間が必要なのでしょうか。

実際にどんな準備が必要なのか、それにどの程度の期間がかかるのか不安に思う人も少なくありません。

店舗開業を目指す場合、どのようなスケジュール感で準備をすればいいのかを詳しく解説します。本記事で店舗開業のスケジュールを把握して、先を見通した計画を立てましょう。


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店舗開業のスケジュールは1年前から組むべき

店舗を開業しようと思っても、直ぐにお店を構えることは難しいでしょう。短期間で開業することも出来ますが、いざ経営を始めてみると計画をしっかり組んでいた方が良かったと後悔する可能性があります。

日本政策金融公庫「創業の手引+」(https://www.jfc.go.jp/n/service/pdf/sougyoutebiki_food_1405.pdf)による「開業時に注意しておけばよかったと感じること」の調査で分かる通り、開業前に取組んでおくことで問題を解決することができる事項が多くあります。

開業前に取り組むべきことは多岐に渡ります。その中には自身の行動量だけでは時間短縮が難しいものもあるので、12ヶ月ほどかかると思って計画立てをするとよいでしょう。

また、開業まであとどの程度期間があるのかで取り組むべきことが変わります。具体的に行う事項を「開業前スケジュール」として計画立てて実行しましょう。

【開業12ヶ月前】お店のコンセプトを決める

頭の中で想像を膨らませているだけでは店舗開業には近づきません。まずは、開業したいお店のコンセプトを決めましょう。ここではできるだけイメージを抽出して具体化することが大切です。紙に書き出したり、PCにまとめてみたりして頭の中のイメージをまとめましょう。

例えば、飲食店の開業を目指している場合、カフェやレストラン、居酒屋、バーなどどのような業態なのかを明確化させましょう。営業時間や店舗の雰囲気、規模などの細かい箇所も具体的に決めます。

開業時に注意しておけばよかったことに、「ターゲットとする顧客をもっと明確化しておけばよかった」というものがあります。開業を予定しているお店のターゲット層まで明確化しましょう。

【開業11ヶ月前】事業計画を立てる

具体的なお店のコンセプトが決まったら、事業計画を立てましょう。事業計画は経営する上で軸となるものです。詳細に計画立てします。

取り扱う商品ラインナップ、それに対しての売上目標も具体的な数字で出します。また、業績推移や1年後、3年後、5年後、その先と今後の計画まで立てます。

開業店舗を軌道に乗せるまでに約6割の企業が半年超えかかっています。半年間は事業を軌道にのせるまでの期間として事業計画を立てるようにします。

また、「商品・サービスの価格設定に問題があった」、「商品・サービスの内容(メニュー、種類等)に問題があった」という実際に取り扱う商品やメニューについて開業前にしっかり計画立てしておけばよかったという意見が多いです。商品価格は適正か、売上が上がるか、利益になるかなどしっかり分析し計画を立てましょう。

金融機関から融資を受ける場合、新規事業であれば事業計画がしっかり立っているかは重要な審査項目です。事業計画が甘く利益が上がらないと判断されれば融資を受けるのが難しくなるので、あらかじめしっかりとした計画立てをしましょう。

【開業8ヶ月前】物件を探す

事業計画に基づき、お店のコンセプトに合う物件を探しましょう。物件探しは時間がかかります。いざ物件を探し始めると、事業計画に合わなかったり、他に気になる部分がでてきたりします。

家賃が事業計画で決めた額より多くなりすぎていないか、決めたお店のコンセプトに合う地域か、ターゲット層とマッチしているか、分かり辛い場所にないか、広さは十分かなど物件探し時にチェックしたい項目が多くあります。

特に家賃は店舗運営時に固定費として常にかかる費用です。条件や立地がよいからといって売上予想に合わない家賃の物件を選ぶと開業後の資金繰りが苦しくなります。

売上予想は低めに設定して無理のない家賃の物件を選びましょう。

「物件の選定に関する知識が不足していた」、「物件の選定にもっと時間をかければよかった」という開業後の意見が多いのは物件選びの難しさを表しています。開業8ヶ月ほど前から探しはじめましょう。

【開業5ヶ月前】資金調達をする

店舗を運営するには資金が必要です。開業する前にかかる費用、開業後軌道にのるまで半年ほどかかるランニングコストを用意する必要があります。

開業にあたりかかる費用のうち、自己資金は1年以上前から貯めておいたという人が半数以上です。金融機関からの融資がなかなか降りず、自己資金も足りないために開業ができないというケースも珍しくありません。金融機関への相談も直前ではなく、開業5ヶ月ほど前から動き出すようにしましょう。

また、金融機関から借入する場合は金額や条件に無理がないかを確認しましょう。「借入金やリースの支払条件が厳しすぎた」、「借入金やリースの支払条件に余裕を持ちすぎた」といった開業後の悩みがある通り、借入を行えばその分ランニングコストを圧迫します。

【開業4ヶ月前】実店舗の準備をする

開業4ヶ月ほど前から店舗開業に向けて実店舗の準備期間に入ります。
居抜き物件であればある程度の設備が整っているので短い期間の内装工事のみで済む場合があります。その他の場合は実店舗の内外装デザインから設備まで行う為時間がかかります。

店舗に導入する設備は購入するのか、リース品を使用するのかなどの決定も必要です。購入する場合は開業前に資金がかかりますし、リース品であれば毎月のリース料の支払いがあるのでランニングコストに組み入れる必要があります。

【開業2ヶ月前】商品調達やメニュー開発をする

いよいよ開業まであと2ヶ月、実際に取り扱う商品の準備をしましょう。

取り扱う商品によって仕入れにかかる期間が異なります。時間がかるもの、納期が早いものなどリストにまとめて仕入れサイクルを確認しましょう。

飲食店であればメニュー開発は開業前にしっかりと行いましょう。開業後は慣れない業務に終われメニュー開発に時間をかけることが難しい期間もあるでしょう。販売メニューが十分でないと利益も上がりません。時間がある開業前にしっかり開発時間をとりましょう。

【開業1ヶ月前】開業の手続きやスタッフの募集をする

開業目前となった1ヶ月前には、開業手続きを漏れのないように行いましょう。

飲食店営業許可や防火管理者選任届、災保険、雇用保険の加入手続きが飲食店の開業時に必要です。また、開業する飲食店の業態によって他にも必要な手続きが必要な場合があるので確認しましょう。

従業員もこの頃から募集します。開業1日目から働くのではなく、その前に研修期間を設ける必要もあります。また、思ったよりも応募数が少ない可能性もあります。

開業前にしておけばよかった事として「開業時、従業員に対する教育期間が不足していた」、「開業当初の従業員が多すぎた、少なすぎた 」、「開業時、従業員が確保できなかった」という声があります。そうならないためにも1ヶ月前から募集をしできるだけ早く人材を確保して開業前準備に取り掛かりましょう。

【開業3週間前】オペレーションを決める

ここまできたらいよいよ開業目前です。

従業員の研修と並行して、実際に営業した際のオペレーションを決めて練習をしましょう。オペレーションを体系化しながら組んでいきます。改善点がでれば修正しやすく、また新しい従業員を雇った際にも研修がしやすくなります。何度も納得するまでオペレーションを組み直します。

また、営業時間外でも業務は発生します。仕入れに行く時間、仕込み時間、清掃なども店舗運営をするには行う必要があります。どの時間帯に、どの程度の時間をかけて行うのかなど明確化させましょう。想像以上に時間がかり実際の営業に影響が出る場合は、従業員を更に募集する必要がでてくる可能性もあります。

【開業2週間前】宣伝活動をする

開業までの2週間は宣伝活動を本格化させましょう。

近隣のお店に挨拶に行きチラシを置いてもらったり、お店の入り口に店舗開業の知らせを大きく貼っておいたりして、地域の方々へ宣伝します。

また、SNSを活用した宣伝も効果的です。開店前からSNSを運用しておくことで見込み客を作ることができます。開店前準備や取り扱うメニューの紹介、開店キャンペーンがあればそのお知らせ等をしてSNSでの宣伝活動を行いましょう。

【開業1週間前】プレオープンを企画する

開業1週間前にはプレオープンをしましょう。取引先や知人、メディア等を招待して実際にお店をオープンします。

プレオープンは開業にあたりお世話になった方々へのお礼、メディア等での宣伝活動の意味があります。そして、実際にスムーズにオペレーションが行えているかどうかのチェックを行うことができます。このオペレーションチェックがとても重要です。実際に開業して一般客が来た際に問題が起こらないかどうか確認しましょう。

予定していたよりも消耗品の減りが早い、仕入れ品が足りない、人気の商品が異なる、照明の明るさ、入り口の入りやすさ等、チェックポイントは多岐に渡ります。

プレオープン時には招待した方へアンケートを行い率直な意見を貰うようにして、反省点をできるだけ開業前に解決できるように取り組みましょう。

スケジュールを組んで先を見通そう

店舗開業にあたり様々な準備が必要なことが分かりました。店舗開業まであとどのくらいの期間なのかで取り組むべきことに違いがあるので、しっかりとスケジュールを組むことが大切です。

スケジュールを把握して先を見通した計画を立てることで、店舗開業を成功させましょう。


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