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コロナ禍、外食産業は大きな打撃を受けました。大人数での会食自粛や、営業時間の短縮など困難を抱えました。
この時期に宅配やテイクアウトなど新しい手法を取り入れたり国からの補助でなんとかしのいだりした店舗も、少しずつ以前の行動様式に戻ってきた今、集客アップを狙いましょう。
それにはWebマーケティングを上手に使うことが効果的です。Webマーケティングとは、Webサイト上で行うマーケティングのことです。
商品やサービスの認知を広め、販売促進を目的にweb上で行う施策がwebマーケティングとなります。
近年、幅広い業種で実施しているマーケティング手法であり、スマホやインターネットが普及した現在、幅広い世代のユーザーに効果を発揮しています。飲食店でも積極的に取り入れて成功している店舗もあります。
この記事では効果のあるWebマーケティングについて、その概要から手法まで徹底解説します。
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飲食店の顧客になる人の行動とは
webマーケティングで集客をするにはまず、顧客として狙う客層をきちんと設定することが大切です。まずはペルソナを決めてみましょう。
ペルソナとは元々「仮面」という意味のラテン語で心理学で使用される言葉でした。マーケティングの世界では、商品やサービスを利用する顧客をまるで実在する人物のように細かく設定することを指します。
性別、年齢、居住エリア、家族構成といった属性や、仕事面では職業、収入、休日など、生活面では趣味や生活スタイル、好きなブランドなど具体的に設定します。
また、どのようなシチュエーションで店舗を利用するか、どんな店の雰囲気やサービスを好ましく感じるか、といった店舗に求める要素も設定します。
ターゲットと何が違うの、と思われるかもしれません。ターゲットも同じように想定する顧客対象のことですが、そこまで詳細に定義しません。「都内在住20代女性」といったおおまかなものになります。
一つの商品販売やサービスを開始する時には商品開発、マーケティング、店舗など多くの部署の人が関わりますが、全員が共通認識を持てずにいるとターゲットがぼやけてしまうことがあります。
ペルソナを設定することで、担当者同士の共通認識が形成され、ゴールが明確になります。ペルソナを設定することにより、顧客ニーズの理解や生活行動の考察、店を使う利益などを再確認して、効果的な評価基準も検討することができるでしょう。
消費者行動モデルとは、消費者が商品やサービスを知ってから、実際に購入するまでに、どのような行動をとるかをパターン化したものです。飲食店の顧客の行動モデルはどのようになるでしょう。
マーケティングではいくつかの消費者行動モデルがあるのですが、AIDMAと呼ばれる5ステップのモデルを詳しく説明します。
①認知(Attention)
まずは顧客が店の情報を知る段階です。現在多くの人が行くお店を決める際にはweb検索を行います。例えば、新宿でおしゃれなエスニック店を探している際、「新宿 エスニック おしゃれ」といったキーワードを検索にかけるでしょう。
その際に自店が検索結果に表示されなければ、どれだけ実力のある店でも顧客はその存在を知ることもないのです。web検索の際、検索結果上位に表示されることは新規の顧客集客の大切な第一歩になります。
②興味・関心(Interest)
知ってもらったら次には「どんなお店だろう」と興味を持って調べてもらえるようにします。顧客に関心をもってもらうには、どれだけ魅力的な店であるかを発信することが重要です。
おいしそうな料理や、ゆっくり食事ができそうな清潔な店内、写真映えするデザートなど、視覚に訴えかけます。
③欲求(Desire)
こんなお店に行ってみたい、と顧客が思う段階です。興味関心を経て顧客の店舗に行ってみたいという意欲をかきたてるメニューや企画を開発し、いかに効果的に発信するかが勝負です。
時代のトレンドにあった商品を発信することで、より多くの人に店をアプローチすることができます。
④記憶(Memory)
こんなお店もあったよな、と過去に行ったお店などと比較したりする段階です。顧客は商品を知り興味を持った後に一度はそのことを忘れます。
記憶を呼び起こして他店舗を比較するようなステップが必要となります。
⑤行動(Action)
いよいよ顧客が足を運ぶ段階です。実際に店舗で食事をした後、また行きたいと思ってもらうためには、料理のクオリティ以外にも、サービス内容の充実度、店舗の雰囲気、スタッフの対応など、顧客の満足度につながる要素をどの程度備えているかが勝負になります。
再来店した際のサービスなど、リピーターにつなげるための対策もすると効果的な集客につながります。
飲食店でweb集客が必要な理由や取り入れるメリット
多くの人がネットでの店舗検索をする現在、webを活用することにより集客のチャンスを拡大することが可能です。webマーケティングを導入することにより、まず自社のブランディングを確立できます。
ブランディングとは、高級品、という意味ではなく、マーケティングにおいては他社よりも優れた商品やサービスを提供することを指します。
同じ形態の数ある店舗の中で、自社がどのように他社と違って、どのように魅力的なのかを効果的に発信することにより、他店との差別化を計ります。
他にも、顧客はスマホ検索で飲食店のメニューや価格、営業時間を確認します。複数のサイトで店舗紹介をしている際には、全サイトの情報が常に新しいものを発信できているか確認します。
サイトによって違う情報が出ていると、顧客はどの情報を信じていいのか分からなくなり不安になるからです。
webマーケティングの最大の強みはインターネットを閲覧している全世界の人へ一斉に発信できることです。作成したコンテンツを見るのは、興味を持った人ですから、見込み顧客をいかに集客につなげられるかはコンテンツの内容が大きく影響します。
基本的な情報に加え、おすすめのメニューやこだわり、スタッフや店の雰囲気の紹介など、店舗独自の情報を取り入れるといいでしょう。顧客が発信を見て「美味しそうだから行ってみたい」「ここで写真を撮りたい」と感じれば、店舗の認知向上につながります。
ほかにも、タイムセールの案内や、SNSでのクーポン配信など、店舗独自のお得な広告を配信することにより、顧客が必要な情報を提供しやすく、リピーター増に貢献します。
行きたい飲食店を調査する人はその時々で違った検索サイトを使うことが多いです。まずはgoogleやyahooといった検索エンジン、そこから各店舗のホームページやグルメサイト、口コミを閲覧します。
また、写真を確認するためにはInstgramやtwitterを使います。ポイントは1つのサイトだけではなく、インターネット上のあちこちを行き来して様々な情報を収集していく店舗を決定しているということです。
店舗を上手にアピールするためには各サイトで魅力的な写真や文章で他店との差別化を図ることが必要です。
飲食店が実際にできるweb集客の方法とは
webマーケティングが集客に大きな効果を生むことがおわかりいただけたところで、実際にどのような手法をとればいいのかを教えましょう。
比較的コストをかけずに手軽に試すことができるものばかりです。既に導入している店舗では、効果が出ていないと感じているのであれば手法を変えてみるもの一手です。
①グルメサイトの編集・最適化
グルメサイトが検索の入口になることが多いです。常に情報をアップデートして検索エンジンにかかりやすくすること、正確な情報を発信することが大切です。
このようなサイトには実際に店舗を訪れた人が口コミを書き込みます。ステマが多いなど問題点もあるために以前よりも信頼性が低くなった傾向ですが、それでも一定数の人が星の数や、口コミを参考にしています。スタッフの対応や提供時間など、実際に店舗でのオペレーションが大切な項目になります。
また、人気のグルメサイトでは、サイト内での上位表示を狙うためにSEO対策が必要になってきます。顧客が検索する項目にマッチするような検索ワードを盛り込んだり、目を引く魅力的な画像をサムネイルに採用したりします。
競合店がどのようなコンテンツを使用しているのか実際に見て比較すると効果的なコンテンツの作り方が掴めるでしょう。
②インスタグラムの投稿
インスタグラムで検索をするのはもはや若い人だけではありません。年配の人でも自身の興味のあることをしているインスタグラマーをフォローしたり、趣味や興味のあることを検索したりしています。大勢のフォロワーのいるインフルエンサーがSNS投稿をすれば、大勢のフォロワーの態度変容を起こせます。
店舗の設定するペルソナに近いインフルエンサーに投稿してもらうことで集客につながる可能性は高いです。一度話題になると、その投稿がフォローしていない人の検索画面にもあがるため、潜在的な顧客の掘り起こしにも効果的です。
③ホームページ(HP)の編集
公式HPには、検索エンジンやSNSとは違ったメリットがあります。SNSや口コミサイトでは分からない詳細な情報が店舗から発信されているので、飲食店を選ぶ際に顧客の不安を解消し、店を決定する際の決定的な要因になることもあるでしょう。
一度公式HPを作成したことで安心するのではなく、継続的に新しい情報を発信することにより集客率アップを目指しましょう。
例えば、HPにブログ機能をつけて定期的にイベントや新メニューなどをお知らせしたり、ユーザーに役立つような有益な情報を発信したりして、また行きたいという気持ちを喚起します。
常に新鮮な情報を得ることにより、顧客は知っている店という安心感に加えて、目新しさを感じリピートしたいと思うのです。
④お得な情報の発信
スマホで閲覧できるクーポン配信サイトやアプリは、新規集客が期待できる手法です。会計時にスマホの画面を見せることで10%オフ、ドリンク無料サービスのような割引得点が受けられます。
「行ったことはないけれども、安くなるなら行ってみようか」「お得なら足を運んでみよう」という潜在的な顧客へアプローチすることもできます。
また「次回来店時、10%オフ」といった特典をつけることでリピーター集客への効果も見込めるはずです。
⑤LINE公式アカウントの運用
LINE公式アカウントは友達の数を増やして、リピーターを増やす戦略に効果的なツールです。クーポンをつけて特典をつけるだけではもったいない。もっと効果的に運用できますよ。
まずは来店してくれた顧客には、友だち登録をしてくれたら当日会計〇%オフ、のような特典を用意します。来店時に知らせると、店内滞在時に登録するハードルが下がり、スムーズに誘導することができるでしょう。
友だち登録をしてもらったら、継続的に顧客の興味をひくような配信をすることが大切です。
まとめ
業績が伸び悩んでいる飲食店でも、まだ試していないweb集客があったのではないでしょうか。
webマーケティングを行うことにより、店舗の認知度が高まり、集客促進、商品・サービスの売り上げアップにつながります。
一瞬で情報を拡散することができるSNSでは、顧客に対するサービスにつながるようなクーポンやサービスカード機能を活用することで、新規顧客と既存顧客の双方へアプローチすることが可能です。
多くの人が利用するグルメサイトに掲載すれば、これまで自店を知らなかった客層へ存在を知ってもらう機会になります。
実際に利用したwebマーケティングの手法が正しいものであったか、集客が成功しているのかを知るためには、定期的に分析を行うことが重要です。
非効率な集客であれば、手法を変更する、別のサイトを活用してみる、といったトライ&エラーを繰り返すことにより自店に効果的なwebマーケティングの手法を確立することができるでしょう。
飲食業界のWEB集客事情については、こちらの記事で詳しく解説されています。合わせてご確認ください。
参考:飲食業界のWEB集客事情とは?4大グルメサイトやSNSの集客についても徹底解説!|株式会社パラダイムシフト
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