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「PayPayか楽天Payのどちらかを利用したいけど、どちらがいいかわからない」「PayPayと楽天Payはどちらがお得かを教えてほしい」という悩みや疑問を抱えている人もいるでしょう。
そこでこの記事では、PayPayと楽天Payを徹底的に比較し、メリットとデメリットを紹介します。また、使える店舗や還元率などもわかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
PayPayの特徴とは
引用元:PayPay公式HP
PayPayとは、ソフトバンクとYahoo!JAPANが共同設立した「PayPay株式会社」が提供するQRコード決済のことです。クレジットカードのように審査が不要で、現金でのやりとりがなく手軽に利用できます。
PayPayは、スマホに表示されたQRコードを会計で提示するか、店舗にあるQRコードをスマホで読み取ることで支払いできます。
PayPayのメリット
ここからは以下の通り、PayPayのメリット3つを紹介します。
- QRコード決済の利用者数No.1
- 加盟店(使えるお店)が多い
- ポイントはスマホ料金の支払いに利用できる
それでは順に解説します。
メリット①:QRコード決済の利用者数No.1
引用元:QRコード決済に関するアンケート調査結果!一番利用されてるQRコード決済第1位は「PayPay」!第2位は?
2022年4月時点でQRコード決済を利用する500人を対象に「保険マンモス株式会社」が調査した結果によると、QRコード決済の中でもPayPayは利用者数294人と最も多いです。PayPayは、2番目に多い利用者数の楽天Payの142人と比べると2倍以上の利用者数です。
利用者が多いとユーザー同士の送金がしやすいというメリットがあります。
メリット②:加盟店(使えるお店)が多い
PayPayのホームページによると、PayPayを使えるお店は366万カ所以上あります。大手やチェーン店だけではなく、個人経営の飲食店や小規模小売店の加盟も多いです。使えるお店が多いとその分PayPayが利用できる可能性が高いため、現金を持ち歩かなくてもよくなります。
外出先でPayPayを利用できる頻度が上がるのでポイントを貯めやすいというメリットもあります。
メリット③:ポイントはスマホ料金の支払いに利用できる
PayPayを普段の買い物で利用して貯まったポイントは、ソフトバンクやワイモバイルのスマホ料金支払いに使えます。
貯まったポイントでスマホ料金の支払いをする方法は以下の通りです。
- PayPayアプリのトップページから「チャージ」をタップ
- 「チャージ方法」をタップし、「ソフトバンク・ワイモバイル まとめて支払い」を選択
- チャージしたい金額を入力し、「チャージする」をタップするとチャージが完了
以上の設定で、毎月のスマホの支払いがPayPayでできます。
PayPayのデメリット
PayPayのデメリット3つを紹介します。
- チャージ方法が少ない
- クレジットカード支払いは利用限度額が低い
- PayPay残高とクレジットカード支払いは併用できない
上から順に解説していきます。
デメリット①:チャージ方法が少ない
PayPayは、チャージ方法が少ないのがデメリットです。PayPayのチャージ方法は、以下の通りです。
- 銀行口座
- セブン銀行
- PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード)
- ヤフオク!・PayPayフリマの売上金
- ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
以上のチャージ方法のみになります。上記の方法でチャージできない場合は、PayPayを利用できないので注意してください。
しかし、クレジットカードを持っている方はクレジットカード支払いやPayPayあと払いでPayPayの利用が可能です。クレジットカード支払いも、制限があるので注意してください。クレジットカード支払いやPayPayあと払いについては、次項で説明します。
デメリット②:クレジットカード支払いは利用限度額が低い
クレジットカード支払いは、本人認証が未設定だと支払い上限が30日間で5,000円です。30日間で上限が5,000円だとすぐに上限に達するので、それではさすがにPayPayの利用は不便です。本人認証設定済みの場合は、1日の上限が2万円で30日間の上限が5万円となっています。
また、クレジットカードはVISAとMasterCardを利用でき、JCBの利用はできません。PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード)を持っている場合は、PayPayあと払いが利用できます。
PayPayあと払いとは、当月に利用した金額を翌月27日にまとめて支払えるPayPayの支払い方法のことです。PayPayあと払いは、PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード)を持っている方だけが利用できる支払い方法です。年会費無料、チャージ不要、手数料無料で利用できます。
デメリット③:PayPay残高とクレジットカード支払いは併用できない
PayPay残高とクレジットカード支払いなどの他の支払い方法とは併用できないので、注意してください。
例えば、コンビニで1,500円分の商品を購入する場合、PayPay残高が1,000円しかないとします。1,000円分をPayPayで支払いし、残りの500円をクレジットカードで支払うことはできないということです。
そのため、買い物する前にPayPay残高とクレジットカード支払いの上限額を把握しておくと便利に利用できます。
楽天Payの特徴とは
引用元:楽天Pay公式HP
楽天Payとは、「楽天グループ株式会社」が提供するQRコード決済のことです。クレジットカードのような審査が不要で、現金でのやりとりをせず手軽に利用できます。
スマホに表示されたQRコードを会計で提示するか、店舗にあるQRコードをスマホで読み取ることで支払いが可能です。また、楽天Payは楽天市場での買い物で利用でき、モバイルSuicaとの連携やチャージにも対応しています。
楽天Payのメリット
楽天Payには、3つのメリットがあります。
- 楽天ポイントがたまりやすい
- 期間限定ポイントも使える
- 加盟店(使えるお店)が多い
以上のメリットを解説します。
メリット①:楽天ポイントがたまりやすい
楽天Payは、通常の使用で1%、楽天キャッシュ(チャージ)払いを利用するとさらに0.5%が還元されます。誰でも簡単に1.5%の還元が得られるので、楽天ポイントがたまりやすいです。楽天ポイントは、1ポイント=1円として利用が可能です。
また、楽天ポイント加盟店で利用する場合はポイントカードの提示で1%還元されるので、最大2.5%還元されることになります。要するに、楽天Payを使って電子マネーの楽天キャッシュ(チャージ)払いにすると0.5%、通常の利用で1%、楽天ポイント加盟店であればポイントカードの提示で1%、合計2.5%がポイント還元されます。
メリット②:期間限定ポイントも使える
楽天ポイントには、通常ポイントと期間限定ポイントの2つがあります。通常ポイントの期限は還元最終日から1年間なので、日常で利用していれば期限はないようなものです。
しかし、期間限定ポイントは期限が短く、1カ月ほどで失効する場合もあります。その期間限定ポイントも普段の買い物で利用する楽天Payで1ポイント=1円として利用できるので、失効させる心配がなくなるというメリットがあります。
メリット③:加盟店(使えるお店)が多い
2020年11月時点で、楽天Pay加盟店は、500万カ所以上です。使えるお店が多いと楽天Payが利用できる可能性が高くなり、現金を持ち歩かなくてもよくなります。
また、外出先で楽天Payを利用できる頻度が上がるので、ポイントを貯めやすいというメリットがあります。
楽天Payのデメリット
この項では、楽天Payのデメリット2つを以下の通り説明します。
- チャージ方法が少ない
- 利用限度額が低い
デメリット①:チャージ方法が少ない
楽天Payはチャージ方法が少ないため、楽天キャッシュ払いの利用が難しいのがデメリットです。チャージ方法は以下の通りです。
- 楽天カード
- 楽天銀行
- ラクマの売上金
- 楽天ウォレット
以上の4つのみなので、チャージして0.5%の還元を得るためには上記の条件のいずれかを満たす必要があります。
デメリット②:利用限度額が低い
楽天Payは、クレジットカード払い(楽天カード・楽天デビットカード)・楽天口座払いの1回あたりの利用限度額が50万円です。また、楽天キャッシュ払い・楽天ポイント払いの1回あたりの利用限度額は3万円です。
そのため、大きな買い物をする際は不便だと感じる可能性があります。
PayPayと楽天ペイを比較
次に、PayPayと楽天Payの特徴やメリット・デメリットを踏まえて下記の5つを比較していきます。
- 使える店舗
- 還元率
- 連携できるクレジットカード
- 銀行口座
- 支払い方法
PayPay | 楽天Pay | |
使える店舗 | 300万カ所 | 500万カ所 |
還元率 | 基本還元率:0.5%諸条件などをクリアすることで最大1.5% | 基本還元率:1%チャージしての利用:1.5% |
連携できるクレジットカード | PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード)VISA、MasterCard | 楽天カード、VISA、MasterCard、JCB、AmericanExpress |
銀行口座 | 670以上の金融機関から選べる | 楽天銀行 |
支払い方法 | PayPay残高支払い ポイント支払い クレジットカード支払い PayPayあと払い 銀行口座支払い | 楽天キャッシュ払い 楽天ポイント払い クレジットカード払い 楽天銀行口座払い |
比較①:使える店舗
PayPayは、ホームページによると300万カ所の店舗で利用できます。
一方楽天Payは、2020年11月時点で500万カ所の店舗で利用が可能です。
比較②:還元率
PayPayの基本還元率は0.5%です。「300円以上の支払い30回以上、かつ合計支払金額5万円以上」などの諸条件をクリアすると、最大1.5%までアップします。
楽天Payの基本還元率は、1%です。チャージして楽天キャッシュ払いをすると1.5%が還元されます。
比較③:連携できるクレジットカード
PayPayでは、以下のカードが利用可能です。
- PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード)
- VISA
- MasterCard
JCBなどの他の銘柄は使えないので注意しましょう。
楽天Payでは、以下のカードが利用可能になります。
- 楽天カード
- VISA
- MasterCard
- JCB
- AmericanExpress
比較④:銀行口座
PayPayは、670以上の金融機関の口座を利用できます。楽天Payは楽天銀行のみ利用が可能なので、他の銀行口座での支払いを考えている方はPayPayがおすすめです。
比較⑤:支払い方法
PayPayの支払い方法は、5つあります。
- PayPay残高支払い
- ポイント支払い
- クレジットカード支払い
- PayPayあと払い
- 銀行口座支払い
対して、楽天ペイの支払い方法は下記の4つです。
- 楽天キャッシュ払い
- 楽天ポイント払い
- クレジットカード払い
- 楽天銀行口座払い
まとめ
PayPayと楽天Payの特徴や、メリット・デメリット、両者の比較について解説しました。
「結局PayPayと楽天Payはどちらがお得なの」という声が聞こえてきそうです。結論、PayPayと楽天Payのどちらがお得かは、人によって異なります。今回ご紹介の内容を参考に、現在の生活にあったサービスを利用するのをおすすめします。
PayPayがおすすめな人はPayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード)、Yahoo!ショッピングやPayPayモール、ソフトバンクやワイモバイルなどのソフトバンクとYahoo! JAPANのサービスをよく利用する方です。対して 楽天Payは、楽天カードや楽天市場、ラクマ、楽天モバイルなどの楽天グループのサービスをよく利用する方におすすめします。
また、普段買い物する店舗で対応しているほうのサービスを利用すると便利です。なお、両方利用する方法もあります。例えば、メインでPayPayを使用し、外出先でPayPayが使えないときに楽天Payが利用できるよう両方準備しておくのです。
両者の比較を参考に、自分のライフスタイルに合ったサービスの利用を選択してください。
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