マッサージ店の水道光熱費の相場は?経費を節約する方法を解説

マッサージ店の水道光熱費の相場は?経費を節約する方法を解説

  • 「マッサージ店を開こうと考えているけど、水道光熱費などが分からない」
  • 「リラクゼーションサロンの開業に向けて、水道光熱費の相場が知りたい」

近年はマッサージやリラクゼーションサロン、カイロプラティック等が流行していることもあり、そうした店を開業したいという方は増えています。

一方で、マッサージ店は水道光熱費などの経費に関する情報がネットにあまりないため、開業してからどのくらいお金がかかるのか不安になることもあるでしょう。

そこで本記事では、マッサージ店の水道光熱費について、相場をくわしく解説します。

経費の節約方法なども解説しますので、これからマッサージ店やカイロプラティック施設を開業しようと考えている方は、是非参考にしてください。


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マッサージ店が昨今急激に増えている

マッサージ店が昨今急激に増えている

昨今、マッサージ店を開業する方が増えています。

厚生労働省の調査によると、2010年から2020年の10年間で、あん摩、マッサージ及び指圧を行う施術所等数は約2万カ所増えていることが分かりました。

あん摩、マッサージ及び指圧を行う施術所等数の年次推移
調査年 平成22年
(2010年)
平成28年
(2016年)
令和2年
(2020年)
施術所等数
(単位:箇所)
117,989 136,460 141,779

(引用:衛生行政報告例より)

マッサージ店やリラクゼーションサロン、カイロプラティック等を含むリラクゼーション業界の市場規模は、20兆円を超えるとも言われています。

他業種と比べてマッサージ店は設備導入も手軽で、開業のハードルも低いことが要因のひとつでしょう。

こうした要因もあり、2018年時点でマッサージ店の店舗数はコンビニの約2倍にまでなりました。

また店舗型以外にも、出張型など新たな業態のマッサージ店も増えているのです。

マッサージ店の運営維持にかかる費用

マッサージ店の運営、維持にかかる費用

マッサージ店の運営・維持にかかる費用は、売上の30〜60%が相場とされています。

運営・維持費の具体的な内訳は、以下の通りです。

マッサージ店の運営・維持費
  • 家賃
  • 水道光熱費
  • 消耗品にかかる費用
  • 人件費

上記の維持・運営費について、以下で詳しく解説します。

家賃

賃貸で実店舗を持つ際には、家賃は必ず発生する費用です。

マッサージ店の家賃相場は、売上高の約10%前後が目安とされています。

家賃は固定費となり、一度借りてしまうとその契約金額を払い続けなくてはいけません。

そのため、毎月支払いができる家賃の物件を借りることが重要です。

水道光熱費

マッサージ店の運営にあたっては、水道光熱費も欠かせません。

1ヶ月あたりの水道光熱費は、売上の2〜4%ほどが相場です。

例えば1ヶ月の売上が100万円の店舗だった場合、2〜4万円程度が一般的な水道光熱費となります。

消耗品にかかる費用

1ヶ月の消耗品費は、売上の2〜4%程度が相場です。

マッサージ店の消耗品は、タオルやマスク、ガウン、アイマスクなど様々なものがあります。

こうした消耗品は、お客様に快適にマッサージを受けて頂くためには欠かせないものでしょう。

人件費

1ヶ月の人件費は、売上の40〜55%前後が相場で、経費の中でも非常に大きなものとなります。

店舗を効率よく運営するためには、スタッフを雇う必要があります。

お店の規模が大きくなり、売上が上がるほどに人件費も多くかかるでしょう。

その他の費用

マッサージ店の事業拡大をするためには、広告費や宣伝費、HP運営費などが費用になります。

またフランチャイズで経営をする場合には、加盟店へのロイヤリティも発生するでしょう。

こうしたその他の経費は、1ヶ月で売上の13〜15%程度かかるのが相場です。

マッサージ店経営では水道光熱費を削減することが大切

マッサージ店経営では水道光熱費を削減することが大切

マッサージ店の利益は、下記の方法で算出できます。

マッサージ店の利益
  • 売上 − 経費(費用)= 利益

つまり安定した経営をしていくためには、経費を抑えることが重要なのです。

運営・管理費の中でも簡単に抑えられるのが、「水道光熱費」。

契約プランの見直しや、節水等の取り組みによって、経費の中でも削減しやすいものと言われています。

水道光熱費の中でも「電気代」を削減するのが、経費削減に効果的です。

マッサージ店の電気代を節約する2つの方法

マッサージ店の電気代を節約する2つの方法

マッサージ店での電気代は、エアコン等の空調代が大半を占めます。

サービスの軸である施術は手で行うため、設備自体はあまり電力を使いません。

そんな電気代・空調代を節約するためには、以下の方法が考えられます。

マッサージ店の電気代を節約する2つの方法
  1. 空調機器の節電をおこなう
  2. 電気会社を乗り換える

上記2つの方法について、以下で詳しく解説します。

①空調機器の節電をおこなう

空調代がかさむマッサージ店にとって、空調機器の節電は経費削減にとても効果があります。

空調機器の節電方法
  • 室外機にミストをかける
  • 自動運転で稼働させる
  • メンテナンスを定期的におこなう
  • 寒い時期は加湿器を使用する

室外機にミストをかける

まず、室外機にミストをかける方法があります。

室外機自体が熱くなってしまうと冷房効率が下がるため、水で冷やすという方法です。

しかし、水のかけ方には注意が必要で、編み目などから機器内に水が入ると故障の原因となります。

室外機の周りに打ち水をするだけでも効果があるようですから、不安な方は直接でなく周りに水をまくのがおすすめです。

自動運転で稼働させる

自動運転で稼働させるのも、節電に効果的です。

室温に合わせて適切な風力にしてくれる自動運転は、空調の効きすぎも防ぐ効果があります。

そのため快適な空間作りにも繋がるでしょう。

メンテナンスを定期的におこなう

メンテナンスを定期的に行うのも、空調を効率よく動かすのには欠かせません。

メンテナンス費用をかけたくないとそのまま使ってしまうと、空調効率が下がってしまいます。

それだけでなく、故障などによってより多額の修理費用がかかってしまうこともあるのです。

寒い時期は加湿器を使用する

冬の寒い時期は、加湿器を使用するのも効果的です。

加湿器は暖房による乾燥を防ぐだけでなく、体感温度を上げる効果もあります。

これは夏のじめっとした日がとても暑く感じるのに近いイメージで、湿度が高いほど体感温度は高く感じられるのです。

そのため加湿器を使用することで、暖房の設定温度を上げずに暖かく感じる空間を作ることができます。

②電気会社を乗り換える

電気会社を乗り換えるのは、電気代の節約にとても効果があります。

2016年から電力の自由化がはじまり、電力会社ごとに電気代を自由に決めることが可能となりました。

今の電力プランよりも安い電気代で提供している会社があれば、そちらに乗り換えるのもおすすめです。

オール電化も検討してみましょう

マッサージ店はガスを利用することがほぼ無いため、オール電化にするという選択肢もあります。

オール電化にして低圧電力プランにすれば、電気代をより削減できるでしょう。

低圧電力プランとは電気を多く消費する業務用機器向けのプランで、一般家庭向けプランなどの比べ電力量料金がとても安いことが特徴です。

また力率割引という割引が適用され、電気を使うほど安くなるプランも多いです。

そのためオール電化にしたうえで低圧電力プランに変更すれば、電気代を効果的に削減することができるでしょう。

電気代を削減する際の2つの注意点

電気代を削減する際の2つの注意点

電気代を削減する際に注意するべき点は、以下の2つです。

電気代を削減する際の2つの注意点
  1. 節電がサービスの低下に影響しないかどうか
  2. 電力プランが店に合っているかどうか

上記2つの注意点について、以下で詳しく解説します。

①節電がサービスの低下に影響しないかどうか

節電によってサービスの質が低下しないか、顧客目線で考えることは重要です。

マッサージ店は、顧客に癒やしや健康を提供する施設です。

費用の削減は大切ですが、それによって快適度やサービスレベルが低下してしまっては本末転倒でしょう。

例えば節電のために空調を止めたり、必要以上に節水をしたりすると、顧客満足度を下げることになりかねません。

顧客により良いサービスを提供すること最優先に考えた上で、その範囲内で節電ができないか検討しましょう。

②電力プランが店に合っているかどうか

電力プランがお店に合っているかも、確認する必要があります。

エアコンの使用方法などを工夫して節電しても、そもそも電力プランが適切なものでないと、効果が出にくいです。

現在は各電力会社が様々な電力プランを提供していますから、乗り換えた方が電気代が節約できるケースも多いでしょう。

そのため今の電力プランや電気の使用状況を確認した上で、電力プランの変更も検討することをおすすめします。

今一度マッサージ店運営にかかる費用を見直してみましょう

本記事では、マッサージ店の運営にかかる水道光熱費について、相場や節約方法などを解説しました。

本記事のまとめ
  • マッサージ店の運営には様々な費用がかかり、特に「水道光熱費」「人件費」は大きな支出になる
  • 水道光熱費の中でも「電気代」の節約が重要
  • エアコンの使用方法や電力プランの見直しなど、様々な節電方法がある
  • 節電は大事だが、顧客が快適度に影響しないように注意する

本記事を参考に、快適かつ健全な経営ができているマッサージ店を目指して、経費削減の工夫をしてみてください。


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