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店舗の開業をするのに当たり、何が必要なのか分からないと悩んでいませんか?
あれもこれもと思い浮かび、何から手をつけるべきか分からない人もいることでしょう。
準備にやるべきことはたくさんありますが、その中でも、始めに必要なものを5つに分けてご紹介します。
開業に向けてしっかりと準備を行うことで、開業後の成功率が変わるとも言われています。
初めての店舗開業でも失敗しないよう、必要なものの準備を進めていきましょう。
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店舗開業に必要な5つのもの
店舗開業に必要なものを5つ見てみましょう。
- 開業資金
- 物件
- 什器や備品
- 商品やメニュー
- スタッフ
この中でも特に開業資金は、どのような業種の店舗を開業するかで物件や什器・備品が違うため、大きく変わってきます。
店に並べる商品やメニューは店の目玉になるものですし、それを提供するスタッフも欠かせないものですね。
自分に置き換えるといくらくらい必要か、どのような物件が適しているか、などを考えながら確認してみてください。
開業資金は1000万円が必要
店舗開業に必要な開業資金の目安は、約1,000万円です。
もちろんこの金額は、取得する物件や店舗の規模、扱う商品によって大きく変わります。
全てを自己資金で賄うには多額のため、融資を利用する方が大半です。
- 物件取得費用
- 店舗投資資金
- 運転資金
- 生活費
開業資金の内訳は、大きく分けてこの4つです。
順に見てみましょう。
物件取得費用
物件取得費用は、店舗として利用する物件を契約する際に必要となる費用のことです。
- 保証金
- 礼金
- 仲介手数料
- 前家賃
居抜き物件を取得する場合は、これに加えて「造作譲渡費」が別途かかります。
仮に、保証金が家賃の10ヶ月分、礼金金と仲介手数料は家賃の1ヶ月分、契約開始月の日割り家賃と翌月の家賃を支払う前家賃を合計した場合、家賃20万円の物件であれば、簡単に試算しても260万円以上の費用が必要です。
店舗投資資金
店舗投資資金とは、物件取得費用以外にかかる、店舗の設備等に必要な資金のことです。
- 内装・外装費用
- 厨房機器費等
- 備品費
- レジ費
- 販促費
- 募集費
- 通信費用
具体的にはこれらの手配に対して費用が発生します。
店舗の物件は「スケルトン」と呼ばれる店舗内の床・壁・天井・内装などが何もない、コンクリートの打ちっぱなしの状態で取引されるのが一般的です。
そのため店舗の外装や内装、床や照明に至るまで、内装業者と打ち合わせをして店舗を作り込み、店舗としての体裁を整える必要があります。
スケルトンでは設備も無いため、厨房設備を整えたり、皿やグラスなど小物を揃えたりの費用も、店舗投資資金の一部です。
物件の広さや立地、どれだけ手を掛けるかによって店舗投資資金は大きく変わるため、一概にいくらくらいとは言えないものの、目安としては全て合わせて300万~600万程度と言われています。
運転資金
運転資金とは、開業したお店を継続的に営業していくために必要な資金のことです。
- 人件費
- 仕入原価
- 家賃
- 水道光熱費
- 広告宣伝費
- 通信費
これらの、お店が営業していくのにあたり必要な資金全般を運転資金と呼びます。
一般的に言われている運転資金の安全ラインは、固定費の6ヶ月分、具体的には600万円〜1,000万円です。
毎月出ていくのが決まっている金額の半年分を資金として持っていれば、例え赤字が続いてもその間はお店を営業し続けられます。
運転資金は売上から出すという考えはNG
運転資金は開業してから売上から出せば良いという考えは非常に危険です。
開業してまもなくは集客が上手くいかず、思うように売上が伸びないことも考えられます。
運転資金は売上からとあてにしてしまっていたら、そのまま家賃が払えず仕入れもできず、お客様に満足のいく商品が提供できない悪循環になってしまうと、せっかく出したお店の営業が続けられなくなってしまうかもしれません。
生活費
お店の固定費と同じように、経営者自身とその家族の生活費を確保しておくことも大切です。
こちらも期間的には6ヶ月程度用意しておくと良いでしょう。
生活費は食費だけでなく、家賃や光熱費はもちろん、お子様の教育費も含めた全てを指します。
生活費が無くなり、家族を守れないとなると、頭に血が上って冷静に考えられず、パニックに陥る可能性も。
そうなれば店舗の営業も上手くいかなくなってしまいます。
しっかりと資金を準備しておけば、初めのうちは赤字経営だったとしても、対策を立てて行動に移せるでしょう。
物件探しは慎重に行う
店舗となる物件は、慎重に探しましょう。
憧れの土地に店舗を出したかった、と、出た物件に飛びついてしまうと、相場よりも高い物件を掴まされたり、店の雰囲気と合わない周辺環境で集客ができなかったりと、痛い目を見るかもしれません。
店舗物件を探す前に、希望条件を具体的に決めておくと探しやすいです。
- 立地
- 坪数
- 家賃
他にも色々とあるかもしれませんが、基本的な3項目は上記です。
事業計画を明確にしてどのような物件を取得すべきかを明確にした上で、物件探しを行いましょう。
個人の賃貸は、専用サイトを使っての物件探しが多いですが、店舗物件は、未公開情報を集めたり、複数の不動産会社から情報を集めるなど、コツを押さえると探しやすいです。
実際に出店地域に行き、駅からの徒歩距離や周辺環境を確認しながら歩いていると、思わぬ掘り出し物に巡り会える可能性もあります。
[参考] 「株式会社 了」が運営している不動産のトータル情報サイト【不動産WEB相談室】什器や備品を購入する
店舗開業には什器や備品の購入も必要となります。
什器とは、お客様向けに商品をディスプレイするための道具のことです。
飲食店であれば、レジ台や冷蔵機器、陳列棚食器などが什器にあたります。
備品とは、備え付けてあるもののことを言い、椅子やテーブル、キャビネットなどです。
什器や備品を購入するポイントを確認しましょう。
- コンセプトに合っているか確認する
- 保健所の設備要件を満たしているか確認する
什器や備品は、その店舗の印象を決定づける大切なものです。
店舗のコンセプトに合っているか確認しながら選びましょう。
もしコンセプトと違うものを選んでしまうと、まとまった雰囲気を崩してしまう怖れがあります。
ただしコンセプトに沿ったデザインであるのと同時に、実際に使うのに使いやすい代物であるかどうかを第一に考えてください。
また、飲食店や美容院、ペットショップなどの場合、衛生や安全の観点から、保健所が指定する設備要件を満たすことが求められます。
事前に保健所に相談しておくと安心です。
業種により、購入する設備や備品は異なるため、何が必要なのかをしっかりとチェックした上で購入を進めましょう。
商品調達やメニュー開発をする
提供する商品によって、集客や売上、リピートに繋がるかどうかが決まります。
ターゲットの客層を明らかにして、店舗のコンセプトに沿った商品やメニューを提供することで、お店の個性を出していきましょう。
- 店舗に陳列する商品の吟味(飲食店はメニュー開発など)
- 仕入れ先の確保
- 発注や買い付け
- 販促物の用意
- 値段を付けて店頭に並べる
商品とメニュー開発をするだけでなく、仕入れや発注など全ての準備を行います。
価格設定も行う必要があるため、周辺環境や競合店の価格相場などを参考にすると良いでしょう。
スタッフを募集しよう!4つの募集方法を解説
店舗の規模にもよりますが、オーナー1人が常時店舗に在中する形の店舗でなければ、スタッフ募集を行い、採用と教育を行う必要があります。
スタッフの募集方法は主に4つです。
- 求人サイトに掲載する
- .SNSで募集する
- 工事中の店舗に求人広告を貼る
- 知り合いに声をかける
求人を始めるのは、オープンの1ヶ月前と言われています。
早すぎればオープン前にスタッフが辞めてしまう、遅すぎれば教育が間に合わないなどのリスクが考えられるからです。
スタッフの教育にはマニュアルを作成すると、接客や工程などのレベルを一定に保てます。
①求人サイトに掲載する
まずは、飲食店、美容院、雑貨屋など、働きたい人が業種ごとに絞って仕事の選択が可能な求人サイトへ掲載する方法です。
費用無料の求人サイトもありますが、載せられる情報量が限られるなどのデメリットも考えられますので、資金に余裕があれば、各求人サイトの要項を確認して選択するのが良いでしょう。
短期間でスタッフ採用をしたい場合は、複数の求人サイトを活用するのもおすすめです。
②SNSで募集する
近年増えているのが、SNSを活用した募集方法です。
- LINE
- YouTube
シェア機能によって多くの人に求人情報が拡散されることもあり、予想以上に多くの募集が集まった人もいます。
SNSで募集する場合、ターゲットに合ったユーザーが利用しているSNSを選ぶことが大切です。
すべてのSNSを使えば全世代に訴求できますが、それに対応する時間と手間をかけたくない場合は、厳選していきましょう。
③工事中の店舗に求人広告を貼る
開業に向けて工事を行っている店舗に求人広告を貼るのも効果的です。
工事が始まると、「次は何ができるんだろう」と、近くまで歩み寄って現場を見る人は多くいます。
そこにスタッフ募集の求人広告を貼り、ニーズのある人からの連絡を待ちましょう。
手書きであればコストがかからず、通りがかった人は近隣住民と考えられるため、店舗側が支払う交通費の節約にも繋がるかもしれません。
ただし、完全に待ちの状態で、SNSのようにユーザーに呼びかけができるものではないため、採用までに時間がかかる可能性があります。
④知り合いに声をかける
仕事を探している知り合いに声をかけるという方法もあります。
親しい知り合いであり、その人の能力を知っていれば、自分の店舗に合う人かどうかの予想もつきやすいです。
ただし、今まで友人同士であった人が、職場の中だけでもオーナーとスタッフという縦関係になる点が、歪を生みやすいです。
その知り合いが現職を辞めてこちらに入ってきてくれる場合は、相応の待遇も必要となります。
知り合いの方からどうしても働きたいと言ってこない限り、求人方法は①〜③の中から選ぶとトラブルを避けられるでしょう。
店舗開業に向けて必要なものを準備しよう!
店舗開業には、必要なものがたくさんあります。
その中でも、今回ご紹介した5つは最初に必ず準備しておくべきもののため、自身の開業する店舗に置き換えて、何を揃えるか算出していきましょう。
初めての開業は不安もあるかと思いますが、是非当記事を参考に、準備を進めていってください。
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