【2026年最新版】高圧電力のおすすめ電力会社7社を比較|料金・特徴・失敗しない選び方を解説

かつて日本の電力市場は、地域の大手電力会社が独占していました。

2016年4月の電力自由化により、高圧電力も複数の会社から選べる時代になりました。

しかし実際には「どこが安定しているのか」「料金はどう変わるのか」「失敗しない選び方はあるのか」など、
判断材料が不足し、切り替えや新規契約に踏み出せない企業もあります。

この記事では、高圧電力の新規契約・見直しを検討している方向けに、主要7社を安定性とコスト削減期待度の観点で比較し、それぞれの特徴を整理しました。

高圧電力を選ぶ基準や注意点もまとめています。契約先を比較する際の参考にしてください。

高圧電力会社おすすめ7社比較【2026年最新版】

※ 安定性(縦)×コスト削減期待度(横)の2軸で7社を配置した比較マップです。
右上に近い会社ほど、安定性とコスト削減期待度の評価が高くなります。

項目/企業ENEOS Power丸紅ハルエネリミックスエネット日本テクノミツウロコグリーンエネルギー
供給区分
/実績
法人向け高圧・特別高圧の供給実績を公式開示商社系として法人向け高圧提供実績あり高圧向け料金プランの提供実績あり高圧の固定単価プラン提供あり法人向け高圧・特別高圧の専業実績を開示省エネ支援と高圧供給の採用事例を開示高圧の法人提供実績を開示
安定性★★★★★★★★★★★★★☆☆★★★☆☆★★★★☆★★★☆☆★★★☆☆
コスト削減
期待度
★★★☆☆★★★☆☆★★★★☆★★★★☆★★★☆☆★★★☆☆★★★☆☆
再エネ
対応
実質再エネ100%等の選択可(証書利用)非化石価値等で実質再エネ化に対応再エネオプションあり(非化石証書)再エネ対応は限定的実質再エネ100%対応メニューあり環境配慮メニューあり非化石証書等で再エネ化に対応
向いて
いる業種
医療施設・大規模事業者複数拠点企業・商業施設中小企業・店舗・オフィス工場・物流施設オフィスビル・学校工場・製造業・省エネ推進企業環境配慮企業・再エネ導入企業

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高圧電力会社のおすすめ7選

ハルエネ

  • 企業概要・電力領域の方針
    事業者向けの料金提案に注力し、低圧から高圧まで対応しています。電気やガスなどのサービスを組み合わせ、運用コストの削減を支援しています。
  • 実績/供給条件
    高圧電力の提供と個別見積もりに対応しています。再エネ証書などのオプションも選択できます。具体的な単価や条件は、施設の契約内容によって異なります。
  • 対応種別・エリア
    法人向けの高圧・低圧電力を扱い、全国の主要エリアに対応しています。
  • こんな企業におすすめ
    中小企業・店舗・オフィス

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リミックスポイント

  • 企業概要・電力領域の方針
    高圧向けに複数の料金方式を用意(例:固定単価型「高圧フラット」/市場連動型「JEPXスタンダード」/相対電源の比率を選べる『高圧チョイス』。料金方式の選択肢が多い点が特徴です。
  • 実績/供給条件
    沖縄と島しょ部を除く全国へ供給しています。高圧メニューも公表しており、固定単価型では燃料費調整を行わない仕組みを説明しています。
  • 対応種別・エリア
    法人向けの高圧・特別高圧・低圧電力に対応しています。供給エリアは、離島などを除く全国です。
  • こんな企業におすすめ
    工場・物流施設

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ENEOS Power

  • 企業概要・電力領域の方針
    グループ内に200万kWを超える発電能力を持ち、発電から小売までの一貫した供給体制を構築しています。
    VPPや再生可能エネルギーの活用にも取り組み、安定供給を重視しています。
  • 実績/供給条件
    自社電源と外部調達を組み合わせ、法人向けに電力を供給しています。再エネ電源や証書を活用したメニューも用意しています。
  • 対応種別・エリア
    法人向けの高圧・特別高圧電力を扱っています。
  • こんな企業におすすめ
    医療施設・大規模事業者

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丸紅新電力

  • 企業概要・電力領域の方針
    丸紅グループの電力事業は国内外で長期供給の実績があり、国内では、丸紅パワーリテールが電力小売事業を展開しています。近年はPPAや再生可能エネルギーの活用にも取り組んでいます。
  • 実績/供給条件
    グループの発電・調達実績を生かし、法人向けに電力を供給しています。再生可能エネルギーを重視する企業向けの相談にも対応しています。
  • 対応種別・エリア
    法人向けの高圧・特別高圧電力を扱っています。
  • こんな企業におすすめ
    複数拠点企業・商業施設

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エネット

  • 企業概要・電力領域の方針
    法人向け電力を中心に扱い、高圧・特別高圧・低圧に対応しています。複数エリアにある事業所の契約もまとめて相談できます。
  • 実績/供給条件
    高圧・特別高圧電力を法人向けに供給しています。規模が異なる複数拠点もまとめて相談できると案内しています。
  • 対応種別・エリア
    特別高圧・高圧・低圧に対応しています。供給エリアの詳細は、個別見積もりで確認が必要です。
  • こんな企業におすすめ
    オフィスビル・学校

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日本テクノ

  • 企業概要・電力領域の方針
    小売電気事業に加え、省エネ支援や自社発電にも取り組んでいます。電力計測やデマンド管理の知見を持ち、事業運営にかかるコストの削減を支援しています。
  • 実績/供給条件
    自社発電に関する情報を公開しています。法人向け高圧電力の導入事例や省エネ支援事例も紹介しています。
  • 対応種別・エリア
    法人向けの高圧・特別高圧電力と、省エネ支援を扱っています。詳しい条件は個別提案となります。
  • こんな企業におすすめ
    工場・製造業・省エネ推進企業

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ミツウロコグリーンエネルギー

  • 企業概要・電力領域の方針
    再生可能エネルギーを含む自社発電と長期調達を組み合わせ、高圧・特別高圧電力を販売しています。再エネ電源の活用を掲げ、安定した電力供給と環境負荷の低減を重視しています。
  • 実績/供給条件
    高圧・特別高圧・低圧電力を扱っています。法人向けに電力を供給し、再生可能エネルギー電源の拡充も進めています。
  • 対応種別・エリア
    高圧・特別高圧・低圧電力を扱っています。供給エリアや契約条件は、個別見積もりで確認できます。
  • こんな企業におすすめ
    環境配慮企業・再エネ導入企業

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高圧電力会社の選び方

高圧電力会社を選ぶ際は、供給の安定性や契約条件、料金体系も比較する必要があります。

以下では、契約前に確認したい5つのポイントを紹介します。

  • 電気料金だけで比較しない
  • 契約期間・解約金を確認する
  • 市場連動型か固定単価か確認する
  • 供給エリアを確認する
  • 経営基盤・供給実績を確認する

電気料金だけで比較しない

高圧電力会社は、電気料金の安さだけで選ばないようにしましょう。

見積もりでは基本料金や電力量料金だけでなく、燃料費調整額なども含めた年間の支払総額を比較すると、自社に合う会社を選びやすくなります。

契約期間・解約金を確認する

契約前には、契約期間と解約金を確認しましょう。

料金が安くても、途中解約で費用が発生する場合があります。契約期間や自動更新の有無、解約条件まで比較すると、契約後のトラブルを防ぎやすくなります。

市場連動型か固定単価か確認する

料金プランは、市場連動型と固定単価型の違いを確認しましょう。

市場連動型は市場価格で料金が変動し、固定単価型は料金を予測しやすい点が特徴です。自社の予算や運用方針に合わせて選ぶことが大切です。

供給エリアを確認する

高圧電力会社によって供給エリアは異なります。

全国対応でも、一部地域は対象外の場合があります。複数拠点がある企業は、すべての事業所が対象か事前に確認しておきましょう。

経営基盤・供給実績を確認する

高圧電力会社は、料金だけでなく経営基盤や供給実績も確認しましょう。

親会社の規模や供給実績が分かる会社は、長期契約の判断材料になります。事業の継続性も含めて比較することが大切です。

5つの比較基準を先に決めると、契約後の不安につながる条件を見落としにくくなります。

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高圧電力の契約・切り替えでよくある失敗と注意点

高圧電力は、契約内容を十分に確認せず切り替えると、想定より電気料金が高くなったり、途中解約で費用が発生したりする場合があります。

料金方式や契約条件、供給継続性を事前に確認し、契約後のトラブルを防ぎましょう。

  • 市場連動・上限制など料金方式を理解せず契約する
  • 違約金・契約期間を確認せず契約する
  • 電力会社の切り替えだけで料金が下がると考える
  • 供給継続リスクを確認せず契約する

市場連動・上限制など料金方式を理解せず契約する

卸電力市場の価格が高騰した時期には、想定以上の料金が発生する場合があります。

固定単価型や市場連動型などの料金方式は、契約前に仕組みを確認しましょう。

違約金・契約期間を確認せず契約する

高圧電力の契約期間中に解約すると、手数料が発生する場合があり、切り替えタイミングを誤ると削減効果が相殺されることがあります。

電力会社の切り替えだけで料金が下がると考える

電力会社を切り替えるだけでは、想定した削減額に届かない場合があります。最大需要電力の管理や設備の見直しも必要です。

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供給継続リスクを確認せず契約する

新電力が事業から撤退した事例もあります。料金だけでなく、経営基盤や供給実績も確認しましょう。

【高圧電力向け】新電力シェアランキングTOP10

高圧電力の販売実績は、電力会社の供給規模を判断する材料になります。

そこで、2026年7月時点の新電力シェアランキングを紹介します。(高圧電力の販売量に限る)

順位事業者名電力販売量(千kWh)
1エネット779,330
2日本テクノ413,683
3ミツウロコグリーンエネルギー531,151
4丸紅新電力433,549
5九電ネクスト297,910
6ENEOS Power579,320
7U-POWER GREEN MARKETING256,549
8エバーグリーン・マーケティング215,300
9ハルエネ425,568
10CDエナジーダイレクト508,098

シェアが高い会社は供給実績の参考になります。ただし、料金体系や契約条件は異なるため、ランキングだけで判断せず、自社に合うプランか確認しましょう。

高圧電力会社を比較するときによくある質問(FAQ)

高圧電力は切り替え時に停電しますか?
高圧電力会社を切り替えても、原則として停電は発生しません。契約先が変わった後も、地域の一般送配電事業者が管理する送配電網を使うためです。
電気の品質や供給の信頼性も変わりません。停電が起きる場合は、自然災害や設備トラブルなどが主な原因です。電力会社の切り替え自体が、停電の原因になるわけではありません。
工事は必要ですか?
高圧電力会社の切り替えでは、大規模な工事が不要な場合が一般的です。既存の受電設備や送配電網を利用できるため、契約手続きだけで進められるケースがあります。
ただし、供給設備の新設や変更が必要な場合は工事が発生します。設備状況によっては、供給開始まで時間がかかる可能性もあります。見積もり時に工事の有無を確認しましょう。
見積もりだけでも依頼できますか?
高圧電力は、契約前に見積もりだけを依頼できます。現在の契約電力や使用量をもとに試算するため、請求書や契約内容が分かる資料を準備すると手続きが進みやすくなります。
見積もりの依頼方法や必要書類は、電力会社ごとに異なります。複数社へ同じ条件で依頼すると、料金体系や契約条件を比較しやすくなります。
契約期間は何年ですか?
高圧電力の契約期間は、電力会社や料金プランによって異なります。契約満了前に解約や変更を申し出ない場合は、自動更新される契約もあります。
契約期間だけでなく、更新時期や申告期限も確認が必要です。長期契約では料金が安くなる場合がありますが、途中解約の条件も確認しましょう。契約書面を比較してから判断する姿勢が重要です。
解約金はありますか?
高圧電力では、契約期間中に解約すると、解約金や違約金が発生する場合があります。金額や発生条件は、電力会社や料金プランによって異なります。
契約前には、解約金の金額だけでなく、最低利用期間や自動更新の有無も確認しましょう。移転や設備変更の予定がある場合は、途中解約の条件まで比較すると契約後の負担を抑えやすくなります。
高圧電力と特別高圧の違いは?
高圧電力と特別高圧は、受電する電圧や契約電力の規模が異なります。高圧電力は、標準電圧6,000Vで受電する事業者向けの区分です。
特別高圧は、標準電圧20,000V以上、契約電力2,000kW以上が目安です。大型工場や大規模商業施設など、電気使用量が特に多い施設で利用されます。

まとめ

高圧電力会社を見直すと、電気料金や契約条件を改善できる場合があります。

料金だけでなく、供給実績や契約期間、料金方式を比較して候補を絞ることが重要です。

供給エリアや契約条件、料金プランは電力会社ごとに異なるため、契約を検討する際には、プラン内容を確認することが重要です。

この記事を参考に、自社にとってのメリット・デメリットを確認した上で、複数社から見積もりを取り、自社の使用状況に合う高圧電力会社を選びましょう。

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