雑貨屋の経費リスト|簡単に確定申告ができるサービスも紹介

雑貨屋を経営していて、「これは経費に計上できるのか?」と疑問を持つことがあるでしょう。経費の把握は経営を行う上で必須の知識です。

雑貨屋の経費をリスト形式にご紹介し、簡単に確定申告ができるサービスも併せて徹底解説します。

本記事で雑貨屋経営時に困る経費関係の作業の悩みを解決しましょう。


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雑貨屋の経費を知って節税しよう

雑貨屋運営の業務で必要な出費は経費に該当します。

どんな出費が経費になるのかを知ることで、出費への適切な判断ができるようになるだけでなく、計上することで節税に繋がります。

経費には大きくわけて2種類あり、さらにそれぞれに該当する項目があります。雑貨屋の場合はどのような経費があるのかをしっかり把握しましょう。

経費には固定費と変動費がある

経費には大きく分けて固定費と変動費の2種類があります。固定費と変動費を見極めることは、円滑に雑貨屋を運営するために必要です。

①固定費

売上の増減にかかわらず金額が変動しない費用を固定費といいます。

家賃や水道光熱費など、売上が増減しても支払額が変わらないものが当てはまります。

経費の中でも占めるウェイトが大きいものが多いため、売上が下がった時にも支払えるような額にしておく必要があります。

②変動費

売上の増減とともに金額が変動する費用を変動費といいます。

売上が増加すればするほど、消耗品や宣伝広告費等にかける費用も大きくなっていくでしょう。

毎月の費用を予想することはできますが、固定費のように決まった額ではないので使いすぎないように気をつけなければいけません。

雑貨屋で経費にできるもの「固定費」「変動費」に分けて解説

雑貨屋運営において経費にできるのは以下のような費用です。

固定費

  • 家賃
  • 水道光熱費
  • 人件費
  • 通信費
  • 材料費・仕入れ費用

変動費

  • 消耗品
  • 税金
  • 保険料
  • 宣伝広告費
  • 旅費や交通費
  • 研究費
  • 修繕費

以下でそれぞれを詳しく解説します。

①雑貨屋経営にかかる5つの固定費

雑貨屋経営にかかる5つの固定費は以下の通りです。

  1. 家賃
  2. 水道光熱費
  3. 人件費
  4. 通信費
  5. 材料費・仕入れ費用

それぞれ見ていきましょう。

①家賃

家賃は全額経費に計上することができます。

雑貨屋を経営する場合、商品として販売する雑貨を置くスペースが必要になるため、販売点数、大きさを考慮して物件の広さを選びましょう。都内では安くても1坪1万円はかかります。

また、物件は一度決めると移転しなければ家賃は同じ額が毎月かかります。売上が下がった時にも支払えるような家賃の物件にしましょう。

②水道光熱費

水道光熱費も全額経費に計上できます。

ただし、雑貨屋の場合は水道やガスを多く使用する飲食店とは異なりそこまで費用はかかりません。

③人件費

人件費は全額経費に計上できる経費です。

社員であれば固定費として考えることができますが、たまに出勤するアルバイトであれば変動費として考えることができる項目でもあります。

また、雑貨屋の場合は従業員を雇っている所は少ないので、人件費はほとんどかからない場合もあります。

④通信費

インターネットや電話にかかる費用も固定費として毎月かかります。

こちらも業務に関わる作業に必要なものなので経費と計上できます。

⑤材料費・仕入れ費用

雑貨屋では仕入れ費用が大きな支出となるでしょう。

また、未使用分は在庫となるため、棚卸表の作成が必須です。棚卸しは期間を決めて定期的に行うようにしましょう。

②雑貨屋経営にかかる7つの変動費

雑貨屋経営にかかる7つの変動費はこちらです。

  1. 消耗品
  2. 税金
  3. 保険料
  4. 宣伝広告費
  5. 旅費や交通費
  6. 研究費
  7. 修繕費

以下でそれぞれを詳しく解説します。

①消耗品

業務で使用する文房具や紙などの消耗品も経費に計上できます。

また、雑貨を販売するにあたって陳列する棚を作成したとして、組み立てた1組の状態で金額が10万円未満であれば消耗品費としてその年の経費にできます。

その制作に必要な道具代・工具代・機会代は消耗品として経費に計上することができます。

②税金

店舗を運営すると税金がかかります。

税金も経費として計上することができます。雑貨屋を経営する際にかかる税金の一例は以下のようなものです。

  • 消費税
  • 個人事業税
  • 登録免許税
  • 固定資産税
  • 自動車税
  • 不動産取得税
  • 印紙代

消費税は売上によって大きく変動します。

また、仕入れの際に自動車を使用すれば、自動車税もかかります。後から納付額ができて焦ることのないよう、税金がかかるということを踏まえて経費額を計算しましょう。

③保険料

入る保険によって額は様々ですが、年間数万円は保険料としてかかることが多く、経費に計上することができます。

物件を借りた際には火災保険や地震保険に加入することが多いでしょう。

④宣伝広告費

宣伝や広告に使用した費用は経費として計上できます。

公式HPを作成して公開する、チラシを作成・ポスティング作業するなどにかかる費用です。

最近ではSNSを活用した広告を行うケースも多く、こちらも経費として計上することできるので上手く活用するとよいでしょう。

⑤旅費や交通費

店舗を経営するとさまざまなことを学ばなければいけません。

地方から都市部の勉強会に参加する場合、交通費や宿泊費はかなりの金額になります。これらも業務の一環なので、経費に計上することができます。

忘れずに経費に入れるようにしましょう。

⑥研究費

制作する作品を作る際に研究することがあるでしょう。

その際の材料費や、資料代は研究開発費として経費に計上することができます。

⑦修繕費

雑貨屋を運営していると店舗の修繕が必要な場合があります。

床やクロスの修繕、ガラスの交換、屋根の修理などにかかった費用は、修繕費として計上することができます。

修繕費にできるかどうかの判断基準は20万円未満の修理・改修なので、修繕を依頼する際は見積もり額をしっかりと確認しましょう。

雑貨屋の経費は判断が難しい場合も|曖昧になりがちな3つの費用

雑貨屋を運営するにあたって必要な費用のほとんどは経費に計上できますが、中には判断が難しいものもあります。

  • 自宅で雑貨屋を経営している場合の家賃や水道光熱費
  • 衣服代
  • 交際費

以下でそれぞれを詳しく解説します。

①自宅で雑貨屋を経営している場合の家賃や水道光熱費

自宅兼雑貨屋の場合は家賃全額を経費に計上することはできません。

仕事場と自宅の割合を明確にして、家賃を「地価家賃」として計上すれば、雑貨屋として使用している一部分を経費として計上することになります。

②衣服代

雑貨屋で働いている際にきている衣服を経費計上するのは難しい場合が多いです。仕事以外でも着用しているものを、そのまま業務時も着ている場合は経費には含まれません。

しかし、仕事でしか着用しない制服を購入するなど、「仕事上必要な衣服であるか」と主張できれば、経費として認められる可能性があります。

③交際費

仕事で必要な付き合いでの交際費は、確定申告の際に特定支出として認められると特定支出控除が適用され税金や健康保険料が減額される可能性があります。

取引先の接待時に使用した交際費用は控えておき、申告するようにしましょう。

節約も可能!雑貨屋の経費を抑える3つのコツ

経費を抑えればそれだけ利益率が上がります。雑貨屋を経営する際、経費を抑えるコツがいくつかあります。

  • 家賃の交渉
  • 材料の値下げ交渉
  • SNSを活用した広告宣伝費

以下でそれぞれを詳しく解説します。

家賃の交渉

固定費として毎月かかる家賃額を減らすことは、大きな経費削減に繋がります。

物件取得時や、更新月には大家さんに交渉してみるとよいでしょう。1ヶ月の額で見れば大きなものではなくとも、1年、3年、10年とみればとても大きな額になります。

材料の値下げ交渉

販売する製品の仕入れ費用の値下げは、原価を下げることに繋がり利益率を高めることができます。

定期的に購入する、購入時はまとまったロットにするなどと交渉すれば、材料の値下げができる場合もあります。

SNSを活用した広告宣伝費

販売している雑貨をインスタグラムなどSNSに投稿して宣伝をこまめに行いましょう。

広告を出稿する場合は費用がかかりますが、SNSに投稿するだけであればお金はかかりません。

日々投稿すればファンが増え、固定客となる場合もあります。

雑貨屋で会計をするならクラウド会計がおすすめ

雑貨屋を経営すると、確定申告する必要があります。その際、クラウド会計を使用すると面倒な領収書整理がしやすく、経費項目も分かりやすいので、普段の業務を圧迫せず確定申告作業ができます。

クラウド会計でおすすめのサービスは以下の3つです。

  • マネーフォワード
  • freee会計
  • やよいの青色申告オンライン

以下でそれぞれを詳しく解説します。

①マネーフォワード

出典:https://biz.moneyforward.com
名前マネーフォワード
料金パーソナルミニ:年額プラン 800円/月 (年額 9,600 円)
パーソナル:年額プラン 980円/月 (年額 11,760円)
パーソナルプラス:年額プラン 2,980円/月(年額 35,760円)

銀行やクレジットカードとの連携で、明細からの仕訳入力まで行えます。

会計レポートの出力 、請求・経費精算と連携 といったことも行えるので、日々の業務効率も上がるでしょう。

PCはもちろん、専用アプリを使用すればスマートフォンから使用することも可能です。

また、確定申告書B、青色申告決算書など、確定申告の必要書類が自動作成でき、e-Taxにも対応しています。

その上、家計簿アプリとして大人気の「マネーフォワード ME」との連携も可能です。

②freee会計

出典:https://www.freee.co.jp


名前freee
料金スターター:年払い 980 円 / 月 (11,760円/年)
スタンダード:年払い 1,980 円 / 月 (23,760円/年)
プレミアム:年払い 3,316 円 / 月 (39,800円/年)

銀行口座やクレジットカードから明細を自動で取得するので、入力作業は不必要です。

また、レシートを写真で撮影するだけで金額、日付を自動で読み込むので面倒なレシート仕分け作業が圧倒的に楽になります。

確定申告は〇×の質問に答えるだけで書類作成が可能なので、はじめて使用する方でも楽に使用できます。もちろん、クラウドだから常に最新の税制にアップデートされるので安心して使用できます。

スマートフォン対応の会計アプリとしてはダウンロード数No.1です。

③やよいの青色申告オンライン

出典:https://www.yayoi-kk.co.jp/products/aoiro_ol/
名前やよいの青色申告オンライン
料金セルフプラン:全ての機能が1年間無料でお試し可能(次年度は、8,000円(税抜)/年 )
ベーシックプラン:6,000円(税抜)
トータルプラン:10,000円(税抜


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雑貨屋の経費は必ず計上しよう

経費として計上できないと思っていたものが、実際は当てはまる場合もあったでしょう。経費を計上することは利益率を上げることや、節税に繋がります。

また、日々の業務に支障がないようクラウド会計を取り入れて管理する方法もおすすめです。

経費をしっかり把握し計上することで、円滑な雑貨屋経営をしましょう。


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