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「店舗開業資金をクラウドファンディングで調達したい」
「そもそもクラウドファンディングをする方法は?」
上記のようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
クラウドファンディングは、店舗開業の資金を調達するのにとても有効な手段です。本記事では、店舗開業でクラウドファンディングをする方法とおすすめのサイトを紹介します。
店舗開業をクラウドファンディングで検討している方は、ぜひ参考にしてください。
「飲食店の開業を検討している」
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クラウドファンディングとは
そもそもクラウドファンディング(crowdfunding)とは、「クラウド(crowd)」と「資金調達(funding)」の2つの意味を重ね合わせた造語にして繋げられた言葉です。
従来の資金調達では、ベンチャーキャピタルや金融機関からの借り入れなどのイメージがありますが、クラウドファンディングでは、不特定多数の方から資金を募って手軽に始められます。
店舗/飲食店開業のためにクラウドファンディングで資金を調達する2つの方法
クラウドファンディングで資金を調達するには、以下の2つの方法があります。
- All or Nothing方式
- All in方式
それぞれのやり方について説明していきます。
①All or Nothing方式
All or Nothing方式とは、あらかじめ設定している期限の中で目標の金額を達成すると、プロジェクト実行者は期限終了日までに集まった資金を獲得できる方式です。
しかし、目標金額に到達しなかった場合は、支援者からの申込みは全てキャンセル・全額返金されます。
その際のリターンも発生しません。
目標金額を達成しないと実施することができないプロジェクトの場合や、目標金額を達成しないと実施することができないリターンを用意している場合は有利に進められます。
②All in方式
All in方式は、期限終了日に目標金額に達成しなかった場合も、プロジェクト実行者は集まった支援金を獲得することができます。
そして、必ずサポーターへのリターンが必要です。
もし、目標達成しなかったとしてもプロジェクトが実施可能で、リターンが可能な場合のプロジェクトに特に有利な方式です。
クラウドファンディング3つの種類
クラウドファンディングには3つの種類があります。以下の通りです。
- 投資型
- 寄付型
- 購入型
それぞれ順番に説明していきましょう。
①投資型
投資型クラウドファンディングは、スタートアップ企業などがクラウドファンディングサイトを使って自社株の買い手を募集する資金調達方法です。
プロジェクトが開始されると資金調達の内容が投資家に公開され、その情報に基づき投資家が出資を判断するという方式です。リターンは、主に「株式」または「新株予約権」です。つまり、投資型クラウドファンディングは特定の事業に対して投資家の出資を募集する方法です。
②寄付型
寄付型のクラウドファンディングは、ボランティア活動を行うことへの資金調達との相性が1番良く、多くのプロジェクトが被災地支援や恵まれない子供たちへの寄付を目的としている場合が多いです。
寄付型のメリットの1つに、支援者がプロジェクトの進捗をリアルタイムで確認できることです。
近年、寄付を目的とした非営利団体が集まった寄付金を、営利目的で悪用するということもあります。なので、寄付型は出資金の使い道を透明化させることで、支援者が安心して寄付することができる様になっています。
寄付型のメリットは、基本的に支援者へのリターンは設定していないので、プロジェクト実行者は掲載に費用がかからないだけでなく、リターンの準備に費用がかかることもないので、リスクを抑えてプロジェクトを掲載することが可能なことです。
③購入型
購入型のクラウドファンディングは、日本国内において最もスタンダードなタイプです。
プロジェクト実行者は、プロジェクトへの出資に対して物やサービスなどのリターンを支援者に提供します。
そのリターンに魅力を感じた支援者が、購入することで資金を集めていく方法です。
購入型はプレゼンテーションが最も大切であり、「どんな物を提供できるのか?」以上に「どうやってより魅力的に見せか?」によって金額に大きく影響します。
購入型のメリットは、在庫を持たずに出品して、市場の反応を伺うことができるので、企画段階の商品をテストマーケティングできるという点です。
クラウドファンディングで店舗/飲食店を開業する方法
クラウドファンディングで店舗開業する手順は以下の通りです。
- プロジェクトの目標金額を決める
- 支援者へのリターンを決める
- 運営サイトに登録する
- プロジェクトを公開する
- 支援して貰うための発信をする
- 資金を受け取る
- 支援者にリターンをする
それぞれの流れについて順番に見ていきましょう。
①プロジェクトの目標金額を決める
クラウドファンディングを成功させるコツは、まず事業計画をよく練ることが大切です。
資金の使い道・発足の目的・今後の目標などは重要になってきます。
ただ、プロジェクトの計画によっては、支援者に魅力を感じてもらえずに資金が集まらない可能性があります。
特に、支援の目標金額の設定はよく考えて決めましょう。
②支援者へのリターンを決める
次に支援者に対するリターンを決めます。
クラウドファンディングの1番重要な点と言っても過言ではないのが、このリターンです。ここの設計をどうするかによってプロジェクトの成功率は大きく変わってきます。
ライトファンには2,000-5,000円のリターンを用意して、コアファンには10,000円以上の多額支援を獲得を狙い、使い分けを行うなどの手法もあります。
③運営サイトに登録する
クラウドファンディングでプロジェクトの申請は無料で誰でも可能ですが、審査もあります。
プロジェクトを申請後に利用規約・細則に基づいて審査を行います。
審査結果は申請後に登録のメールアドレスに送られます。
メールに記載された審査事項を元にプロジェクトを確認・編集を行いましょう。
④プロジェクトを公開する
審査を通過すると、いよいよプロジェクトを公開できるようになります。
公開すると、プロジェクトの掲載が始まり、支援の募集が開始されます。
公開のタイミングはプロジェクト実行者の任意のタイミングで決めることができます。
⑤支援して貰うための発信をする
プロジェクトの掲載が完了できたら、SNSに投稿、プレスリリースの送付を行って、募集を開始したことをPRすると成功の確率が高まります。
さらに、プロジェクトの進捗状況は、定期的にプロジェクトの内容が記載されているWEBページ上で報告しましょう。
また、既に支援してくれている支援者に対しても、現状報告や達成率の報告なども忘れずに定期的に更新しましょう。
⑥資金を受け取る
プロジェクトが終了して、目標の金額を達成していた場合は、運営会社の手数料を引いた分の金額が登録している口座に入金されます。
All or Nothing方式の場合は、最初に設定していた目標金額に支援額が到達せず、期間中に達成できなかった場合はプロジェクト終了までに集まっていた支援金は支援者に払い戻されます。
⑦支援者にリターンをする
プロジェクトが成功して、資金が集まったら支援者にリターンを送っていきましょう。
リターンにもよりますが、リターンを送る作業は意外と重労働なので、複数人で行うことをオススメします。
さらに、目標の資金調達額に達成した場合はもちろん、達成していない場合でも支援者への感謝を忘れずに、お礼のコメントをプロジェクト掲載ページに記載しましょう。
【店舗開業】12ヶ月のスケジュールを紹介!準備を詳しく解説店舗/飲食店開業におすすめの5つのクラウドファンディングサイト・サービス
ここからは、店舗開業におすすめなクラウドファンディング運営サイトを5つご紹介します。
- Makuake(マクアケ)
- CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
- GREEN FUNDING(グリーンファンディング)
- Readyfor(レディーフォー)
- Kibidango(きびだんご)
それぞれのサイトについて順番に紹介していきます。
①Makuake(マクアケ)
引用:Makuake
Makuake(マクアケ)は株式会社マクアケが運営しているクラウドファンディングサービスで、手数料は集まった支援金の20%です。
「アタラシイものや体験の応援購入サービス」がコンセプトになっており、飲食店やモノづくり系のプロジェクトが多いです。
1000万人をこえるユーザー数・メディア掲載数は平均で10,000件/月と高い集客効果を見込めるのが大きなメリットでしょう。
また、資金を投資してくれたユーザーの年齢や性別・職業などの属性を分析する機能も付随しており、実際に店舗飲食店を開業する前のマーケティングの助けにもなります。
②CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
CAMPFIRE(キャンプファイヤー)は、国内最大のクラウドファンディングサイトです。
創業は2011年で、日本国内の老舗サービスの1つです。
これまでに6.1万件以上のプロジェクトが立ち上がり、690万人以上の支援者から550億円以上の資金が集まっています。
掲載料は無料で、プロジェクトが成立した場合には、集まった支援金の17%をCAMPFIREに支払う仕組みになっています。
手数料が業界でも最低水準になっていますので、少しでも資金を多く集めたい人にオススメのサイトです。
③GREEN FUNDING(グリーンファンディング)
GREEN FUNDING(グリーンファンディング) は、2011年6月にスタートした株式会社ワンモア運営のクラウドファンディングサービスです。
購入型のファンディングを中心のサービスを展開しており、TSUTAYAや蔦屋書店などを通し、プロジェクト立案者との交流が行われています。
1プロジェクト辺りの平均支援金額は、347万円と高く、数1000万円のプロジェクトも随時立案されています。
手数料は集まった支援金の20%で、銀行振込やクレジットカード払い、コンビニ払いなどの決済にも対応しています。
④Readyfor(レディーフォー)
引用:Readyfor
Readyforは、2011年にサービスを開始した日本初のクラウドファンディングです。掲載プロジェクト数20,000件、累計支援金額200億円と高い実績を誇ります。
特に強みといえるのは、想いを応援する支援者が多い点です。リターンの対価性よりも夢の実現に支援してくれるため、想いを伝えることで成功しやすくなるメリットがあります。
また、手数料が12%と安く、長い運営歴からくる熟知したサポートを受けられるのも魅力の1つです。All or Nothing方式とAll in方式の2種類から選択できるため、プロジェクトの成功がしやすい方を選んでみてください。
⑤Kibidango(きびだんご)
引用:Kibidango
KibidangoはAll or Nashing方式のみですが、プロジェクト成功率が80%と高いことが魅力のクラウドファンディングです。1プロジェクトに1人の専任スタッフが付くため、初めての利用でも成功しやすいのが要因といえます。
加えて、kibidangoは世界最大級の「Kickstarter」に認定されており、サポートの充実性が高いのも理由といえるでしょう。
また、kibidangoには事前拡散や様子見ができる「プロジェクトの種」という機能があり、支援者の目にとまりやすい掲載スタートに向けて準備できます。手数料が10%と業界トップクラスに安いため、支援金を多く残したい方には特におすすめです。
店舗・飲食店でおすすめの3つのリターン方法
プロジェクトの成功率を上げるためには、魅力的なリターンにすることが不可欠です。店舗・飲食店でおすすめのリターン方法は、以下の通りです。
- 割引・サービス券
- 店舗貸切サービス
- 自宅へ関連商品郵送
店舗・飲食店ならではのリターンは支援者にとってイメージがしやすく、対価性のメリットも受けられます。また、店舗側にも集客とその後のリピーターが見込めるため、双方に取ってメリットが大きいです。
では、それぞれのリターン方法を見ていきましょう。
割引・サービス券
割引・サービス券は、支援者がお得感を持ちやすいリターンです。加えて、支援後には店舗を利用したい気持ちを持つ人が多いため、きっかけ作りにも最適といえます。
店舗側は集客とリピーター確保に繋がるのはもちろん、パーセンテージの調整で利益を生み出すことが可能です。また、在庫を抱える店舗はこの機会に売り出せば、支援とともに利益の確保もできます。
特に、プロジェクトで看板商品を売り出す店舗は、その商品を割引対象にすることで宣伝効果とともに支援が集まりやすくなるでしょう。
店舗貸切サービス
店舗貸切サービスにすることで、特別感のあるリターンとして魅力を感じやすいです。加えて、企業の社長や団体などが関心を持ちやすくなります。
特に、店舗貸切は団体で利用するケースが多いことから、たくさんの人に店舗を知ってもらえるきっかけにつながります。宣伝効果と集客アップの両方が見込めるため、店舗側のメリットは大きいです。
また、店舗貸切サービスにすると、高額に設定してもリターンの対価に違和感がありません。支援が少なくてもプロジェクトが成功できるため、より実現へ近づくでしょう。
自宅へ関連商品郵送
自宅へ関連商品郵送は、全国どこに住んでいてもリターンが受けられるため、支援が集まりやすいです。また、対価が釣り合うリターンとなり、支援者にとって応援の気持ちと商品が届く両方のメリットがあります。
クラウドファンディングは価格設定ごとで郵送する商品を設定できるため、上手く活用すれば在庫整理も可能です。加えて、ネット通販を活用している店舗だと、その後も商品購入してもらえる可能性が高まります。
特に、今回のプロジェクトで商品を売り出すのであれば、宣伝効果が大きいでしょう。支援金が集まりつつ売上アップが見込めるため、商品に何を使うのか考えていきましょう。
店舗・飲食店のクラウドファンディング3つの成功事例
プロジェクトを計画する際には、成功事例を参考にすることが一番の近道です。クラウドファンディングの成功事例で紹介する店舗・飲食店は、以下の3つです。
- ローストホース
- Remake easy
- 6 curry
プロジェクトは、リターンだけでなく支援者に伝わる強い想いも大切です。また、以下で紹介するどの店舗も、支援することでの特別感やメリットを感じさせる内容になっています。
プロジェクトを成功させるために、参考にしていきましょう。
ローストホース
引用:日本一の馬肉専門店で、石釜で焼いた最高のローストホースを食べさせたい!
ローストホースは、目標金額の185%となる約600万円の支援金を集めて新規店舗を開業しました。
リターンは会員カード&1年間定額特典を用意し、オリジナルTシャツや石窯に名前掘りなど段階ごとに加えています。
特徴的なのが、先着100名限定の8,640円のリターンは全て購入されていないにも関わらず、同じ内容の10,800円は364名が支援している点です。
「日本一の馬肉専門店」という独立の夢をプロジェクトで伝え、支援者の心に刺さったのが大きな要因でしょう。加えて、店舗の看板商品となる馬刺しや馬肉焼きを写真を用いてアピールしたことで、「お店に足を運んでみたい」と感じさせたのも理由といえます。
Remake easy
引用:渋谷の雑居ビルに「完全会員制パフェバー」誕生。CAMPFIRE先行で会員を募集
Remake easyは、目標金額の1677%となる約838万円の支援を受けて渋谷に店舗をグランドオープンしました。
13種類のリターンの全てに1万円相当となる会員権を付け、季節のパフェやVIP会員権など4,000円~30万円まで用意したところ、1つ残らず完売しています。
その後2022年に名古屋店プレオープンの招待チケットとして募集したところ、わずか15日間で目標金額4034%となる2000万円の支援金を集めました。
クラウドファンディングで集客・宣伝に成功したことが大きな反響を呼んだのでしょう。また、Remake easyは2回ともリターンを複数用意し、それぞれに特別感を出してるのも要因といえます。
6curry
出典:食べるだけじゃない。一緒に作ってみんなが混ざる『6curryキッチン』始めます! – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
6 curryは、目標金額の154%となる約154万円の支援金を集めて新規開業しました。カレーが好きな想いと出会ったきっかけを強く語り、支援者の胸に刺さる内容になっています。
リターンは割引券やオリジナルグッズなど14種類用意し、その中の1つには企業プロモーション用にオリジナルカレー開発という斬新なアイデアも取り入れています。
また、6 curryは移転のために再度クラウドファンディングを利用し、わずか10日間で目標を達成しました。2回目のリターンは初代メンバーとして特別感のあるものにしています。
6 curryのプロジェクトの特徴は、2回とも強い想いを語っている点です。移転での地域交流やコミュニティ作成など、商品以外のアピールもしています。
まとめ
「叶えたい夢、やってみたい事業があるけど資金がない」という人は多いでしょう。
しかし、今の時代「クラウドファンディング」を利用することによって、そのプロジェクトや熱意に心を動かされて、支援してくれる人があなたの夢を叶えてくれる手助けをしてくれる仕組みがクラウドファンディングです。
クラウドファンディングは魅力的ですが、リスクも存在します。
夢や目標を叶えるために、事前のリサーチを行い、計画を立て、クラウドファンディングに挑戦してみることは資金調達の1つの方法です。
「OTOMO」は、店舗が抱える多様なニーズを一気通貫でお供します。
- 売上の支援〜人材確保までマルチにアドバイス
- SNS/MEOなど集客に関する相談も可能
- LINEまたは電話でオペレーターがサポート
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