予約アプリのおすすめ比較13選!人気なものから無料アプリまで紹介

店舗での予約管理ができて便利な予約アプリ。タブレットやスマホにインストールするだけで利用でき、予約における人的ミスの削減にもつなげられることがメリットです。

しかし、さまざまな予約アプリがリリースされているため、どの予約アプリを選べばよいか悩んでしまうのではないでしょうか。

そこで本記事では、予約アプリのおすすめ13選を紹介します。人気なものから無料で使えるものまでを幅広くピックアップしていますので、ぜひ参考にしてください。

予約アプリとは店舗における予約受付を管理できるアプリ

予約アプリとは、店舗での予約受付を一元管理できるアプリです。

主な機能としては基本となる予約管理機能をはじめ、顧客管理機能やメッセージ配信機能などがあります。

業種に合った機能が搭載されているアプリを選ぶことで、より効率的な業務が可能になります。

予約アプリを活用すれば、店舗の予約受付を効率よく管理できるため、より円滑に業務を進められるでしょう。

予約アプリの選び方

予約アプリを選ぶ際は、以下4つのポイントに注目しましょう。

  1. 必要な機能が備わっているかで選ぶ
  2. 従業員・顧客ともに扱いやすいかで選ぶ
  3. 利用料金で選ぶ
  4. 無料プランの有無で選ぶ

必要な機能が備わっているかで選ぶ

自社の業務に必要な機能が搭載されている予約アプリを選ぶことが大切です。

例えば、レッスン教室などであれば、基本の予約機能に加えて回数券管理や月謝管理ができる機能が備わっていると便利です。

どのような機能があればお客さんや従業員がストレスなく店舗を回せるか、考えながらアプリの導入を検討しましょう。

従業員・顧客ともに扱いやすいかで選ぶ

従業員も顧客も扱いやすい、シンプルな操作方法のアプリを選ぶのがおすすめです。

操作方法が複雑だとスタッフへのレクチャーに手間取ったり、顧客が予約を断念してしまったりするケースもゼロではありません。アプリが原因で予約の機会損失が起これば本末転倒です。

直感的に操作しやすいかどうかもチェックしておきましょう。

利用料金で選ぶ

搭載機能に見合った利用料金かどうかも大切なポイントです。

予算を大幅に上回るアプリでは、どれだけいいスペックだとしても継続的に利用できません。中長期的に利用することを前提にアプリを導入することが大切です。

また、利用しない機能が多い高コストのアプリなら、店舗に適していません。

費用対効果も判断軸としながら、本当に適したアプリか見極めましょう。

無料プランの有無で選ぶ

サービスによっては、無料プランが提供されているものもあります。

無料プランがあれば、店舗との相性がいいかを気軽に確かめられます。万が一、合わなかったとしても大きな痛手にはなりません。

他のアプリに切り替えやすいため、導入も検討しやすいでしょう。

無料プランがない場合も、期間限定の無料トライアルが利用可能な場合もあります。あわせて確認してみてください。

予約アプリのおすすめ13選

それでは、おすすめの予約アプリ13選をご紹介していきます。

  1. Airリザーブ
  2. tol(トル)
  3. LINE公式アカウント
  4. RESERVA(レゼルバ)
  5. ヨヤクノート
  6. レストランボード
  7. STORES予約
  8. SuperSaaS(スーパーサーズ)
  9. hacomono
  10. kintone(キントーン)
  11. リザエン
  12. yoyakul.jp

Airリザーブ

初期費用
月額費用 フリープラン:0円
ベーシックプラン:5,500円
プレミアムプラン:要問い合わせ
機能 予約受付、顧客管理、店舗管理など

Airリザーブは、シンプルで直感的な操作が可能な予約アプリです。

月額費用はずっと定額で、何件予約が入っても変わらないためコストを抑えたい方にはぴったりでしょう。導入後に困ったことがあれば、サポート料金が無料でいつでも問い合わせができる点も心強いです。

来店日の前日には、リマインドメールを自動で配信したりすることも可能。予約業務を自動化することで空いた時間を、ほかの業務に使えるため効率アップにつながります。

tol(トル)

初期費用
月額費用 Starterプラン:0円
Businessプラン:3,180円
機能 ネット予約、事前ネット決済、予約受付時の自動応答メール送信など

tol(トル)は、アプリを通じて必要な情報を入力するだけで自分だけの予約ページを簡単に作れる予約アプリです。

プランによる予約件数の上限、機能の制限などは一切ありません。顧客管理機能により顧客情報を自動的に解析し、自動振り分けを行えるのが魅力です。

ネット予約をはじめ事前決済や顧客管理なども、SNS感覚で簡単に利用できます。エステサロンや料理教室など、業種を問わずおすすめできるサービスです。

LINE公式アカウント

初期費用
月額費用 フリープラン:無料
ライトプラン:5,000円
スタンダードプラン:15,000円
機能 予約受付、一斉送信、チャットによるコミュニケーションなど

LINE公式アカウントの「LINEで予約」機能は、飲食店を対象にしたシステムです。

LINE公式アカウントから送信されたメッセージやプロフィールから予約フォームに直接遷移し、そこで予約を完結させられます。

店舗側は予約数を一目で把握できるようになることがメリットです。友だち追加したユーザーにメッセージを配信したりと、一度利用した顧客を逃さないようにするための機能が優れています。

LINEの他サービスとの連携も可能です。

RESERVA(レゼルバ)

初期費用
月額費用 フリープラン:0円
シルバープラン:7,700円
ゴールドプラン:15,400円
エンタープライズプラン:27,500円
スイートプラン:55,000円
機能 顧客・会員管理、オンライン決済、多店舗管理など

RESERVA(レゼルバ)は、登録事業者数が26万社を突破した人気予約アプリです。

予約受付も顧客管理も0円で利用可能なため、コストを抑えたい方にもぴったり。3分ほどで完了する簡単な設定を終えたら、その瞬間からすぐに受付を開始できます。

多機能で細かなカスタマイズも可能なので、個人事業主から大企業までどんなビジネスにもフィットするでしょう。

予約受付も顧客管理も0円で利用可能なため、コストを抑えたい方と相性がいいです。

ヨヤクノート

初期費用
月額費用
機能 顧客台帳自動登録、系列店舗の連携、警告機能

ヨヤクノートは、iOS専用の飲食店向け予約アプリです。

一度予約を登録するだけで顧客台帳が自動登録されるため、お客様一人ひとりに寄り添ったおもてなしができます。系列店舗や本部との連携も可能で、満席の場合は系列店舗に誘導したりといった使い方もできます。

予約時にダブルブッキングや人数オーバーなどが発生しそうな場合は、警告してくれる機能も。また、対応内容を音声録音可能だったりと、アナログな予約受付ではできない便利機能が満載です。

レストランボード

初期費用
月額費用
機能 テーブル管理、予約台帳、顧客台帳など

レストランボードは、0円から気軽に利用できる予約アプリです。

直感的な操作が可能で、機械操作が苦手な人でもすぐ使いこなせます。無料で利用できるPOSレジアプリ「Airレジ」と連携すれば、 より効率的に業務を進められるでしょう。

空席情報をネット予約と自動的に連携できるテーブル管理機能や、顧客の来店履歴を登録しておける顧客管理機能など、接客をサポートする機能がもりだくさんです。

STORES予約

初期費用 0円
月額費用 フリープラン:0円
スモールプラン:9,790円
チームプラン:19,690円
ビジネスプラン:28,600円
エンタープライズプラン:66,000円
機能 予約管理、顧客管理、販売催促など

STORES予約は、スタッフごとに予約受付・管理ができる予約アプリです。

これまでの累計導入社数は15万以上。さまざまな業種や用途に対応しています。

月謝や回数券などの決済管理をまとめて管理できるため、レッスン教室などにもおすすめ。LINEと連携すれば、日程変更やリマインド案内もすべてLINEからおこなえるようになるので便利です。自動案内もしてくれるのはユーザーにとってうれしいポイントでしょう。

SuperSaaS(スーパーサーズ)

初期費用 0円
月額費用 無料版:無料
PACKAGE A:1,000円
PACKAGE B 2,000円
PACKAGE C 3,000円
PACKAGE D 4,000円
PACKAGE E 5,000円
機能 決済機能、権限設定、リマインダーなど

SuperSaaS(スーパーサーズ)は、初期費用無料でいつでもスピーディーに導入できる予約アプリです。完全セルフ型システムのため、運用コストの大幅な削減が実現できます。

ロゴやスケジュールのデザインを好きにカスタマイズして、自社オリジナルの予約システムとして公開できるため、多店舗と差別化を図れます。

事業規模に合わせ、優良プランに切り替えたりすることも柔軟に対応できるでしょう。

hacomono

初期費用 15万円
月額費用 35,000円
機能 マイページ、体験・見学予約、デジタル会員証など

hacomonoは、業界大手企業にも導入されている予約アプリです。

入会手続きはスマホで完結させられるので、手間がかかりません

予約状況を一目で確認できるだけでなく、クーポンもデジタルで対応できることが特徴。顧客側は、予約の変更も空き状況の確認もアプリで手軽にできます。

実際に利用したユーザーからは、事務手続きが1/3に削減できたとの声があります。業務の効率化を考えているのであれば導入して損はないでしょう。

ChoiceRESERVE

初期費用 33,000円
月額費用 22,000円
機能 予約受付、事前決済、在庫管理など

ChoiceRESERVEは、予約管理のノウハウを持ったプロの専門チームが、顧客一人ひとりに合わせた最適なパッケージを提案してくれる予約アプリです。

予約アプリの知識が全くなくても、安心して任せられるでしょう。

導入前はもちろん、導入後も徹底したサポートがあります。予約受付などの基本的な機能はもちろん、複数店舗の管理機能や会員連携機能、無断キャンセルのリスクを減らす事前決済機能なども用意されています。

kintone(キントーン)

初期費用 0円
月額費用 スタンダードコース:1ユーザーにつき1,500円
ライトコース:780円
※5ユーザーから契約可能
機能 リマインド通知、外部サービス連携、多言語対応など

kintone(キントーン)は、プログラミングの知識がなくても自分たちで業務アプリをつくれるノーコードツールです。

実際の業務に携わっている人たちが自らつくるため、柔軟に対応しやすいことがメリット。連携可能なサービスは200種類以上あるので、うまく活用すればより効率的に業務を進められます

小さなシステムはもちろん、事業の中心となるような大きなシステムまで、kintone一つで対応できるようになります。

リザエン

初期費用 20,000円
月額費用 ビジネス版:10,000円
エンタープライズ版:要お問い合わせ
機能 予約台帳、キャンセル待ち機能、CSVデータ出力など

リザエンは、200以上の業種に対応している予約アプリです。24時間365日の監視体制が整っており、高いセキュリティ性を誇ります。すぐに利用開始できるビジネス版とカスタマイズ性に優れたエンタープライズ版が用意されています。

エンタープライズ版は独自のシステムカスタマイズが可能で、セキュリティ強化や他システムの連携もしたい人におすすめ。1ヶ月の無料トライアルがあるため、予約アプリをはじめて利用する方はぜひ試してみるとよいでしょう。

yoyakul.jp

初期費用 0円
月額費用 0円
機能 予約管理、売上分析、顧客カルテなど

yoyakul.jpは、すべての機能を月額無料で使える予約アプリです。

顧客数が30人、または月間予約数が30件までであれば無料プランでもまかなえるため、コストを抑えたい人にもおすすめです。

主に美容室・サロン向けでパソコンやスマホ、タブレットで利用でき、予約管理はもちろんメール配信や顧客カルテ機能も搭載しています。利用している中でわからないことがあれば、電話やメールで無料サポートをおこなっているため安心です。

予約アプリのメリット5つ

では最後に、予約アプリの主なメリットを5つ紹介します。

  1. 予約管理業務を効率化できる
  2. 24時間いつでも予約受付できる
  3. 予約の機会損失を起こさずに済む
  4. 事前決済で会計・集計の手間を削減できる
  5. 顧客情報の収集とデータ化ができる

予約管理業務を効率化できる

予約アプリを導入すれば、予約管理業務を効率的に行えます。

アプリ内で予約業務を完結させられるため、アナログ作業や手間が発生しなくなります。

また、人的ミスが起きづらくなることもメリットです。

また、顧客の管理が楽におこなえるようにもなります。顧客の名前に住所やメールアドレスなどをそれぞれ紐付けて管理できるため、ユーザー自身がリピートした際の手間なども省くことが可能です。

24時間いつでも予約受付できる

予約アプリは、24時間いつでも予約受付できることが魅力です。

電話での予約受付だと顧客への対応時間が生じることに加え、常に電話に出られる状態でいなければいけないというプレッシャーもあるでしょう。

予約アプリを導入すれうば、業務時間外でも顧客は手軽に予約できるため、予約のために時間を確保しなければいけないといったストレスが生じません。

また、予約操作自体も簡単な場合が多いので、予約へのハードルを極力下げることができます。

予約の機会損失を起こさずに済む

予約アプリの導入により、顧客はいつでも好きなタイミングで予約できるため、予約の機会損失を起こすことがなくなります

業種によっては対人対応が嫌がられる場合もありますが、そのような人でも気軽に予約できるようになることが期待できます。

それでいて従業員側も予約受付をする手間がかからないので、まさにwin-winのシステムと言えるでしょう。

事前決済で会計・集計の手間を削減できる

事前決済できる予約アプリなら、会計時の手間を削減できます。

決済方法を何にするか尋ねたり、お金を数えたりする必要がなくなるのはメリットといえるでしょう。顧客に事前決済をしてもらうため、リマインドメールや事前決済促進などもおこなえるので便利です。

また、事前に決済しておいてもらうことで無断キャンセル対策にもなります。団体を相手にすることが多い店舗にとっては非常に心強い機能です。

顧客情報の収集とデータ化ができる

予約アプリを通じて予約受付することで、顧客情報の収集およびデータ化が可能となります。名前に紐付けて住所やメールアドレスなどを登録しておけるので、リピーター獲得のための働きかけにも活用できます。

またデータを分析すれば、マーケティングにも利用できるでしょう。アナログな予約受付の場合はなかなか得られないメリットなので、ぜひ有効利用してみてください。

まとめ:使いやすく自社に合った予約アプリを導入しよう

予約アプリの導入をするかしないかで、業務効率やスムーズさが大きく異なります。

とはいえ、店舗に合わないアプリを導入してしまうと、かえってマイナスになりかねません。

予約アプリを選ぶにあたって、「求める機能が搭載されているか」「使いこなせるかどうか」「費用が適正であるか」といったポイントが大切です。

上記のポイントをもとに、より適した予約アプリを導入して、顧客から選ばれる店舗を築いていきましょう。