ポイントカード作成アプリのおすすめ10選!無料で使えるアプリも紹介

スマホが普及して利用が一般的となっている中、ペーパーレス化で紙のポイントカードからアプリ化の流れが加速しています。

飲食やアパレルなどでポイントカードのアプリ化をする店舗が増えています。

ポイントカードのアプリ化は難しいと思われるかもしれません。しかし、作成アプリを活用すれば手軽に作成できます。

そこで本記事では、おすすめのポイントカード作成アプリ10選をご紹介します。無料で使えるアプリもピックアップしているので、お試しで使ってみたい方もぜひ参考にしてください。

ポイントカード作成アプリとは?

ポイントカード作成アプリとは、Web(アプリ)上でポイントカードを発行し、利用履歴の管理や解析などができるアプリのこと。飲食店や美容室をはじめ多くの店舗で導入されています。

主な機能はポイントの付与をはじめ、プッシュ通知SNS連携機能などが挙げられます。

スマホさえあればいいため、紙を持ち歩く必要はありません。紙のポイントカードと比べ、格段に利便性は高まるでしょう。

ポイントカード作成アプリで得られる効果

ポイントカード作成アプリを導入することによる効果は、以下の3つです。

  1. より広い層にリーチできる
  2. リピーターの顧客増加が期待できる
  3. 顧客情報を収集・管理・活用できる

より広い層にリーチできる

ポイントカード作成アプリでポイントカードを作ることによって、より広い層にリーチできます。

紙のポイントカードは来店時でなければ配布できません。しかし、ポイントカードをアプリ化すれば、店舗だけでなくホームページやSNSなど、あらゆる媒体からダウンロードを促せます。

また、プッシュ通知機能などを駆使すれば、顧客に来店を促すことも可能。顧客に直接働きかけられるのは、紙のポイントカードにはないアプリならではのメリットです。

リピーターの顧客増加が期待できる

ポイントカードアプリの導入は、再来店する顧客の増加も期待できます。

ポイントカードを作成すれば、簡単にポイントを貯められる仕組みや、ちょっとしたゲームやクーポン発行をはじめ、お得に利用できるシステムなどを取り入れられます。

また、アプリなら紙のカードでは実現できないエンタメ性を取り入れられるため、大人はもちろん、家族連れの子供にも喜んでもらえるでしょう。

顧客が再度店舗を利用したいと思えれば、リピーターを増やすことにつながります。

顧客情報を収集・管理・活用できる

ポイントカードのアプリ化は、顧客情報をデータとして収集できるため、今後のマーケティングにも活用できます

主に収集できるデータは以下の通り。

  • 顧客の個人情報(性別・年齢・職業)
  • 購買履歴(来店日・購入内容・購入金額)
  • 類似ターゲットから人気のあった商品
  • キャンペーンの売上効果

上記のようなデータを活用すれば、どの商品をプロモーションすべきかキャンペーンが成功したのかなどを分析できます。効果的な施策の立案に役立てられるでしょう。

ポイントカード作成アプリの選び方

ポイントカード作成アプリを選ぶ際は、以下3点に注目してみましょう。

  1. 必要な機能が搭載されているアプリを選ぶ
  2. 費用感と機能面のバランスを見て選ぶ
  3. 店舗・ユーザー両方の使いやすさで選ぶ

必要な機能が搭載されているアプリを選ぶ

ポイントカード作成にあたり、店舗にとって必要な機能が搭載されているかどうかが重要です。

多機能なアプリだとしても、使いこなせなければ意味がありません。単にポイントカード機能のみをアプリ化したいだけであれば、最低限の機能のみを搭載したシンプルなアプリを選べばよいでしょう。

一方、絶対に欲しい機能があるならその機能が使えることを必須条件に入れて探してみてください。

費用感と機能面のバランスを見て選ぶ

ポイントカード作成アプリが有料の場合、毎月かかる費用が機能に見合っているかもチェックしましょう。

料金だけが安くても機能が少なければ十分に活用できません。一方、機能が豊富でも料金が高ければ長期的に利用するのは難しいでしょう。

そこでまずは必ず欲しい機能を洗い出し、機能面と費用のバランスを見ながら比較検討してみてください。

店舗・ユーザー両方の使いやすさで選ぶ

スタッフはもちろん、顧客にも使いやすいアプリであることが望ましいです。

せっかく紙からアプリに移行して利便性が向上したにもかかわらず、操作が難しければ十分な恩恵は得られません。

特に飲食は若い層から年配の層まで幅広いユーザーが利用すると考えると、使いやすさは重要なポイントになります。

顧客が利用したら使いやすいと感じるか?」といった視点で、スタッフにモニターしてもらうのも有効な確認手段でしょう。

無料ポイントカード作成アプリのおすすめ10選

それでは、おすすめのポイントカード作成アプリ10選をご紹介します。

  1. LINE公式アカウント
  2. Yoruca
  3. KINCHAKU
  4. Canva
  5. Adobe Spark
  6. VistaCreate
  7. Visme
  8. Creative Cloud Express
  9. ラクスル
  10. ASOBOAD(アソボアド)

LINE公式アカウント

運営会社 LINE株式会社
初期費用 0円
月額費用 0円
機能 使用状況分析、特典チケットなど

LINE公式アカウントは、LINEで公式アカウントを取得した人であれば誰でも無料で利用できるポイントカード作成アプリです。

管理画面からは発行済みカードの数や付与ポイントの合計などの分析がおこなえます。ポイントが5ポイント貯まれば「特典チケット」として、好きに設定した内容のものを友だちに送信できます。

工夫して利用すれば、リピート率の改善やリピーターの育成にも繋がり集客が見込めるようになるでしょう。

Yoruca(ヨルカ)

運営会社 株式会社 月華堂
初期費用 0円
月額費用 0円
機能 QRコード

Yoruca(ヨルカ)は、チケットやクーポン、ポイントカードをスマホ1台で使えるようになるポイントカード作成アプリです。ポイント獲得はQRコードを読み取るだけ、クーポンの利用はQRコードを見せるだけでおこなえます。

紙のクーポンは紛失の心配がありますが、Yorucaならそんな心配は無用。また基本料金は無料なので、店舗はもちろん顧客側にもメリットが大きいでしょう。Yoruca対応のお店はマップから探せるのもユーザーにとってうれしいポイントです。

KINCHAKU

運営会社 株式会社 KINCHAKU
初期費用 0円
月額費用 スタンダードプラン:5,940円
プレミアムプラン:要お問い合わせ
機能 決済機能、分析機能、パス発行機能など

KINCHAKUは、顧客管理や日常業務を効率化できるポイントカード作成アプリです。ポイントの付与はもちろん、会員証や割引券などもスムーズに利用できるようになり、会計時間を短縮できます。

ウォレットパスを活用すれば、顧客データの分析も可能です。キャッシュレス決済にも対応しているため、レジ業務の軽減はもちろん、利用履歴から顧客の情報を把握してマーケティングやプロモーションなどに活用することもできるようになります。

Canva

運営会社 ソウルドアウト株式会社
初期費用 0円
月額費用 Canva Free:0円
Canva Pro:1万2,000円(年額)
Canva for Teams:3万円(年額)
機能 テンプレート

Canvaは、おしゃれなショップカードを簡単に作成できるポイントカード作成アプリです。

写真やイラスト、アイコンなど豊富な素材を使用できるのが魅力。デザインに自信がなければ、好みのテイストからテンプレートを選ぶこともできます。

素材を入れ替えるだけでオリジナルのデザインが簡単に作成できるため、手軽におしゃれなポイントカードを作成したい方におすすめ。Canvaプリントの印刷はプロ品質なのもうれしいポイントです。

Adobe Spark

運営会社 アドビ株式会社
初期費用 0円
月額費用 0円
機能 テンプレート、生成AIツールなど

Adobe Sparkは、誰でも簡単にコンテンツを作成できるポイントカード作成アプリです。画像の編集はクイックアクションで効率的におこなえます。プロが作った何万ものテンプレートが用意されているため、手早く作成することも可能です。

デザインセンスに自信がなくても、素材の組み合わせで簡単におしゃれなポイントカードを作成できます。利用期限がなく、ずっと使える無料プランも用意されているのでコストをなるべく抑えたい方にもおすすめです。

VistaCreate

運営会社 VistaCreate
初期費用 $0
月額費用 スタータープラン:$0
Proプラン:$10(日本円:約1,497円)
機能 テンプレート

VistaCreateは、たくさんの無料テンプレートから好きなものを選んで手軽にデザインを作成できるアプリです。10万以上あるテンプレートはすべてプロがデザインしています。頻繁に更新もされているため、常に時代に沿った新しいデザインを導入できるでしょう。

ポイントカードをすぐに作成したいときは、テンプレートを選んで調整、そして印刷をするだけで完了。直感的に利用できるツールなので、デザイン初心者でも安心です。

Visme

運営会社 Visme
初期費用 $0
月額費用 ベーシックプラン:$0
スタータープラン:$12.25(日本円:約1,833円)
プロプラン:$24.75(日本円:約3,703円)
機能 テンプレート

Vismeは、初心者でも簡単に魅力的なデザインのポイントカードを作れるアプリです。

利用者数は1,010万人を超えており、顧客満足度は98%以上。中小企業から大手企業まで、幅広い業種の会社で採用されています。

豊富なテンプレートが提供されているため、世界観の統一されたデザインを手軽に作成できます。

初心者はもちろん、デザイン知識のあるベテランデザイナーでも過不足なく扱えるポイントカード作成アプリと言えるでしょう。

Creative Cloud Express

運営会社 アドビ株式会社
初期費用 0円
月額費用 0円※プレミアム機能:月額1,078円
機能 テンプレート

Creative Cloud Expressは、操作が簡単で誰でも美しいデザインを作れるポイントカード作成アプリです。

プロが作成したたくさんのテンプレートがあり、Adobe Stockの画像も使用できるためカスタマイズの幅が広いです。

デザインスキルが全くない初心者の方でも、簡単な操作でおしゃれなデザインのポイントカードを作れることが特徴。Adobeユーザーであればとくに、利用してみて損はないサービスといえるでしょう。

ラクスル

運営会社 ラクスル株式会社
初期費用 0円
月額費用 0円
機能 テンプレート

ラクスルは、印刷の専門知識が全くなくてもポイントカードを作成できるアプリです。テンプレートが用意されているため、1からデザインやレイアウトを考える必要がありません。

入力した内容はそのままで、テンプレートだけを選び直せるのが便利です。印刷サンプルは無料で、仕上がりや質感をしっかり確認できるのがうれしいポイント。

また仕上がりが気になる場合は即再印刷または返金対応してくれる保証も充実している、サポート体制も万全のサービスです。

ASOBOAD(アソボアド)

運営会社 デザイン事務所AMIX
初期費用 片面カラー・コート紙:2万1,500円〜5万5,810円
カラー×白黒:2万4,970円〜6万3,840円
両面カラー・コート紙:2万8,310円〜6万7,170円
月額費用 0円
機能
公式サイト https://asobo-design.com/nex/

ASOBOAD(アソボアド)は、ポイントカードをはじめさまざまな媒体のデザインができる、比較的低コストで利用可能なサービスです。低価格ながら、プロのデザイナーがクオリティの高いデザインに仕上げてくれます。

自分でデザインするのではなく、すべてプロに任せたいという人におすすめです。名刺やパンフレット、チラシデザインなども対応しているため、ポイントカードとほかの媒体のデザインを揃えたいといった場合にも重宝するでしょう。

ポイントカード作成アプリのメリット

ポイントカード作成アプリを利用するメリットは、以下の3つです。

  1. ユーザーがポイントを獲得・利用しやすくなる
  2. 限定クーポンの発行がしやすくなる
  3. カード発行のコストを削減できる

ユーザーがポイントを獲得・利用しやすくなる

ポイントカードを紙ではなくアプリにすることで、ユーザーはポイントの獲得や利用がしやすくなります

紙のポイントカードだと、わざわざ用意しなければなりません。かさばってしまうのも不便といえる点です。

一方スマホは、常に持ち歩いているためスムーズに画面掲示ができます。ポイントの獲得・利用がストレスなく行えるのは、ユーザーにとって大きな利点です。

限定クーポンの発行がしやすくなる

ポイントカードアプリなら、限定クーポンの発行を手軽に行えます

紙のポイントカードでは、クーポンの発行も紙になり、来店時の配布もしくはポスティングといったアナログの施策に限られます。

しかしアプリ化すれば、その中でポイントカードにあわせてアプリ内クーポンを配布できます。

クーポンの発行作業が楽になる店舗側と、タイムリーにクーポンを受け取れる顧客側、双方にメリットがあります。

カード発行のコストを削減できる

紙のポイントカードの場合は紙や印刷のコストがかかりますが、ポイントカードアプリの場合はそういった費用がかかりません

ポイントカード作成アプリは無料のものも多く、コストを削減しながら運用・管理できます。

初期費用や月額費用がかかるアプリは、コスト面で負担がかかりますが、来店を促して売上につながれば結果的に大きくプラスになるでしょう。

無料のポイントカード作成アプリは機能が制限される可能性がある

無料のポイントカード作成アプリは、いくつかの機能が制限されるもしくは上限が設定されている場合があります。

例えば、カード作成時に使用可能な編集機能やテンプレート、素材などさまざまな制限や上限が挙げられます。

こうした上限は、有料プランにすることで解消できる仕組みとなっています。

有料プランを活用すれば、より顧客や店舗側にも利便性の高いカードが作成できるようになるため、アップグレードも検討してみてください。

まとめ:自分のショップに適したポイントカード作成アプリを導入しよう

無料で利用できるアプリもありますが、必要な機能が搭載されているかを事前にチェックしておくことが大切です。

必要な機能が備わっていなければ、十分なカードは作成できません。

費用感と機能面のバランスなどを確認しながら、自分のショップに適したポイントカード作成アプリを導入しましょう。